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最近脳の画像診断の勉強をしています。MRIの画像の知識の中で、脳の血管について発見がありました。脳の後側を栄養する血管に椎骨、脳底動脈というものがあります。左右に椎骨動脈があり、それが上に上がると一つにまとまり脳底動脈となります。この椎骨動脈には、いろんなバリアントがあります。あるヒトは、右が太く左はチョロチョロしか流れていない。あるヒトは、脳底動脈に合流する場所が一般と違う。いろいろなんです。これは、同じ場所の血管が詰まっても脳梗塞の範囲が全然変わってしまう事に繋がりま
私のまわりの医師は、なぜか自分の子供を医師にしたがります。何とか医学部に入れたいと頭を悩ませています。仕事には、適性があります。医師の仕事にも当然あります。向かないヒト、その仕事内容に情熱を傾けられないヒトもいるはずで、親が医師だから適性ありではないはずです。おそらくは、医師になりさえすれば、今後も甘い汁を吸えるという利権みたいなものを受け継がせたいのでしょうね。でも、実際は、どうなんでしょう。日本は、完全に人口減少のフェーズです。患者さんの数も減り、クリニックは食い合いをしてい
咳をしたことない、そんなヒトは、いないでしょう。咳は、反射的に出ます。手加減ができないようにいわば暴力的に続いてしまうことも経験したことあるでしょう。この咳は、本当にからだを痛めつけます。まず、喉です。咳をすると、それで喉が傷つきます。この傷が刺激になり咳が出ます。そして喉が傷つき、、こんな悪循環に入ることがあります。これを感冒後咳嗽と言います。また、咳で肋軟骨が折れることがあります。肋軟骨とは、肋骨の前の部分が柔らかくなっているところを言います。これが変形するの
胃カメラをやっていて楽しみが、一つあります。それは、ピロリ菌除菌後の胃を見て良くなったと実感する事です。ピロリ菌感染した胃は、個人差はありますが、見た目が汚いです。ネチョネチョした粘液が胃にベタッとはり付いています。また、充血をしていてやや浮腫んでいる事も多いです。やはり、カラダには良いことないなという印象です。それが、除菌後の胃カメラは、全然違います。粘液がはり付くことは少なくなります。あってもサラサラしていて水で簡単に洗い流せます。赤み、浮腫みはとれて、肌色になり美しいで
解毒は、健康管理上とても重要です。生活をしていると、どうしても毒は体内に入ります。農薬、添加物アルミニウムフッ素などなど。この解毒で、重要な働きがあるのは、肝臓です。消化管で吸収されたものは、門脈を通して肝臓に送られます。一番初めに、かつ高い関門になるのです。この肝臓をうまく使っていくことが、解毒の重要ポイントです。どう使っていくかです。一つ目は、毒の量をなるたけ減らすことです。日常的に、毒が大量に流入すれば、肝臓で処理しきれません。どうしても、関
「神山診療所」からお知らせします。精神疾患を治療できる、唯一の存在になります。闘病記を書かれている人、来訪ください。特筆事項1、病名問いません2、個人情報必要ありません・・・こころの病の方、躊躇する必要ありません来訪ください3、治療はメールのみで完結・・・通常2~3回のメールで治療完了します4
医療は、患者さんのために行うべきものです。また、医療は、それを存続させるために、経済的な利益を生む必要があります。この二つが、両立できるなら、それがベストでしょう。いい医療を提供し、それのために人気を呼び患者さんが増えて、利益がたくさん生まれる。これであれば、何も問題なく万々歳です。でも、時として、患者さんのためと、経済的な利益が、矛盾してしまうことがあります。クリニックでよくある現象です。ある患者さんに、コレステロールの薬を処方したとします。クスリを開始したときは
以前他の医師から聞いた話です。その医師が、あるクリニックに胃カメラを行う業務のため勤務しました。そのクリニックに行って内視鏡室に入り、何気なく設備をいろいろ眺めていました。壁に生検鉗子、生検をする時に組織をちぎって外に出すものですが、それがたくさん並んでいました。よくみると、血液が付着したままです。よく洗浄していないのです。他人の血液が付着した鉗子で胃の粘膜を取れば、ウイルスや梅毒などがうつってしまいます。スタッフに伝えても、全然響かずもう、その医師は、二度とそこには勤務しな
