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米澤穂信さんの作品は3作目になります。「インシテミル」はデスゲームで、「折れた竜骨」は魔法と推理の本格ミステリーでした。それぞれ違った面白さがあり、両作品とも印象に残るものでした。そしてこの儚い羊たちの祝宴も予備知識ゼロで楽しみにして読み始めました。読み終わってみて・・噛めば噛むほど味が出ると言うか、後半になってだんだんペースがつかめてきて面白くなっていきました。短編の5編がそれぞれ独立したストーリーでしたが、「バベルの会」という読書会が共通となっていたため、これがど
儚い羊たちの祝宴/米澤穂信最後にゾワッとなる結末だったー米澤穂信さんの作品は古典部シリーズしか知らなかったので新鮮でした!1日でスラスラ読めた!おもしろかったー!今日はめちゃ良い天気だったのでリビング大掃除!冬物片付けてスッキリコインランドリーは激混みだったらしい(旦那談)皆考えることは同じかー!片付いてスッキリ!気持ちよかったー!終わってからサクッと公園お散歩暑くて汗かいたわー!日焼けしちゃうネモフィラきれいだったー
短編集ということ以外、まったく予備知識なしに読んでみた米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』そこにはわたしなどの想像をはるかに超えた衝撃と、底知れない毒気を含んでいました。儚い羊とは、どういう意味なのか…。読み終わってからぼんやりと真相が浮かび上がってくる様は、分かりやすいホラーよりも背筋が冷たくなるようでした。読後、スッキリした気分で本棚に仕舞える本と、少し気になってパラパラと読み返す本があるとすれば、こちらは後者でしょう。古典ミステリーのファンならば、より深く作者の思惑を感