ブログ記事597件
2月29日(土)に近くの公園で観察した冬芽と葉痕が何の木のものかがすぐには分からず、継続観察してやっとアオハダと分かりましたという記事を書きました。そのときの記事は、「冬芽観察アオハダ」です。2月29日に観察した冬芽と葉痕3月7日(土)に観察した冬芽と葉痕3月20日(土)には、アオハダの特徴である発達した短枝と、名前の由来となった樹皮の下の緑色の内皮を観察しました。3月28日(土)は、短枝の冬芽から若葉の芽吹
3月24日の観察のつづきです。タチツボスミレケタチツボスミレエイザンスミレオクタマスミレカワギシスミレフモトスミレの葉花はまだでした。樹木の冬芽も観察しました。コアジサイカニを思い出します。ヤブムラサキゴンズイタカノツメ
11月7日(土)は、自宅から近いエリアを散策しました。カエデ属の仲間ではありませんが、モミジが名前についている2種類の街路樹を見てきました。モミジバフウ別名アメリカフウフウ科フウ属の落葉高木で、新エングラー体系では、マンサク科に分類されていました。北米中南部~中米原産で日本には大正時代に渡来。漢字では紅葉葉楓と書き、楓(かえで)の名も入っていてとても紛らわしいです。樹皮は灰色~黒褐色で縦に裂け目が入ります。カエデ属の葉は対生してつきま
2月23日(日)に、北本自然観察公園の駐車場の通路脇にあるヌルデの冬芽を観察しましたが、その後の様子を4月4日(土)と4月19日(日)に観察してきました。ヌルデ(白膠木)別名フシノキ(付子の木)ウルシ科ヌルデ属の落葉小高木2月23日(日)の時点では、枯れ枝のようでした。冬芽は黄褐色の軟毛が密生した芽鱗に包まれています。葉痕はU字形~V字形をしており、維管束痕は多数あります。4月4日(土)、桐生自然観察の森へ行く途中に立ち寄ったとき
5月2日(土)、ムクノキの大木がある公共施設の敷地で、ケヤキの若葉をたくさんつけた枝がお辞儀していました。ケヤキニレ科ケヤキ属の落葉高木互生してつく均整のとれた若葉がきれいでした。本年枝は暗褐色で微毛があり、仮軸分枝によりジグザクになります。葉の基部に見える披針形の托葉は葉の展開後まもなくすると落ちてしまいます。葉柄は短く、葉身の基部は浅い心形。一つ一つの鋸歯は弧を描くようにカーブして先端が尖り、葉の先端は長く伸びて尖ります。鋸歯の先端まで主脈からカーブしなが
このあいだ、牡丹の株元の落ち葉を払っていて気付いたこと。今年はひこばえが多い!!↑株元から伸びた、赤い葉っぱの付いているのがひこばえ。本来ならこの若葉は枝にできた冬芽から成長します。よく観察してみると、ひこばえが伸びているのは牡丹のうちふた株だけ。上の写真の牡丹は、去年すす病にやられて葉が真っ黒チリチリになってしまい、他の株にうつさないように枝葉を刈り込んだのでした。一応、冬芽はつけてくれたけどいつもよりうんと少ない。栄養を補うためにひこばえを伸ばしたのだと思います。もう一株は
秋の公園で真っ赤に紅葉するニシキギ。↓(2016.11.25北の丸公園にて)若い枝に不思議な翼が生えています。↓(2016.12.17新宿御苑にて)自然観察のガイドさんに、「スターにしきのあきらのピラピラみたいだから『錦木(にしきぎ)』。」と、教えられて覚えました。この翼、コルク層でできているそうですが、植物生理学会の先生も「一種の奇形かも。」と、言っていて、何の役に立っているのかわからないようです。参考⇒「ニシキギの翼に