私の患者さんで、こんな方がいます。うつの症状が出て、朝起きれない。仕事への気力がでない40歳男性。決まって受診するのが、冬です。受診時には、もうグッタリという感じです。調べてみると、ビタミンDが、正常下限の半分です。これを補充すると、途端に症状良くなり元気になります。そして、春になると、もう外来予約しても来なくなります。夏、秋は、音沙汰なしです。多分、ビタミンDのサプリも飲んでいないでしょう。そして、冬になると、登場です。日照時間が短く、太陽からの紫外線量も低いし、
私の勤務している病院(非常勤として)の常勤の医師が、私のように非常勤医としてかけもちで働くことにあこがれ検討しているようです。定住と放浪これは、ずっと以前から取り上げられた話です。私の好きな映画男はつらいよでも8作寅次郎恋歌でマドンナが、定住を捨て放浪することのあこがれを寅さんに語るシーンがあります。定住しているヒトは、放浪にあこがれるのです。それですべてが解放されて、パラダイスへ行けると思うのでしょう。でも、実際は、違います。非常勤医もそうです。
今回は、これはしない方がいい事を書きます。患者さんと親しく話せるようになると、聞いてくる事があります。先生、〇〇クリニックで、こんなクスリが出たんだけど、どう思う?ちょっと聞いてみようみたいなスタンスです。これに対して、私は、ノーコメントにしています。処方した先生の意図が十分に把握できていない事、それが専門医からの処方であった場合に私の知らないエビデンスに基づいている可能性がある事、もし、私の否定的の意見をもとに、患者さんが処方を中止した場合、主治医の先生の診療が、もの凄く
外来をやっていてまさに役得だと思うことはいろんな経験のある方や職業の患者さんの話を聞けることです。印象に残った話を書いてみます。1刑事の患者さんこの方は相手が武器を持っている状態で逮捕をした経験があります。怖くないですか?と聞いてみたところけん銃は意外の至近距離からでも当たらないそうです。かなりぶれるらしいです。それより刃物はこわいようです。振り回すだけでまぐれで当たってしまうからだそうです。2海でかせぐフリーランスこの方はある海洋で行う業務の技術
いつもお読みいただきありがとうございます😊たまに行く鰻屋さんむちゃくちゃ美味しい😋先日SNSの投稿が目に入りました。それはスレッドの投稿でしたが、こんな内容でした。”救急外来で、患者が待っているのに、医師がコンビニで買物をしていた”というクレームです。このクレームに対し、昔は病院側が、指導します、とか当たり障りない回答をすることが多かったです。しかし、最近は、”職員を守る対応”をされることもあります。今回も、”医師も人間です。適切な休養、食事をとっ
一年以上おすすめでご紹介している腸活ダイエットサプリメディロイド!!メディロイド医療現場で生まれた食事制限なしの腸活サプリ胆汁酸ダイエットsapurilab.net↑ここから買えます!!メディロイド飲み始めてから体重も減少して毎朝💩どっさり出てますやっぱり腸活って大事メディロイドは医学界で最も注目されているアスペルロシドを配合体重減少、内臓脂肪減少、コレステロール値を低下させる3つの働きが期待されるよ!腸活ダイエットだからこそお腹からすっきり毎朝気持ちが良いぐらい💩出ます!!私
高齢者の方を診察しているとある事に気が付きます。それは、足腰が丈夫で行動範囲が広い方ほど若々しく元気であるという事です。つまり、下半身の筋肉が立派な方のほうが、健康的なのです。でも高齢になってから筋肉をつけようにもなかなかつきません。高齢者になる前の世代までに筋トレを行い、増やして贈ることが、望ましいです。50歳代までに、少しずつでいいので下半身を中心にした筋トレをやっておくのは本当に価値あると思います。小川生薬国産松葉茶40P(1)Amazon(アマゾン)
