ブログ記事1,448件
先日私が勤務するある病院の常勤の内科医が数か月後に退職することになりました。本当に突然の決定です。何でなのか探りをいれてみました。するとこんな感じでした。もともと声高に自分の意見は言うのに仕事はあまり熱心でなかったこの医師を経営者はあまり好んではいなかったようです。やめてもらいたかったのでしょう。ただ常勤なのであまり大っぴらに解雇もできません。そのため①医師は基本年単位の契約を年度ごとに更新するのですが、半年ごとの契約にしました。
頭痛患者らが訪れる東京都内のクリニック。野村竜太郎医師は診察前、生成AI(人工知能)が作った要約文に目を通す。基になるのは患者が事前にスマートフォンで入力した情報だ。頭痛の原因は様々だ。どのタイプか見極めるには、痛みの特徴や症状の経過など確かめる点が多い。「必要な情報を瞬時にまとめてくれる。的を絞った質問ができ、診察がスムーズ」と便利さを語る。HITO(ひと)病院(愛媛県四国中央市)ではミャンマーやフィリピンなどから来た看護補助者約20人が働く。スマホのチャットには逐次、日本人
ブログのコメントありましたので書いてみます。病院、クリニックのトイレいろいろあります。まず水です。ウオシュレットや流す水の量を節約のためか少ししか流せなくしているところあります。これは、流しきれないので困るんです。一回大きいほうをして、全部流しきれずしばらく出れないことありました。このようなところは、当然経営ヤバメでした。液体石けん切らしているところなんて、やっぱり医療の内容もずさんでした。あと職員専用のトイレで壁にアチコチ業務連絡が貼ってあるところありま
場末の病院にいて思う事は、きちんと教育されていない医師が多く、行き場を失っている事です。地方では、まだまだお医者様!何でしょうね。若くても、奉られるからかおかしな行動をとっても、注意などされないし、言葉遣いや礼儀のしつけもされないのでしょう。年齢を重ねても、あいさつもまともにできず、患者さんやスタッフとも、上手に話せない医師が、本当に多く、老人病院などに流れてきてとんでもない行動をする。これは、よく見る光景です。これでも昔は、まだいくらか指導あったと思うのですが、今は、
よくある処方で私があまりやらない事を書きます。足がむくむ高齢者の方多いのです。その中には、心不全、腎不全、肝不全、甲状腺疾患など明確な診断がつく場合もあります。でも、明確な病名がつかない事もよくあります。そんな時、利尿剤が処方されます。これは、尿の量をいわば強制的に増やすクスリです。尿を出すため、血管内からまず水分を引っ張ります。血管内の水分が不足したら、それを補うために組織液から水分を補充し、結果としてはむくみの改善がなされる。これは、私の感覚からしたら怖いです。血管内をカ
胆石がある方で、判断に迷うという話です。胆嚢に石ができるのが、胆石です。胆嚢は袋なので、出入り口が1つです。その出入り口に石が詰まると胆嚢がパンパンになり痛くなります。これが、胆石発作です。この胆石発作を繰り返していくうちに、胆嚢に感染が生じます。これが、胆嚢炎です。これは、敗血症など危険になる事あります。そのため、胆石発作がある方は、胆嚢摘出をする事が望ましいです。ただ、この胆石発作を証明する事が難しい時があります。胆石発作は、夜に起こる事が、多いのです。これは、寝た態勢の
高齢者の方を診察しているとある事に気が付きます。それは、足腰が丈夫で行動範囲が広い方ほど若々しく元気であるという事です。つまり、下半身の筋肉が立派な方のほうが、健康的なのです。でも高齢になってから筋肉をつけようにもなかなかつきません。高齢者になる前の世代までに筋トレを行い、増やして贈ることが、望ましいです。50歳代までに、少しずつでいいので下半身を中心にした筋トレをやっておくのは本当に価値あると思います。小川生薬国産松葉茶40P(1)Amazon(アマゾン)
内科外来をやっていると、メンタルがヤバい方が、本当に多いんです。原因は、色々あるとは思いますが、脳の疲労がかなりの割合あると思います。これは、いっぺんにたくさんの事をやり過ぎなのです。社会で評価されるのは、生産性です。つまり、時間あたりたくさんの事を同時並行で行う事が望ましいのです。これは、脳が疲労します。これが蓄積してうつになったり、不眠になったり。。。では、どうするかプライベートでは、同時並行でいろいろやらないようにする事です。シングルタスクなら脳は疲労せず、リラック
