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最近、ブログのアクセス解析を見ると、・ホローグラインドをコンベックスグラインドにとか、・フラットグラインドをコンベックスグラインドにとか、そうしたグラインドの変更にまつわるキーワードが散見されます。「グラインドの変更は可能なのか?」ということなのですが……果たしてそれは可能かどうか……。例によって結論からいきましょう。まず、無理だと思ったほうがいい。です。多分、この質問の背景には「グラインド」と「刃先の素性」の混同があると思われます。グ
先日、ちょこっとお話ししたH.Roselliのナイフの簡単なインプレです。まず、どんなナイフかってことで画像をお見せいたします。フィンランド、RoselliのHunterです。これです。一般的なプーッコなどの北欧ナイフとはちょいと違う趣がありますよね。確かにグラインドの雰囲気は北欧ナイフのそれですし、カーリーバーチのハンドル、飾り気のない質実剛健感も北欧ナイフのそれ。しかし、ブレードにご注目あれ。そう、これ、「セミスキナー」のブレード形状なんです。「セミスキ
ナイフ、刃物を使われる方が、恐らく一番日常的にメンテナンスをし、研ぐ刃物は、「包丁」なのではないでしょうか?ナイフを研がれる方であれば、家庭用のキッチンナイフもキチンとメンテナンスしたいと思うはず……。まぁ、やたらとキンキンにしてしまったり、なんてこともありますけれどもね。さて、私も日常的に包丁を研ぐものですから、時折、「包丁の研ぎ」関係の記事を探して読んだり、あるいは動画で見てみたり、と色々チェックしています。で、前日、すっごい気になる包丁の研ぎ動画を見たんです。
今日は、検索キーワードからの記事。今までも、検索キーワードで、みなさんが知りたいと思われる情報を発信してきたのですが、今日は、最近増えてきた「モーラナイフ砥石何番?」みたいな、検索キーワードについて、突っ込んでみたいと思います。■まずは基礎編まず、砥石について。ご存じの方も多いと思うのですが、砥石は「番号が小さいほど、“粗い目”になります」。つまり、#1000と#2000の二つの砥石があったら、#1000のほうが粗く、#2000の方が細かい目となるわけです。市販されていて、買いや
昨夜、ツイッターにて「モーラナイフの黒錆つけ」をしているツイートを見かけました。使用していたナイフは、定番のモーラヘビーデューティMG。モーラ・ナイフMoraknifeCompanionHeavyDutyMGpostedwithamazletat16.07.17MoraofSweden売り上げランキング:409Amazon.co.jpで詳細を見るこれの黒錆加工を施すと、当然ブレードが黒っぽくなります。すると、なんとなくタクティカルな雰囲気が出てきていたん
さて、今日はフィンランドの総合アウトドア通販サイト、Lamniaについてのお話し。私はかなり早い段階(だと思う……)で、このLaminiaというサイトを知って利用していたのですが、去年あたりから、Lamniaも北欧ナイフを購入する人にはかなり知られる存在になってきました。私が使い始めた頃は、まだ日本語に対応しておらず、英語(か北欧の現地語)くらいしか使えなかったのですが、最近では物凄く使いやすいサイトになりましたね。拙著『北欧ナイフ入門~モーラナイフからストローメ
こんにちは。もう、年の瀬ですね。クリスマス、あるいは自分へのご褒美として新たにナイフを買われた方も多いんじゃないかと思います。ですので、今日もやっぱりナイフの話題。北欧のナイフの場合、一度ベタで研いで、フルスカンジにしてから好みの刃を付けると、スッキリとした切れ味を得られることが多く、私も多くの場合で勧めています。モーラナイフ、ヘレ、Laurinmetalli製ブレードを刀身に使ったプーッコやレウクなど、ほとんどの場合、一度、フルスカンジにしてやったほうが、ス
実は、先日、大人気の砥石「刃の黒幕」の#1000、オレンジを買いました。ええ、他の#320とか、#2000なんかは既に使っていて、「これはいいなぁ」と思っていたのですが、なぜか#1000を買うのが遅くなってしまったのです。なんで、遅くなってしまったのか?というと、#1000に相当するような砥石は既にたくさん持っているから、なんですよね。大体、#800、#1000の砥石は中砥と呼ばれて、研ぎの際の「基本」ともいえるものです。ほら、よくナイフの本や、ナイフや研ぎを扱ったウェ
今日はナイフ……というか研ぎのお話し。実は先日、「ナイフの研ぎ方」を解説したウェブサイトを発見したんです。モーラナイフなど北欧のナイフを紹介していたりもしている、いわゆる「まとめ系」のサイトなんですけれども、そこには、「10円玉2個分の角度でナイフを研ぐ」と書いてあったんです。これは非常に良く目にする記述です。私が持っているナイフの専門書のなかにも、そう書いてあるものがあります。けれども……。それは本当に正しいのでしょうか?今回は、またしても簡単なも
こんばんは。今日は、またしても「北欧ナイフの研ぎ」に関して。拙著『北欧ナイフ入門』でも、このブログでも継続的に取り上げてきているテーマです。北欧ナイフ入門~モーラナイフからストローメングナイフまで~postedwithamazletat16.10.23株式会社新百合ヶ丘総合研究所(2015-07-19)売り上げランキング:33,792Amazon.co.jpで詳細を見るしかし、今回は、最近人気がある「ヘレ」のナイフに付属している、説明書を手掛かりにして、北欧ナイフの
以前、「お勧め書籍紹介」でも、取り上げた本なのですが、昨晩寝しなに読んでいたらら、ネタになりそうな部分を見つけたので、今日はあらためて、そのご紹介。その本は……『フィールドナイフの使い方』フィールドナイフの使い方postedwithamazletat16.09.13平山隆一並木書房売り上げランキング:1,082,695Amazon.co.jpで詳細を見る某柘植氏の本にも、似たようなタイトルのものがあったので、間違えないようにしてください。著者はミリタリーサープラス品