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ひとつ前の当ブログで、ゴールデンウイーク中の5月2日にニッポン放送から放送された『トノバン音楽家・加藤和彦とその時代』という特別番組を聴いたことを書きました。これは同名のドキュメンタリー映画(5月31日封切)の公開記念の特集で、フォーク・クルセダース以来の盟友・北山修さんのインタビューが大変印象に残りました。フォークル解散後、「加藤和彦と北山修」名義でリリースした「あの素晴らしい愛をもう一度」の歌詞にある、♪広ーい荒野にポツンといるような~というのが、奇しくもその後の加藤和彦さんを思わせ
先月、京都の同志社大学に行ってきた。といっても、学外者を対象としたセミナーがあり、それに参加しただけのこと。自分はかつて一介のサラリーマンだった。京都の小さな会社の、いわゆる事務屋だった。入社して最初の上司だった人と、還暦前に仕事の引継ぎをした部下が、ともに同志社の出身だった。この偶然にむろん意味はない。勝手に何かしらの因縁を感じていただけのこと。だからその日初めてこの大学の構内に足を踏み入れると、ついふたりのことを思い出してしまった。あの宮仕えだった日々は、すでに遠くなりつつあ
加藤和彦さんの映画「トノバン」が封切になりました。封切になったら直ぐに観に行こうと思っていたのだけれど近くでは上映されていないのが分かってガッカリしています。調べたら日本橋で上映されていました日本橋と言えば三井記念美術館が近いかな?今、三井記念美術館で「茶の湯の美学利休織部遠州」の茶道具展が催されているので行くつもりいるのですが、なかなか、時間が取れないので、少々焦りぎみ(6月半ばまでなので)志野茶碗「卯花墻」も公開されているので是非拝見したいと思っています。好きなん
大阪の朝は雨でした☔️12時チェックアウトのホテルで遅い朝食を摂り、大浴場で身体をゆっくり温めてそのままオリックス劇場に向かいます小雨が降っていましたが、嬉しいざわつきが身体を前に進めます🎹出演者はアイウエオ順あの素晴しい歌をもう一度コンサート2024大阪〜旅の歌・人生の歌〜プログラム全員♬花嫁♬風昨日の丹波篠山公演で林部さんが"風"歌いますって言ってました7人が並んで後ろでコーラスの吉永涼さんを含めると8人、林部さんの
五月の最終日は雨降りになってしまいました。良い休養日になります。読売新聞をコンビニで買ってきました。見たかった記事は加藤和彦「トノバン」です。どこで上映しているのでしょうか?余裕があればぜひ観てみたいです。音楽ドキュメンタリー映画『トノバン音楽家加藤和彦とその時代』本予告【公式】そろそろ、加藤和彦のことを語ろうか―—日本の音楽史を変えた先駆者、加藤和彦にフォーカスした初めてのドキュメンタリー映画まだネットもSNSもなかった時代。若者世代が支えていた深夜ラ
映画「トノバン」公開へのプレイベント「きたやまおさむに加藤和彦の神髄を聞く」へ。サエキけんぞうさんプロデュースのトークショー、渋谷ロフト9。そうだ、ロフト9って、かつて私が稲川淳二さんの「怪談最恐戦」の東京予選会に出たところ。ここで怪談語りやったんだなーと懐かしく。19時開演でしたが、きたやまさんは15分遅れで到着。会場「水虫の唄」の合唱でお出迎え。そこから休憩をはさんで22時過ぎまで、なんと3時間以上のトークショーとなりました。サエキさんと映画「トノバン」の相原裕美監
先日の「君に会いたい」は、1967年のヒット曲でしたが、知らない人もおられます。何しろ54年前ですからね。しかし、今68才の私には、そんなに古く思えません(笑)。と、いうことで反省して少しナウくしてみました。2年ほど。1969年です(爆。1969年にベッツィ&クリスが歌ったところの「白い色は恋人の色」です。「あの素晴らしい愛をもう一度」でお馴染みの北山修と加藤和彦のコンビが作った名曲ですね~。ベッツィ&クリスは、ハワイで産声をあげた女性フォークデ
このところの当ブログで、ゴールデンウイーク中に聴いたニッポン放送の特別番組『トノバン音楽家・加藤和彦とその時代』(5月2日オンエア)のことを書いています。加藤和彦さんのドキュメンタリー映画が5月末に公開されるのに合わせた特集番組で、フォーク・クルセダース以来の盟友・北山修さんがロング・インタビュー(聞き手・上柳昌彦アナ)に聴き入りました。北山修さんの話の中で、今の時代に「間(ま)がない」ことに危惧されていました。みんなスマホを見つめ、新しい情報を探し、自分の「間」を埋めようとしていること
「大好き」の前に「超」や「大」がいくつつくかわからないくらいに好きな省悟ナンバーです。詞は北山修さん。僕が省悟さんの素晴らしさに気付いた一曲です。作曲、演奏、歌、全てが素晴らしいです。ちなみに彼が歌っている場所は、この阿佐ヶ谷バルトです。素晴らしい歌い手に出会えたことへ感謝します。ただ、出会えた歌手が余りに素晴らしかったために、53歳での別れはあまりに悲しかったです。
風風はしだのりひことシューベルツ作詞:北山修作曲:端田宣彦「シューベルツ」とはシューベルトと"ShoeBelts"(靴のひも)をひっかけたもの。メンバーは、はしだのりひこ、越智友嗣、杉田二郎、井上博。「風」(1969年)が最大のヒット作品。この名前ではかなりの作品数を発表した。ベースの井上博の死去により解散。本曲は、ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーであった端田宣彦が、1968年にフォークルが解散するのに合わせて杉田二郎らと結成した『はしだのりひことシューベルツ
このブログでは、いわゆるJ-POP草創期のミュージシャンを取り上げています。作詞家である安井かずみについても、『ZUZU物語』としてアップしました。今日はその夫であった、加藤和彦のお話です。トノバンこと加藤和彦の名は、ある年齢以上の人なら、だれでも知っているでしょう。しかし彼が三回結婚していたことは、あまり知られていないようです。『帰ってきたヨッパライ』で一世を風靡したあと加藤は、サディスティック・ミカ・バンドを結成していますが、このボーカルが、最初の妻、福井ミカです。彼女は加藤と離婚したのち
先日のトークで、阿部さんが向和尚と初めて会った時に話した言葉として、紹介していました。「人生は、いつ、誰と出会うかによって決まる」。確かにそうだよなあと思います。それが人生の師であったり、かけがえのない友であったり、あるいは配偶者であったり、それは人それぞれだと思いますが、阿部さんは向さんに会って、確実に人生が決まったし、これこそが「一期一会」であったと語っていました。余談ですが、20年前のライブで、阿部さんが向さんのことを、「当たり前を生きている人のすごさっ