内科を受診すると血液検査などを行うことが多いでしょう。この検査、病院によってまちまちです。私が、勤務しているある病院は、規模は大きくないのですが検査が何しろ充実しています。ピロリ菌の検査各種すべてその日のうちに結果出ます。ピロリ菌の検査は、尿素呼気試験といって吐く息を収集して分析する検査があるのですが、ほとんどの病院は外注です。つまり、検査だけして後日結果のために受診をしなければいけません。それが一日で済むので患者さんのメリットは大きいです。健診センターから依頼を受けて
「神山診療所」からお知らせします。1、「がん」になる原因を解明しています。転移「する」「しない」の判別もできます。2、医療にかかって「助かる」「助からない」の判別ができます。転移する「がん」患者の殆どは「個体識別番号(以下「数字」)」が複雑に絡んでいます。「数字」が確定的になれば、どのような医療科学的治療をしても助かりません。断言できます。
先日、経験した症例をシェアします。前日から、段々と首が痛くなり、そのうち熱も上がり、痛みで首が動かせない中年女性が受診しました。本当に痛そうで、首をどの方向にも痛くて向けられません。頭痛は全くなく、首の痛みだけです。これは、困った。正直に思いました。とりあえず、血液検査とCTを撮りました。血液検査は、炎症所見が軽度ありました。CTは、明らかな脳出血はなしです。よく見ると、頚椎の上の方、軸椎と言われる部位の前に石灰化があります。以前、内科の症例報告で載っていたある病気を思い出
最近、電車に乗っていて思う事が、あります。皆さん、あまりに、周りのヒトに無関心すぎる。ある時、こんな事が、ありました。明らかにラリっている男性が、車内に来ました。中指をいろんなヒトに立てまくり、目が完全にイッテいます。私は、身の危険を感じ、他の車両に移りましたが、他のヒトは、スマホに夢中で気がついてすらいません。周り見ていないんですね。これ仕事の人間関係でも同じだと思うのです。上司の様子を常に見ていたら、いつもの様子がどうなのかわかります。それが、感情の状態が
内視鏡で大腸ポリープを切った後の注意について書いてみます。大腸ポリープをきるやり方の一つにEMRというものがあります。これは、大腸を焼き切る方法です。これにより大きなポリープを切る事ができます。大体ポリープを切るときEMRを用いるのが70%くらいでないかと思います。このEMRは、ポリープの根本に、スネアという金属のわっかをかけて締め上げ、通電し焼き切ります。この通電の時にポリープの下の粘膜下層などに熱がおよびやけどになることがあります。ひどいと、さらに下の層に
内科をやっていて、よくある事を書きます。開業医の内科などに受診した際あまり、診察してくれないようです。忙しいからか、めんどくさいからか。。先日も、ある若い男性が、喉が痛いと受診しました。よくよく診察すると痛いのは、奥歯。押すと痛みがヒドイです。つまり、親知らずによる歯周感染です。お近くのクリニックでは、診察されずに風邪と診断です。こんな感じなので医師が、診察しないなら、患者さん御自身が診察してはどうでしょう?少なくとも痛い場所は、押してみましょう。押して痛いのが、
今回は、取りようによっては、問題発言なのでそのつもりでお願いします。私の勤務している病院のスタッフに明らかにコミュ障の男性がいます。ヒトとの距離感が適切にとれないためかいろいろな所から、ウワサが伝えられます。そのスタッフと私は、帰る時間が同じでよく同じバスで一緒になります。そこで気になる事があります。私の病院内にコンビニがあります。そのコンビニで賞味期限切れが起こりそうな商品が、病院スタッフに対して割安に販売されます。このスタッフは、その商品をたくさん買うのです。ほぼ毎日
乳がんは、女性にとって怖い病気です。そのきっかけは、自分で触ってしこりに気が付くというのが相当数あります。自分でよくさわるのは、本当にいい事です。そこで一つ病気を紹介します。それは、モンドール病といいます。乳房の脇に縦に走る索状のコリコリが生じる病気です。これは表面の静脈の血栓ができるのが原因です。このモンドール病の発症理由の一つに乳がん発症があるのです。モンドール病がみつかりこの後乳がんがみつかる事があります。女性の皆さんぜひ日常的に触ってみ
