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今回も目頭切開後に控えめに戻したいという方の症例をご紹介します。20代後半の方で、5年以上前に、他院で切開法の二重と目頭切開を受けました。二重の幅はやや広めで、目頭はしっかり開いています。決して不自然とは言えませんが、ご本人としては、平行型を保ちつつ、ほんの少し戻したいとのことです。古川法で行う修正手術中に、いつものように鏡でご本人に確認していただきながら、戻し具合を決めました。この方の術後6ヶ月の写真をお見せいたします。修正手術前修正手
2年前に他院で目頭切開を2回受けている30代の方です。両側ともに、目頭にへこみの傷が目立ちます。左右ともにへこみの傷跡がありますが、右は範囲が広く、左側は深く大きくえぐれたようになっています。一般的に、顔や体にできたへこみのような傷跡(瘢痕)の修正は、その部分を切除してきれいに縫い合わせるのが基本的な手術方針となりますが、目頭切開後の傷跡については、そのような治療方針は、ほぼ当てはまりません。なぜなら、目頭切開を受けたことで皮膚の余裕がほとんどなくなってしまっていること、そして
目頭切開後の修正手術として私が行っている古川法は、目頭切開の形を元に戻す(近づける)目的と、傷跡を隠す目的があります。今回の方は、とにかく傷跡が気になるという20代の方です。かなり、えぐれたような傷跡が目立ちます。斜めから見るとさらにへこみが目立ちます。目頭切開の代表的な手術法には、Z形成法、内田法などがありますが、どのような手術法を選択しても、このようなえぐれた傷跡になることは考えにくく、残念ながら技術がお粗末だったと言わざるを得ません。古川晴海先生が考案され
20代後半の方で、4年前に他院で眼瞼下垂と目頭切開を受けています。目頭切開後の目立つ傷跡を気にされているのですが、特に目頭が開きすぎていると感じているわけではないので、形や雰囲気は極力変えたくないというご希望です。目頭部分よりも鼻よりの内側に、かなり目立つ凹みの傷跡があります。ご本人のご希望通り、傷跡は隠したいが目頭の形は極力変えないようにするには、修正手術で末広にするのではなく平行を保つことが必要です。古川法による目頭切開修正手術は、V-Y法を応用して上下の皮膚を縫い寄せて患者
40代の方で、約20年前と2年前に他院で二重の埋没法、2年前に目頭切開を受けています。目頭が開きすぎなのも気になるとのことですが、何より目頭の傷と形が変形していることが悩みとのことです。目頭の形が不自然に広がり(赤い矢印)、直線的な白っぽい傷跡が目立ちます(青い矢印)。この方も、変形を治し、傷跡はなくしたいが、目頭の形は極力変えたくないということですから、必要最小限の末広型に収める必要があり、微調整が難易度高めです。修正手術中に、鏡でご本人に確認していただき、ご納得いただける
他院での二重切開と目頭切開術後の30代の方です。目頭の開きすぎ、傷跡、強い変形が悩みで、それらを治したうえで、できれば末広の自然な二重にしたいとのことです。両側ともに、目頭はかなり開いています。右は凹みのような傷跡、左にも凹みはありますが、二重のラインから目頭部分へのつながりがかなり変形して、歪んでいます。右側は斜め方向から見ると、凹んだ傷跡がより目立ちます。左も斜め方向から凹んだ傷跡(赤)がよくわかりますが、二重ラインのゆがみは皮膚のたわみ(た
当院では二重は埋没法の手術よりも、切開法の手術の方が多いです。モニター患者様が1ヶ月後検診にいらっしゃいましたので経過をお見せします。まずは手術前のお写真です。患者様は20代の女性です。他院で行った埋没法の二重の癖が付いている状態で、このままのラインをしっかり出したいというご希望で、伸展7㎜幅の末広型であきこ式(R)の二重全切開法を行いました。術後1週間後の抜糸直後のお写真です。右目の方が腫れが強めで幅広く目が明けにくい状態ですが、途中経過で左右差が出ることはよくあります。術後1ヶ月後
