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12月の軽井沢は、まだ秋の様相。秋晴れと紅葉の樹々。冬枯れの木立に囲まれるように石の教会の入り口が現れる。信州の山で採掘された「志賀」石で作られた壁と石畳。ありとあらゆるところに、石が在る、ように感じる。滑らかに平らに。辺りは私達以外だれもいない。静けさに満ちた道なのに、石たちは饒舌で、声の無い絶え間ないお喋りが木霊する。どれもみな違うかたちのものをまるでパズルをはめ込むようにこの道を作った人々に思い馳せながら、一歩一歩。緩やかな曲線を描いて、
ジョン・F・ケネディ。第35代アメリカ合衆国大統領である。私はこの方のことを2つのことを除いて、ほとんど知らない。ひとつは、テキサス州ダラス市内をオープンカーでパレード中に、多くの市民が見ている前で何者かに狙撃され死亡したこと。もうひとつは、大統領就任のとき、日本の新聞記者から、日本で最も尊敬する政治家はだれかと質問されたときに、ある歴史上の人物の名前を挙げたこと。その人物とは、上杉治憲。江戸時代中期の大名だ。号は鷹山。上杉鷹山の名前のほうがよく知られている。1751(寛延4)