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5回移植して流産を2回しています。正直どうしたら良いか、心身ともに限界です。先生はPGT-Aに関して余り勧めないと書かれていたかと思いますがどういう時に行うほうが良いと考えていますか?この様なご質問がありましたのでお答えします。PGT-Aはまだ世界的に議論がなされており、今回の保険診療にも認められなかったことが示している通り国も学会も厚労省も自信を持って勧められないというスタンスであり、まだ確固たるエビデンスが出ていない状況です。その理由としてバイオプシーによる胚へのダメージ、偽陰
4月のレセプト担当でヘトヘトのピクシーです。昨年の年末からの混み具合から考えると、だいぶ患者数は減ったのですが…。とはいえ…田舎の町医者なのに、4月の保険診療人数は3500人でした(ˊᵕˋ;)5月の第1日曜日は、当番医なのでお仕事です。大きな企業さんは大型連休なんでしょうね〜。(*・ω・)ウラヤマシィ…4月28日、朝起きてお天気良かったので思い付きで息子を誘いリカちゃんキャッスルへ🚗³₃我が家から、一般道で50分位の山の中にあります。アッテヤン🤣周りは小さい子。リ
スクリーニング検査によくある抗核抗体についてお話します。まず、自己抗体というのは自分自身の身体に対して反応し攻撃してしまう抗体のことで、不妊症では抗精子抗体のほか今回お話する抗核抗体が含まれています。抗核抗体とは、自己の細胞内の核に反応する抗体であり、健常の方でも一定の割合で陽性がでてしまう検査です。しかし精子と卵子が出会っていても受精しない、受精障害との関連が報告されており、また、この陽性の方の一部に、習慣性流産や血栓症を引き起こす、抗リン脂質抗体症候群を合併している方がいるともい
これまでの受診履歴2023.11.6初診2023.11.27自己注射開始2023.12.7採卵2023.12.18胚盤胞凍結(4BBと4BC)2023.12.27子宮鏡検査(子宮ポリープ発見)2024.2.22子宮内膜掻爬術2024.3.13移植周期スタート2024.3.29胚移植(4BB→5BB)2024.4.10判定日2024.5.1心拍確認2回目7週3日になりました今日も内診「大きさ測っていきますねー。GS(胎嚢)29.5mm、CRL(胎児)
体外受精は奇形や発達障害が増えると知り合いが言っています。体外受精児は発達障害や先天異常の確率が高くなるデータはあるのでしょうか?この様なご質問がありましたのでお答えします。当然ですが、とても関心が高い為この件に関しては世界中で様々な研究や調査が多数行われています。毎月のように生殖医療の英文の雑誌に多数の論文が掲載されています。国内外の学会でも児の発育や成長に関して数多くの演題が発表されています。体外受精は歴史がまだ浅いため最高でも25才程度までの研究が多いですが、こ
こんにちは受付です皆様にアンカーとテスリフトの経過をお伝えするため日々院長の:さんのゴルゴどうにかしたいなぁ~という誘惑から逃げ回っている私ですありがたいですけど何の効果かわからなくなっちゃいますよ~(笑)それではお写真1ヶ月後正面間延び顔から引き締まってやや丸顔1ヶ月経つと施術後にできていた松井秀喜さんのような頬が糸が馴染んでなくなるのであれもしや元に戻ちゃったと思われる方が多いのですが並べたお写
こんにちは。神原充代です。う~ん。やっぱり在宅医療・訪問診療のレセプトって難しいですよね…私も毎日づくづく感じています。奥が深い!先日、外来のレセプトはもう出来るので、在宅医療を深めたいという方に出会いました。このケースもよくあるんです。これからの医療は在宅医療ですもんね。でも、私は言いました。外来の方が複雑だよ!もういい!ってこと無い。診療報酬は院長先生の考え方で算定方法は変わります。診療科によっても全く出てくる項目は違います。なので、外来でいろいろな
おはようございます。神原充代です。今回の後期高齢の自己負担の変更。患者さんから保険証は集まっている頃だと思います。でも、要注意!!!電子カルテが対応できていない場合もあります。バージョンアップ、忘れずに行って下さい!さて、今日は基本診療料についてお伝えします。外来で基本診療料と言えば、初診・再診(₊外来管理加算)と考えますが、訪問診療の場合の多くは訪問診療料を基本診療料と考えます。考え方として、医師の診察をどちらかで算定するって感じです。つまり
一般不妊治療も保険診療の対象となっています。「より自然で、より早い妊娠」を目指すためには、まずは主役であるご夫婦にシッカリと不妊治療の知識をもっていただくことが重要です。とくに女性加齢で次第に「妊娠率が下がる」、「流産率が上がる」ことも知っておく必要があります。一般不妊治療(タイミング法や人工授精)タイミング法や人工授精で「より自然な妊娠」を目指します。なかには検査中に妊娠が判明されるカップルもおられます。卵子は排卵から1日も受精可能な期間がありませんが、通常、精子は女性体内で2~3日は
左ビフォー↓右アフター半年後※所要時間10分お美しいです......!!!ホクロの大きさによって所要時間が変わりますが、こちらのような小さなホクロですと、少量の麻酔注射をして、専用のホクロ取りメスで切除して終わりです。半年後にはどこにホクロがあったのか分からない位に綺麗になります。※保険診療三割負担でおおよそ一万円03-6453-6955http://shinobu-skincareclinic.jp/contact/
