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下記リブログで喜劇の間のこと書いてある。藤間劇団の大人の童話は非常に出来が良かった。ものまねせずにきちっとしてた。今は藤間劇団は子役おらんから出来んやろうけど。松竹新喜劇の芝居は基本人情喜劇なんで笑いが少なくても見れる。本もいいし。ヘチマの花、籠や捕物帖は大衆演劇の悪い癖が出てる劇団は喜劇が悲劇になってる。間が分からんから下手なアドリブに頼る。劇団紀州は技量はある。他の大衆演劇の劇団と比べ、相当上位に入る。冒頭、顔竜座長のアドリブにもついていけたし。あとは喜劇の間だけ。
第一部お芝居は、鯉物語。南地の芸者鯉川は恋人の借金5両を暮六つに返すと借金取りに返事してしまう。帰る道すがら身投げと勘違い。身投げと勘違いした相手は道頓堀の米問屋和泉屋で、10日ほどの命と言われた娘のために、鯉を獲ろうとしたが、立て札には刑罰を与えると奉行所の高札で躊躇っていた。それを聞いた鯉川は5両の金子と引き換えに獲ることを約束する。鯉川は池番の忠三に獲らす算段を練るが・・・・。このお芝居は松竹新喜劇の芝居で「浪花の鯉の物語」という外題でDVD化されている。これ持ってないんで昔観た
中学、高校とお芝居を見る行事があった。覚えてるのは2つ。一つは中学時代に見た走れメロス。学校を巡業してる一応プロの劇団。演出が奇抜(延々走ってる)と演技の拙さで覚えてる。友のもとに向かってるメロスの心情を吐露とかも一切なし。あまりのくだらなさで覚えてる。二つ目は高校のときに見たアマチュアの市民劇団の芝居。これは出来がよく覚えてる。簡単な粗筋はこう。とあるところに大金持ちの一家が住んでいた。召使いの男は毎日こき使われていた。ある日一家で旅行に。ところが船は難破。一家は無人島へ漂着した。何
ここ数年、芝居の感想が雑になってる。自分で読み返し付け足す記事を書いとるわ。花柳竜乃の新作芝居も2つの記事に。今日の劇団紀州の記事も肝心なところが抜けてた。オーラス、遠くなった幸太郎の背中を見てこう呟く。「目が見えなくたってあんたの芝居は絶対に見に行くよ。」これでちょん。パワーのある台詞や。お蝶をやったのは市川福之介。見事な女形芝居やった。人生50年の時代。40前はもうおばあちゃん。その演じ分けは凄かった。ほんじゃ
第一部お芝居は花魁草。ゲスト花柳顔竜、花柳さつき、花柳竜乃、香賀峰子、高橋茂紀。江戸で大火事。明け方、堤の罹災者の中に歌舞伎の大部屋役者幸太郎と吉原の女郎お蝶という女と知り合った。二人は知り合った栃木宿の米之助の舟で一緒に行くことに。米之助の家に寄宿してして一年、おばと甥との間柄と世間をはばかっていた。役者の幸太郎は村の娘にもてて、惚れてるお蝶は歯ぎしり。幸太郎もダルマの絵付けで暮らしをたてているうち、お蝶に惚れていた。若い頃男に騙され弄ばれて殺してしまった過去があるお蝶は、夫婦にな
今日の花魁草をこのままできるのは、都若丸劇団、橘菊太郎劇団、スーバー兄弟くらいしかできん。出役はこうだ。罹災者3名幸太郎お蝶老夫婦2名だるま屋の旦那幸太郎に山の芋持ってくる村の娘芝居茶屋の女将お付きの女性太夫元凱旋興行の説明をするの村人3名お蝶にあん摩をうける村人計16名。ここから減らすとなれば文句なく罹災者3名。村娘も出さずに山の芋を貰ったことにしてお蝶に話し、ヤキモチ焼かせればいいのでこれで1人消えた。だるま屋の旦那は幸太郎がだるまを仕入れに行ってそこで聞けばいい
〇劇団マスコット犬『石松』はきょうも元気だった。さらに、驚いたことに梅南座の常連Mr.BOOさんご一行ともバッタリ出会い楽しい観劇日和となった。すわん江戸村も来客者が増えている感じだ。本日の公演は江戸村ではお馴染みの高橋茂紀さんに加えて、花柳劇団から花柳願竜座長、花柳竜乃若座長、加賀峰子花形、花柳さつきさんが加わり豪華な実力役者の共演となった。第1部お芝居『花魁草』原作北條秀司歌舞伎や松井誠公演でも上演配役娘‥加賀峰子女郎の女房お蝶‥市川福之介幸太郎‥市川