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大阪の病院へ。抗体検査をしに。トリプルネガティブの私にとって、使える薬が一つでも増えるのは希望免疫チェックポイント阻害剤キイトルーダ使えたらいいなぁ。鎖骨上に針が刺せますよーにと願いながら。てっきり私は頼もしい主治医が針を刺してくれると思い込んでいてまずは超音波室へ。すごく若い技師さんがエコー。『生検は●●先生がしてくれるんですか?』って聞いたら『●●先生じゃないですね』『違う先生です』って。なんだかすごーく心配になってきてなんか嫌か予感。技師さ
銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です以前紹介したハーセプチン+パージェタの皮下注射製剤フェスゴに続いて『抗がん剤治療がたったの5分で終了?!』銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です通常、抗がん剤治療というとすべて点滴でアレルギー予防のステロイド(15分)↓吐き気止め(15分)↓抗がん剤①(…ameblo.jpキイトルーダでも皮下注射製剤が登場しそうです。公式ブログで詳しく解説しました。キイトルーダが点滴から皮下注射に変わる!?こんにちは、銀座みやこクリニ
昨年12月のキイトルーダ承認により、腎盂癌・尿管癌・膀胱癌を含む尿路上皮癌の治療に革命が起きました。尿路上皮癌はもともと化学療法が未発達で、シスプラチンを中心としたファーストラインが効かなくなった時点で治療の手が尽きてしまう状態が長く続きました。ステージ3までならばそこそこ予後の悪くないがんであるにも関わらず、ステージ4になった途端に予後不良で生存率が低いがんになってしまうからくりは化学療法の手薄さにありました。2017年の米国臨床腫瘍学会の報告書でも尿路上皮癌への免役チェックポイント阻害
銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です。先日こんなニュースがありました免疫療法の副作用、原因解明がんの治療効果に期待米国立衛生研(時事通信)-Yahoo!ニュース米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員のグループは、免疫の力を利用してがんを攻撃する「免疫チェックポイント阻害薬」による治療の際、腫瘍が急激に大きくなる副作用が起こるのは、がんの増殖を助けnews.yahoo.co.jpその中の一文”免疫チェックポイント阻害薬は、長期的に治療効果を得られる患者がいる一方
これまで乳がんに対して、免疫チェックポイント阻害薬は効果薄との見方が大勢で、実際、保険適用されているのは、条件付きの一部のトリプルネガティブ乳がん向けのみでした。しかし、世界的に多数を占める「ホルモン受容体陽性乳がん」に対しても効果を確認できたという治験結果がはじめて発表されました。南半球発、鍵はER値(率)!オプジーボで乳がん(ホルモン受容体陽性)の完全奏効率が有意に上昇の初治験結果-「乳がん根治レーダー」会員限定ページ更新:2025年4月10日(乳がん根治レーダー、専用パスワードはメ
銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄ですこんなリクエストをいただきましたGWは時間に余裕があったので、ストックができるくらいブログ書きまくりました(笑)肺がんの中でも非常に予後が悪い、小細胞肺がん過去のブログでも解説しています『【2022年版】小細胞肺がんの最新治療(限局型)』銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です。今年初めに肺がんについて書きました『2022年は肺がん治療が大きく進化する前編』昨年末、非小細胞肺がんの治療に新…ameblo.jp『【202
紡錘細胞がんのくつです。今回のお話は、…ショートコントです。私のブログにも何度か、書いてますが…私が、通う大学病院で、(6月)コロナウィルス感染によるクラスターの発生により、オブジーボ治療入院日の7日以内に唾液によるPCR検査+レントゲン撮影+主治医よる診察の三点セットを受けないといけません。仕方がないのですが、若干ストレスが溜まります。毎週、大学病院に通院するわけですし。その日の予定は、午前10時30分に泌尿器科の受付に来て、30分ぐらいで検査を終え。診察予約時間が、午前11時でし
銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です先日、子宮がんの最新治療として作成したYoutube動画『子宮がん治療完全ガイド』銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です月1回のYoutube動画動画の内容はブログでもまとめています↓↓『子宮がんの基礎知識①~子宮がん治療完…ameblo.jpその動画をアップした11/22に、なんと3種類もの新治療が誕生しました1つ目はこちら日本がん対策図鑑|【局所進行子宮頸がん:化学放射線療法(2年PFS)】「キ
4月1日ですよ~さあ、今年はどんな嘘をつこうかなあ。ここからは、嘘ではなく本当の話。生まれて初めて、体の中に抗がん剤が入ったのは、5年前の今日のこと。前日午後に入院したんだけど、病室で所在なく過ごしている俺のところに、薬剤師さんがテセントリクの説明に来てくれた。テセントリクは、免疫チェックポイント阻害薬のひとつで、免疫系に作用するので、それまでの細胞障害性抗がん剤とは全く異なる副作用が出ることがある。しかも、多岐にわたって。だから、薬剤師さんの説明は、小1時間ほどかけて行われた
やっほー( ̄ー ̄)ノここははです🍬東京に行ってきました🚄今の病院で鎖骨上のしこりが小さくて抗体検査したかったけど生検査ができず本当にできないのか?T先生なら出来るんじゃ?と思い。東京の同じ病院の友達もそれを診察日に聞いてくれてしこりが小さくなっている消えている可能性があるから出来ないかも?だけど一度エコーで見てみましょうとなり。先生に相談し急遽予約を入れて頂いて新幹線でいざ東京へ。朝ごはん家でサンドイッチとプロテイン飲んできたのにまだ食べるね
昨日は退院後の受診に行って来ました🏥血液検査からの呼吸器内科と内分泌科です。まずは呼吸器科の主治医の診察。血液検査の結果も良くなって来ている。体調も戻って来てるので、来週CTを撮って効果判定する予定を立てました。あぁ、現実を見なきゃならない時が来ましたね💦でも、ダメでも次の治療を頑張るしかない‼︎分かっていても、抗がん剤…身体は覚えているんです。あの辛さを…それに+して免疫チェックポイント阻害薬。抗がん剤だけでもあれ程の副作用が出たのに、+して免疫チェックポイント阻害薬って
高額療養費の限度額引上げの話、今回最終的にどのように決着するのかまだ分からないが、いろいろ調べてみると調べるほど難しい問題だと思う。医療費は個人負担と保険料、更には公費(最終的には税金)で補われている。今回、医療費が増えていることから高額療養費の限度額引上げという形で個人負担分を増やそうとしたものだが、患者の個人負担を増やすとことは保険料や公費を削減するということでもある。もちろん、医療費そのももが減れば皆がハッピーになるのだが、こちらもそう簡単な話ではない。医療費が増える根本
TNBC-DXgenomictestinearly-stagetriple-negativebreastcancertreatedwithneoadjuvanttaxane-basedtherapyAnnOncol.2025Feb;36(2):158-171.doi:10.1016/j.annonc.2024.10.012.Epub2024Oct16.ショートサマリー早期トリプルネガティブ乳癌(TNBC)の治療戦略を立てるうえでバイオマーカーは
大変ご無沙汰しています。ブロ友さんと交流している友人から元気にしてるかな?と言っていたよ❤︎と連絡をいただきました。気にかけて下さりありがとうございます。治療はおかげさまで順調で主治医は『効果があるのでこのまま継続しましょう』と嬉しいお言葉をいただいており有り難い限りです。ただ、最近の私は…キイトルーダの副作用である皮膚炎、痒みに悩まされていて。梅雨に入った位から酷くなったような…時期的にも仕方ないのかな?それと紫外線アレルギーもあるらしい!そんなの初めてですよ