ピロリ菌除菌をした後、患者さんにお願いしている事があります。年一回胃カメラを受けて下さいという事です。ピロリ菌除菌をすれば、その年齢が若ければ若いほど胃癌のリスクを抑える事ができます。でも、起こる時は、起きてしまうのです。また、その発症がわかりにくいのです。バリウムでは正直わかりにくい。胃カメラでも見つけにくいのです。ですので、内視鏡学会でも、ピロリ菌除菌後は年一回の胃カメラを推奨しています。でも、実際は、実行されないケースが多いようです。会社の健診で、自動的にバリウムが入れ
胃カメラをする時に、生検というものをする事があります。これは鉗子という道具を用いて胃や食道などをちぎり取り、それをホルマリンなどで処理し染色し、どのような組織、細胞なのかチェックする事です。患者さんは、組織検査なんて話をすると自分は、癌が確定したと勘違いをしてしまい、結果が出るまでの期間強いストレスを感じて過ごすことがあります。そのため、基本的には大丈夫で念のためであると伝える必要があります。一方で、癌が、ほぼ見た目で確定の患者さんは、認識を持って頂く必要があるので、癌を疑って
年始のブログのコメントにありましたので自分なりに考えたことを書きます。医師に質問をして、ご自身の診断や治療を理解し納得することは、とても重要です。ただ。。これが現状ですが、そもそも患者さんへ説明する必要性を感じていない、説明するスキルがない医師もいます。このような医師にどう対策しても効果はないと思います。コミュニケーションをとる事自体がストレスになるようなら離れるべきかもしれません。上記には該当しませんがちゃんとしたいが、時間がなくうまく説明できない医師も多いんです。これには、
クスリについて書きます。クスリでコワイのは、副作用です。代表的なものは、肝臓や腎臓の障害、薬疹などのアレルギーです。これが、起きた時に、どのクスリが、原因なのかを調べる、いわば犯人探しを行わなければいけません。これが、時に難しいのです。同時に開始したクスリがある場合、どっちかわかりません。また、もの凄く治療の中心となるいわゆるキードラックであれば、中止の判断も慎重にしなければならず、大変なのです。私は、なるたけクスリを複数いっきに開始はせずズラして処方します。また、なるたけシ
EDクリニックに勤務した経験を書きます。患者さんのパターンは、もうこのパターンしかないぐらい特徴があります。1女性慣れしていない20歳前半の男子緊張してしまい、また以前失敗した事がトラウマになり、という感じです。本当に多いですね。2老化に伴う衰え60歳以上これは、イメージしやすいと思います。私は、勤務する前は、このパターンが一番多いと思っていましたが、実は、それほど多くないのです。ただ、80歳ぐらいの方も受診する事があり、男性として生きるとは、この部分も関わり続けるのだなと感
今回は、最近経験した症例です。めまいがして、フラフラするし、頭痛もよく起こる高齢女性が、受診しました。脳外科に行って、MRI撮っても異常なしでどうしたらいいかと内科受診です。診察しても、異常なし。でも、つらそうです。血液検査で、ビタミンD欠乏はありました。その他は、異常なしです。患者さんに説明しました。効果あるかはっきりわからない。でもビタミンD欠乏があるので、補充してみますか?希望されたので、サプリメントで25OHビタミンD1000IU1錠だけ飲んでもらいました。
私の患者さんで、食道について過度に心配される方が、います。胃カメラやっても、CTなどやっても何もありません。よくよく聞いてみるとお母様が、食道アカラシアという病気の治療で、不幸にして亡くなられたようなのです。お母様の病気は、特殊で頻度は高くなく、その方にはない事を何度も説明し、理解して頂き、その後は症状治まりました。コロナ流行で面会できないので、老衰で亡くなりそうな患者さんを病院から家に返して、御家族皆さんで、最期を看取った事があるのですが、亡くなった後の納得の表情も忘れられません。
