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先生とわたし。「オトナの事情だよ」そう言った先生。まだ子どもだったわたしはいきなり降り出した雨が通り過ぎても何も返せなかった。ーー相変わらず人気者の先生はあの日からやたらとわたしの事を気にかけてくれるようになった。怖そうな先輩に目をつけられて呼び出された時も、大嫌いな虫が肩に止まって騒いでる時も、なぜか気づけばすぐ近くにいてすぐに解決してくれた。年上の彼氏と別れた時も…。「別れたんだって?」「なんで知ってるの?」「いや、あいつ俺のクラス。」最初は興味なかったのにな
新学期ですねえ。別に年度とか関係ない仕事をしていると、ついつい忘れがちなのですが。身近に新入社員とかいないし。それでも、教える仕事の方は春と秋に期の区切りがあり、間もなく新学期になります。通常の学校と違うから、いたいと思えばずっと在籍していられるし、もういいやと思えば卒業していく。私のゼミは定着率が高くて、デビューして卒業していく以外は意外と辞めない。そして、ずっと入るのを待っててくれたりする人もいます。来期は数名入れ代わります。出戻りもいる。ダンスも同じ。1人の
先生とわたしー新しくきた体育の〇〇先生、かっこよくない?ーなんかさ、前テレビに出たんだってなんて番組だったかな?スポーツ選手権みたいな…学生の時、他の学校から来た保健体育の先生に周りの女子は夢中だった。小柄だけど若くて体格もよくて、顔とか話し方とかは……なんか、チャラそう。25歳だって風の噂できいた。25歳……?その人気者の先生と2人ではじめて話したのは先生が配属されて2ヶ月後。ーー当時陸上部だったわたし。入ったばかりで何処にも配属されてない先生。突然降ってきた雨に
ギフティッドの先生と会う日がやってきた。アメリカで教えていた、先生の生徒さんが、たまたま日本に来ているということで、先生と生徒さんに会うことになった。先生は、あるお手伝いを私達にしてほしい、と話した。アメリカ人のギフティッドの子に、初めて会った。個人の性格で、たまたまかもしれないが、想像していた以上に、空気感が息子と同じで、違和感がなかった。私は、明るく、自己主張が強い、日本人には疲れる子をイメージしていたが、全く違っていた。先生は、ギフティッドカンファレンスを控えていて、その準備
同じお手本をみて書いているのに、なんで、他の人の書き方とこんなに違うのだろう?習字や書道では「添削指導」といって、ちょっと上から目線な言葉を使ってしまいがち。「先生→生徒」という一方通行では、書の愉しさは伝わりにくい。本来の先生と生徒との関係というのは、互いに敬い合いながら、共に学び合うような関係であるべきです。先生と生徒は「=」(イコール)であり、「⇔」(双方向)なのです。書法道場が大切にしているのは、「一方的に教える場」ではなく、「ともに学び、ともに磨かれる場」です