食事がとれない患者さんが病院受診した際多いのは消化器内科に送られます。そして一般的な血液検査と胃カメラやCTなどとり消化器内科的に問題ありませんとなった際それ以上の精査はせず闇の中へうやむやにされる事がありえます。その際どのような疾患が考えられるのかを記載します。これをもとに医師と相談ください。①嚥下障害のみ込む能力が低下していた際患者ご本人がこわくなり食事がとれなくなることあります。②慢性硬膜下出血など頭蓋内病変高齢者は時々知らな
ご訪問ありがとうございます入院後の院長先生のお話で、母の嚥下機能の検査が行えていないため、食事のリハビリが止まっていることを知り驚きます。母が検査拒否するなんて信じ難いし、もう一度母に話して検査をしてもらえるようお願いしました。同時に嚥下機能や検査についても自分でもう少し勉強しようと考えた私でした。続きです。前回の話はこちら⬇️『嚥下機能検査を拒否?!』ご訪問ありがとうございます転院した日、不安そうにしていた母が心配でしたが、看護師さんのご好意で電話に出してもらえた母は元気そうでホッ
EDクリニックに勤務した経験を書きます。患者さんのパターンは、もうこのパターンしかないぐらい特徴があります。1女性慣れしていない20歳前半の男子緊張してしまい、また以前失敗した事がトラウマになり、という感じです。本当に多いですね。2老化に伴う衰え60歳以上これは、イメージしやすいと思います。私は、勤務する前は、このパターンが一番多いと思っていましたが、実は、それほど多くないのです。ただ、80歳ぐらいの方も受診する事があり、男性として生きるとは、この部分も関わり続けるのだなと感
昔、救命救急センターで研修医として勤務した時の話です。ある男性が、銃で腹部を撃たれて、搬送されてきました。この方は、ヤクザだと思います。風貌が、まさに、それでしたので。しかも、部下と思われるヒトをたくさん引き連れていたので、それなりに大きい組織の幹部だと思います。この男性の肝臓を銃弾が複数箇所貫通していました。緊急手術となります。私は、オペ出しと言って、患者さんを手術室に搬送する事になりました。多分、めちゃくちゃ痛いはずです。でも、この男性、部下がまわりにいるからか、全然痛がる素
時々いらっしゃる患者さんについて書きます。病名をお伝えし、現状と今後の治療について説明し、相談していると、だんだんけんか腰になってくる方がいます。どんなに丁寧に対応したとしても、います。おそらく、病気と、その情報を発してくる医師が、ごっちゃになってきて、医師が、自分達健康や生活の脅威となったよいうな錯覚に陥っているのかなと思います。これは、いい事ありません。医療とは、医療者と患者さんが、共通の敵である病気に対峙するべきです。普通に説明しているのに、敵対的な言動をされると、医
先日テレビを見ていたら、ある医療機関が内部で犯罪を起こしていました。それが、ある医療グループの傘下なのです。そこは、知る人ぞ知るとんでもないグループなのです。私のいた病院の医師がそのグループの病院に転職しました。要求されたのがかかりつけ患者さんも移動させろ!その医師は、真面目にかかりつけ患者さんに話をしてかなりの人数つれていったのですがまだ足りないらしく、転勤後も元の病院の同僚に連絡し、お願いしていました。患者さん移動させた後その医師は、クビです。元々患者さん移動が目的としか
逆流性食道炎で胸焼け、苦い胃液が上がってくる事に悩む患者さんは多いです。多いのが、メタボ体質で太った男性です。メタボの男性、やっぱり酒飲みも多い傾向にあります。アルコールと食道実は、相性が悪いのです。アルコールは、度数が高ければ高いほど食道の動きが落ちます。つまり、アルコールが食道に停滞する時間が長いのです。度数の強いアルコールは、食道の粘膜に障害を加えます。ただでさえ、胃酸が逆流して傷んでいる食道粘膜が、さらにダメージを負ってしまうのです。これでは、どんどん悪くなりま