今回は、久々にスピリチュアル体験を書こうと思います。以前勤務していた老人病院には、名物キャラいました。それは、小柄なおばあちゃん。でもおそらくは、生きていない、霊的存在だと思います。身長は、多分小学校低学年程度で小さいのです。アタマは白髪で昔の日本女性がやっていたような後ろで結うような感じで和服です。そして、このおばあちゃん、全然怖くないのです。可愛らしい感じです。視線を感じて、後ろを振り向くと、廊下のカドの所から、半身でのぞいていて、みつかったらパッと引っ込めたりします。
外科医から依頼される事で、以前はあまり無かった事を書きます。大腸癌の患者さんで、病変部位に点墨する事です。大腸癌の手術は、昔は開腹、つまりメスでお腹をガバっと切って、大腸癌を切除していました。この時は、術者が直接触れる事できるので必要がなかったようです。でも、今は腹腔鏡手術が主流です。これは、数カ所穴をお腹に開けて、そこから細い器具を入れてモニターを見ながら切除します。これだと病変がどこにあるかわからなくなる事あるようです。そこで、病変のそばに入れ墨して、外からわかるようにするのです
内科をやっていて、よくある事を書きます。開業医の内科などに受診した際あまり、診察してくれないようです。忙しいからか、めんどくさいからか。。先日も、ある若い男性が、喉が痛いと受診しました。よくよく診察すると痛いのは、奥歯。押すと痛みがヒドイです。つまり、親知らずによる歯周感染です。お近くのクリニックでは、診察されずに風邪と診断です。こんな感じなので医師が、診察しないなら、患者さん御自身が診察してはどうでしょう?少なくとも痛い場所は、押してみましょう。押して痛いのが、
以前経験した事を書きます。60歳代の女性が、大腸カメラを受けました。鎮静剤を使用したので、始める前から終わった後まで、ほぼ寝ていました。終わって1時間後に目が覚めたのですが、どうも様子がおかしいのです。普通は、鎮静剤を使用しても、目が覚めた後は、病院で検査を受けた事を思い出すのです。でも、この方は、いいます。ここは、どこですか?なぜ、私は、ここにいるのですか?どうやって私は、ここに来たのですか?検査の数時間前からの記憶がないのです。これは、一過性全健忘というものが起きていま
私の外来の患者さんで糖尿病の男性の方がいます。この方は、なかなか糖尿病の数値が安定しません。どうしてなんだろう?ものすごく疑問で困りました。そんなある日、奥さんが患者さんと一緒に受診しました。そして、ドサッとクスリの束を出してきました。私がだしたクスリが、約2年ぶんくらいあります。どうも、面倒くて、患者さんが、クスリをほとんど飲んでいなかったのです。ある日、奥さんが掃除をしていたらクスリの束を発見し、びっくりして一緒に受診です。その後奥さん管理にしてもらいクスリ飲むよう
以前勤務した老人病院での話です。ある70歳後半の女性が認知症の悪化看取り目的で私の病院に転院してきました。認知症の悪化で食事とれないとのことでしたが発動性の低下(アパシー)ということが認知症の方は起こりうるので二コリンの点滴を行いこれは改善し患者さんもぼーっとしていたのがべらべら話すようになりました。病状改善したのいいのですがご家族が全然見舞いに来ません。不思議の思いご家族と電話で話をしました。それによるとどうも60歳ごろに患者さんが突然
医療現場で働いている医師には二種類います。看護師や他のコメディカルを守ろうとする医師と、そうでない医師です。看護師は、基本医師の指示のもとで医療行為を行います。その際指示の聞き間違えなどでミスが生じたりします。また、患者さんのクレームを受けてしまう事もあります。そんな時俺は、知ーらない看護師が勝手にやった事でしょと突っぱねる医師と看護師と一緒に患者さんに謝罪したり対応したりする医師がいます。法的には、悪意あった場合は別にして基本的には、看護師のやった事の責任は管理者の