「治療」です・・治せる段階で見つかれば治療は誰でもしますよねうちの父は治療も出来ずに亡くなりましたし、兄はステージ4と言われて奇跡の治療で今年で7年経ちました治療で治るのだとつくづく痛感してますその治療も今では「化学療法」が命を生かせるものになってきましたステージ3~4の人で化学療法を受けてる人は。87.4%になります従来の化学療法の殺細胞性抗がん剤、がん細胞傷害を起こすもので新しいものは・・・・分子標的治療・免疫チェックポイント阻害薬・CAR-T細胞療法と現在では上
ブロ友さんこんにちは気まぐれブログになってしまいました(笑)最近色々あったのでメモします〈キイトルーダ休薬〉先日12回目のキイトルーダ予定でしたが治療前の採血結果で心臓の数値(NT-proBNP)がひっかかってしまい今回は休薬になりました。そもそも血液検査の項目で心臓系の項目があるって知らんかった定期的に確認しないといけないみたいですが、去年の10月に測ったっきり久しぶりに測ったそうです。久しぶりに測って異常値って…いつから数値上がってたんだろう?キイトルーダの副作用で
主人が化学放射線療法を行なっている間に、放射線科の部長先生に勧められた「イミフィンジ」について、徹底的に調べました「イミフィンジは、免疫チェックポイント阻害薬に分類される。一般名:デュルバルマブ。切除不能な局所進行の非小細胞肺がんにおける根治的化学放射線療法後の維持療法である」ふ〜〜ん専門用語がいっぱい通常、健康な人にはがん細胞を見つけると直ちに攻撃してくれる免疫機能が備わっています。ガン細胞はずる賢くて、免疫機能が働かないように小細工して増殖しようとする。免疫チェックポイ
紡錘細胞がんのくつです。2018年7月10日にオプジーボ治療を始めました。今月1日にCT検査を無事クリアし、オプジーボ治療も3年目に突入します。(オプジーボ治療48回)1stラインでは分子標的薬のヴォトリエトを約1年治療を行いましたが、腫瘍の現状維持すら一度もなく増大を繰り返すばかりで…なので、オプジーボもあまり期待しないように何とか半年〜1年ぐらいは治療を続けられれば良いがぐらいで始めたのでオプジーボ(免疫チェックポイント阻害薬)に感謝です。少しだけオプジーボを含む免疫チェッ
本日退院しました。無理やりですが!笑お医者さんは最低今週末まで入院させるつもりだったようです。部屋が空かないということでずっと個室に入っていました。1日2万5千円の部屋は確かに快適なのですが、私のような低所得者には無理です。保険でもまかないきれませんのです。さて、今回は免疫チェックポイント阻害薬の副作用で入院しました。この薬でこんなになるなんて考えもしませんでした。万能の薬だと思って使っていたのですが、思わぬ落とし穴があったということです。イミフィンジには限らず免疫チェック
息子の診断の結果ですが再発転移かと思われる怪しい影が造影剤CT画像に写りましたCA19-9の数値は1504この日までの葛藤の日々があったので覚悟ができておりましたので落ち着いて話を聞くことができましたやっぱり・・・という絶望感は拭えませんでしたけれどね影の場所は肝臓に繋がる血管の周囲血管に絡みついていたらどうなるのだろうと不安になりました再発の場合基本手術ではなく抗がん剤治療になるそうです主治医からは■PET検査■MSI(マイクロサテライト不安
PETCTの検査結果を聞きに行って来ました。自分の中である程度の覚悟をして行ったからか、落ち着いて話しは聞けました。左肺上葉に転移2箇所、今の段階で手術は不可、放射線も不可、治験へ申し込むとの事でした。他の臓器には、現段階で転移はなし。でも、放射線に希望を持っていたから、それがダメな事が私にはとても厳しい現実でした。とりあえず、再来週に治験への申し込みの結果と、手術の時に取った癌細胞でまた色々と調べてくれるみたいなので、その結果にも望みをかけたいと思っています。(あまり期待するとダメ
こんにちは前回の術後パニックの話から更新できてませんでしたが、手術で摘出したリンパ節(転移巣)を遺伝子パネル検査に出してて、その結果が出たとの連絡をいただき、急遽通院してきました。この検査について、ネガティブ思考の自分にしては珍しく、良い結果が得られる予感がしてました。ただ、それなら電話でその旨一報くれるんではなかろうかとか、多少の不安要素はありつつも病院に向かいました。ちなみに、検査前の説明では、この遺伝子パネル検査では、癌化に関連する既知の遺伝子異常の有無を調べるもので、ものによっ