皆様、こんにちは~~~~切開法二重の術後経過です眼瞼挙筋腱膜を切開幅全幅で挙上していますがその操作で術後の腫脹が強くなることはないと思います前転することで、上眼瞼は奥に引き込まれ、それが、圧迫されることになるのではないでしょうか?術後5日~10日で腫れの変化は軽度だと思います。瞼板直上の眼輪筋を除去し、皮膚を瞼板に強く縫着することが腫脹を長続きさせると考えていますので、そのような方法は行いません。余剰挙筋腱膜に遊びを持たせて、重瞼部皮膚に配置していますにほんブログ村
40代後半の方で、約30年前に他院で二重の埋没法と目頭切開を受けています。目頭の傷跡をずっと気にされていたとのですが、治せないとあきらめていたとのことです。ご希望としては、傷跡は目立たなくしたいが、長年の目の形なので、ご家族や周囲の人の目もあり、目頭の形は極力変えたくないとのことです。たしかに、目頭は特に大きく開きすぎというわけではありません。傷跡は、特に右側の凹みがえぐれたようになっており、斜めからだとより目立ちます、左側もやはり傷跡がわかります。できれば同時に治した
目頭切開の他院術後修正手術である古川法についてです。20代の方で、数年前に他院で目頭切開を受けたのですが、目が近すぎてしまっている感じと、左目頭の引きつれたような傷跡を気にされています。目頭は開きすぎているとは言えませんが、ご本人としては、不自然な感じが気になるとのことです。引きつれた傷跡が目立ちます。斜めから見ると引きつれたような傷跡が凹んでいるのがわかります。目頭を自然な感じに戻したいということと、引きつれた凹みの傷跡を消したいというご希望です。傷跡を消すというこ
20代後半の方で、5年前に他院で目頭切開を受けた後に開きすぎた感じが気になり、その1年後に、別の美容外科で修正手術を受けたのですが、開いた感じは改善せず、むしろかえって左の目頭に大きな傷跡が残ってしまったとのことです。右目は特に開きすぎているとは言えませんが、ご本人としては、やはり元の目に近くに戻したいとのことです。左の目頭は開きすぎ感がややあり、えぐれたような傷跡が残っています。斜めから見るとへこんだ傷跡がよくわかります。古川法で、目頭の形を元に近いように末広型に戻しつつ
他院で受けた目頭切開の手術後を修正する古川法にはいくつかの目的があります。・目と目の距離(内眥間距離・ないしかんきょり)が不自然に近すぎてしまったのを修正・目頭切開後の傷跡を隠す・不自然とは言えないが、目頭が開いたことによる違和感をなくすために元に戻す大きく分けると上記の3つで、それらに含まれますが、涙丘(るいきゅう)の見えすぎという悩みもあります。涙丘というのは、目頭の眼球に接して存在するピンク色の肉のことで、腺組織として涙分泌の調整などに関わっています。花粉症の方は、花粉の
二重まぶたを作る手術は安定の人気です✨二重まぶたを作る手術は、①細い糸を埋め込む埋没法②皮膚を切開する切開法の2つに大別されます。日本の美容業界では、お手軽な埋没法の方が切開法より圧倒的多数ですが、あじクリでは切開法が大人気で、埋没法よりかなり多くのご指名を頂いています😊二重切開法は、皮膚の切開縫合や内部処理など、丁寧・適切・確実な技術が必要ですが、ご指名数が多いのは、その技術を認めて頂いているのかなと捉えて気持ちのエネルギーにしています💪🏽二重の乱れの調整、左右差の調整、ハム目の
4月18日に、「わずかに開きすぎている目頭切開後の左右差を合わせるための古川法」というタイトルで投稿した10代後半の方の続報です。他院で埋没法と目頭切開を受けたのですが、左側だけやや開きすぎで、右に合わせたいというご希望の方で、お母様と一緒に来院されました。そこで、左のみ古川法による目頭切開修正を行いました。術後6ヶ月の写真を、再度お見せいたします。修正手術前修正手術後(左のみ・6ヶ月)修正手術前修正手術後(左
こんばんは。新宿ラクル美容外科クリニックの山本厚志です。ここ数日で、福島県、長野県、静岡県からのご来院がありました。ご遠方からのご来院、大変ありがとうございます。また、相変わらず手術が続き、忙しく毎日を過ごすことが出来ています。沢山のご来院に感謝しております。明日も、どうぞ宜しくお願いいたします。今日は、「全切開法二重術」の術後経過を紹介します。症例は20代女性。幅広の平行型二重で外れない二重が良いとのことで、「全切開法二重術」をご希望されていました。また、目の上の上眼窩脂