私が、研修医の救命救急センター勤務の時の話です。当時、研修医になって間もないので医学書を読んでいました。特に救急の本です。それに、どれでも書いてある内容があります。くも膜下出血での症状バットで殴られたような痛み研修医は、入院した症例のプレゼンをしなければいけません。患者さんのトコロに行き、症状を伺います。くも膜下出血の患者さんのトコロへ行き頭痛の症状について、当然伺います。バットで殴られた時の痛みですか?これ微妙に医学書と書いてある内容と変わってしまいました。患者さんは、
こんにちは!女性患者は女性医師に治療された方がメリットが大きいことを米国での調査で明らかにしたと23日、東京大などのチームが米医学誌に発表しました男性医師の場合より死亡率や再入院率が低値であり女性医師が増えれば、女性患者の治療経過の改善につながる可能性があるとしています。患者と医師が女性同士だと有益だとする論文です。性別うんぬんよりも相性やその医師の人柄が重要であるのだろうと拝察します。一方で、女性医師はきめ細かい患者さんのケアをしている印象があります。性
私のまわりの医師は、なぜか自分の子供を医師にしたがります。何とか医学部に入れたいと頭を悩ませています。仕事には、適性があります。医師の仕事にも当然あります。向かないヒト、その仕事内容に情熱を傾けられないヒトもいるはずで、親が医師だから適性ありではないはずです。おそらくは、医師になりさえすれば、今後も甘い汁を吸えるという利権みたいなものを受け継がせたいのでしょうね。でも、実際は、どうなんでしょう。日本は、完全に人口減少のフェーズです。患者さんの数も減り、クリニックは食い合いをしてい
患者さんで時々ある事を書きます。腹痛や胃部不快感があり、受診します。初めての受診であれば、かなりいろいろ検査します。その中にCTを行う事が多いです。これらの検査で問題なく、機能性胃腸症という自律神経の問題などと判断され、漢方を処方され改善します。しかし、しばらくして、また同じ症状またCTを希望し。。。。これを繰り返す,。。こんな感じで、不安感の解消のためにCTをやりたがる患者さんが、それなりにいるのです。CTは、被爆のある検査です。必要最低限にするべきです。癌の方が、定期
健康チェックのお勧めを書きます。自分の脈拍のチェックです。やり方を書きます。利き腕と反対右利きなら左手の手首の手のひら側さらに親指側を右手の人差し指と中指で触ります。ドクンドクンと脈打つのが分かれば測定を始めます。15秒数えてください。その数を4倍します。例えば15秒間に18回であれば4倍して72です。これが1分間あたりの脈拍数です。正常範囲はざっくりですが、50から80回くらいです。遅い方は、甲状腺ホルモン異常、ブロックといって心臓の刺激伝導がうまくいってい
私のブログで最もクリックされたリンク先がこのメディロイド↓メディロイド医療現場で生まれた食事制限なしの腸活サプリ胆汁酸ダイエットsapurilab.netここから買えます⇧引き続き3回目分飲み続けて終わりましたやはり、頑張らなくていいからこそ続けられる就寝前に一日一回一粒飲むだけだから簡単なのだ✌️⇩体重の減少はもちろんの事、私は特にお腹のぽっこりが気になって仕方ないのですそれがメディロイド飲み始めてからというものの毎朝💩💩💩どっさり出るのもあって気持ち的にお腹へっこんだ?!みた
私の勤務している病院での話です。ある日、事務長に呼ばれました。その病院に、Aという医師がいます。この医師は、本当は消化器内科医です。でも、前の病院などで、ヤラカシまくり、今の病院でも、あと少しで大惨事を起こし胃カメラを、やらせないようにされました。今回、なぜか、胃カメラを再びやらせろと要求してきました。だめなら辞めると。究極の人手不足の病院なので、こんな医師でも辞められたら、まずいという事で、相談です。私に、何かあった時のバックアップの依頼です。Aさんは、勤務時間の半分を
健診で、血圧高いと診断された時私ならやる事を書きます。なおこの時の血圧は上が160くらいまでを想定しています。それ以上や、頭痛などの症状を合併していたら急いで受診下さい。1マグネシウムの補充をする。経験上マグネシウムの不足から高血圧になっている方が、相当数います。腎機能障害など無ければ、補充はありです。補充は、ニガリの摂取とマグネシウム入り入浴剤です。ニガリは、豆腐の材料になるものでマグネシウムが豊富です。毎日少しずつ摂取で血圧下がる方います。マグネシウム入り入浴