乳がん発覚当初は『死ぬの?』って家族全員がきっとパニックでしたでしたって言うのは家族によって表に出る反応が違ってたからなんですが旦那は兎に角、私が死ぬことばかり考えてなるべく私優先で生きようと考えたみたい「お前が死んだら自殺するかも」と最初は動揺もあってか何度か呟いてました長男は冷静を保ちながらもネットとかで調べて理解して、私の代わりに出来る時は家事をやり楽に過ごせる様に考えてくれてたんだと思います次男は変わらない日を送り普段と同じ会話をし、頼まれたら協力する事で負担をかけずに過ご
下図は2024年国内医薬品トップ10データちなみにそれぞれが何の薬かか言うと、キイトルーダ:抗がん剤(免疫チェックポイント阻害薬)リクシアナ:血液をサラサラにする抗凝固薬オプジーボ:抗がん剤(免疫チェックポイント阻害薬)タケキャブ:胃酸を抑える薬(PPI、プロトンポンプ阻害薬)デュピクセント:アトピー性皮膚炎などアレルギーを抑える薬タグリッソ:抗がん剤(分子標的薬)イミフィンジ:抗がん剤(免疫チェックポイント阻害薬)フォシーガ:血糖値を下げる薬アイ
備忘録として1ヶ月毎に治療費を集計して記録しています通院順に書き出してみると婦人科診察、術前検査7,560円抗がん剤(1種類)36,840円MRI(卵巣)0円乳腺外科診察、腹部エコー0円通院日4日合計44,400円その他駐車場料金700
銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄ですこんな報告がありました日本がん対策図鑑|【子宮体がん:一次治療(OS、PFS)】「テセントリク+化学療法」vs「化学療法」AtTEnd(LancetOncol)進行または再発子宮体がんgantaisaku.netステージ4(進行・再発)の子宮体がんで、化学療法に免疫チェックポイント阻害薬テセントリクを併用すると、生存期間が延びるというものですこれを、ミスマッチ修復機構欠損(MMR)の有無で比べてみるとミスマッチ修復機構に
本日より第3クール開始となり、何事もなく初日を終えました。強いて言えば、ルートを確保していた血管が見えなくなっており3回目にして違う場所に打ち込んだくらいですね。やっぱり続けて確保すると血管が炎症を起こして見えにくくなったりするらしいです。さて、昨日入院して採血、レントゲン、CTを行っていたんですがその日の夕方主治医の先生がやってきました。もともとここで効果の度合いを評価するとのことでしたのでワタクシドキドキです。いつもクールであんまりポジティブなこと言わないN先生が、、、、。「よく効い
明日からの第3クール(カルボプラチン、エトポシド、イミフィンジ)に向けてまたもや入院しました。クリスマスは病室で迎える予定です。涙入院してから身の回りを整えて、採血、レントゲン、CTを終えた頃に呼吸器科の薬剤師さんが来て免疫チェックポイント阻害薬であるイミフィンジの副作用について詳しく説明してくれました。キッツイやつが中央値で初回投与から2ヶ月経過頃にやってくるとのこと。そろそろ2ヶ月になるので気になったようです。イミフィンジの副作用を改めて聞くと、エトポシドの副作用である脱毛がかわいくす
昨日は病院でお会計待ちの間にバーッと書いたので、落ち着いたとこで補足。まず、組織の提出。これはもとの病院から渡されたのを提出。先生曰く、蝋で固めているらしいです。意外…スライドとかかと思った。その他のデータはすでにもとの病院から郵送済み。パネル検査で使えるようになるかもしれない薬は、抗がん剤ではなく、分子標的薬か免疫チェックポイント阻害剤。選択肢少ないね!アメリカから結果帰ってきたらエキスパートパネル(専門家会議)で治療方針決定。専門家がぽんこつだったらどうすんのかしら…(失礼)
本日脳MRIによる画像検診でした。MRI画像と先週のPET検査の画像をチェックしたところ大きな転移はなし。PETはセカンドラインの治療を始めた頃と同じく胸膜播種の転移巣が光ってました。。。やっぱり消えてくれたりしないかー。。。続いて血液検査です。腫瘍マーカーProGRP、NSE、CEAは全て基準値を超えており、特にProGRPは2週間で200から280に急激に上昇していました。ということでアバスチンとテセントリクの免疫維持療法はストップです。9回やったかな?7ヵ月ほど続