これまでの受診履歴2023.11.6初診2023.11.27自己注射開始2023.12.7採卵2023.12.18胚盤胞凍結(4BBと4BC)2023.12.27子宮鏡検査(子宮ポリープ発見)2024.1.29子宮ポリープ切除キャンセル(インフル罹患)2024.2.16子宮ポリープ切除日程組み直し2024.2.22子宮内膜掻爬術2024.3.7病理検査結果2024.3.13移植周期スタート2024.3.29胚移植(4BB)いよいよ移植日受付を済
大手美容外科への入職数が激増している。聞いた話ですが、、今年度は三大大手のSBC(湘南美容クリニック)TCB(東京中央美容クリニック)品川美容外科で、400〜500人入職したという噂です。毎年医師は9000〜10000人増えます。単純計算5%ぐらいの医師が美容外科医に進む計算です。来年度はこれが1000人近くになるという噂…ゾワゾワどうなってしまうのでしょうか?!美容外科医が増え過ぎてしまうので困る…以上に、保険診療の医師が減っていってしまって困る!の方がマズイ気がしま
「より自然で、より早い妊娠」を目指すためには、まずは主役であるご夫婦にシッカリと不妊治療の知識をもっていただくことが重要です。とくに女性加齢で次第に「妊娠率が下がる」、「流産率が上がる」ことも知っておく必要があります。生殖補助医療(体外受精・顕微授精・胚移植)原因がみつからないままでも、また見つかった原因が取り除けないままでも、カバーしようという試みが体外受精などの生殖補助医療です。一般不妊治療と比べ「より早い妊娠」を目指すことができます。通常では1つしか成熟した卵胞となって排卵(
皆さまこんにちは。御茶ノ水こどもレーザークリニック院長の堀弘憲です。今回は当ブログの方針を変更してから初回の投稿となります。(方針変更の理由などについては以下の記事をご確認ください)『本ブログの方針について』皆さまこんにちは。御茶ノ水こどもレーザークリニック院長の堀弘憲です。早いもので開院から約1週間が経ちました。ここまで大きなトラブルなくクリニックが運営で…ameblo.jp今回は、当院で取り扱う小児のあざである、乳児血管腫(いちご状血管腫)とい
2022年4月1日より、不妊治療の保険適用が大幅に拡大され、それに伴い、人工授精、体外受精、顕微授精等の治療が、保険適用となりました。その内容をみて、私たちは体外受精の治療の一番中心であり、クリニックの心臓部ともいえる培養室について、全く考慮がされていないことに対して大きな落胆と怒りを覚えました。不妊治療について、誰が何をしているかということが全く考慮されず、培養室業務については全く触れられずスルーされた内容でしたので、私は大きな不満を感じました。そのうえ、採卵で採れた卵の数、媒精操作をす
大阪肛門科診療所は自由診療です。健康保険が効きません。だから保険診療に比べると治療費が高いです。手術代が高いのは理解できるけれど、初回の診察に3万円もと驚かれる人も多く、料金を聞いて受診をやめる人も多いです。何か特別な薬でも使うのかいいえ。違います。特殊な診療器具でも使っているのかそんなことはありません。普通の診察器具を使っています。それでは何が違うのかそれは一人一人の患者さんにかける時間です。初めて来られた患者
斐川中央クリニック続きを全然記録できていないダイエットについて。第③弾を思い出しながら書いていきます。(これはまだ初回の2月のお話になっていしまいますが、実際はもう4回通っています。)続きましてここからは調剤薬局での流れについて。斐川中央クリニックで処方箋をいただき、すぐ近くにある日星薬局斐川店へ向かいます。初回なのでこちらでも問診を書きました。処方箋提出後、15分程度で私用の漢方茶を手に入れることができました。薬局はカード
こんにちは!第二子妊活中のういです不妊治療歴約2年のすえ、採卵4回目/移植4回目で娘を妊娠。元気な2歳児の育児と仕事のかたわら第二子に向け不妊治療を再開しました。このブログでは不妊治療とあわせ第一子育児についても記録します。あらかじめご了承ください。連日暑いですね前回、驚愕の凍結胚結果を聞いてから約3週間が経過しました。『【2人目採卵周期①】2y1m2d/何が起きた!?凍結確認』こんにちは!第二子妊活中のういです不妊治療歴約2年のすえ、採卵4回目/移植4
こんにちは!マダムフリーランス・骨盤底理学療法士の熊丸です。昨日、石垣島から来られたウィメンズヘルス理学療法を熱心に勉強されてある理学療法士の先生と博多で飲んだんですね🍺それで、話題に上ったのが、近年、様々なウィメンズヘルス関係のセミナーが各地で開催されていて、自己投資と思ってたくさん受講はしてきたけど、その知識技術を還元する患者さんになかなか出会うことがないっていう、この業界にあるあるの話で盛り上がりまして(あるあるじゃダメなんだけど)。インプットは大量に時間と費用をかけて行う。アウト
皆さまこんにちは。今回は当院で扱っている小児のあざ治療異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)について解説いたします。私たちアジア人に特有の蒙古斑(もうこはん)というお尻の少し上にある青あざは子どもの頃なら誰にでもあります。蒙古斑が通常ある、お尻の少し上以外の場所(異所性)にあるものを異所性蒙古斑と呼びます。お尻の少し上にある蒙古斑は成長につれて徐々に目立たなくなるため治療の対象にはなりませんが、異所性蒙古斑は成長しても色が残る傾向があるので治療の対象に
5月21日、22日に茨城県つくば市で開催された第64回日本卵子学会学術集会に参加してきましたので今回はそちらの様子をレポートしたいと思います。日本卵子学会は、人類および動物の卵子/精子形成、受精、胚発生、着床および遺伝の研究、体外受精などの生殖医療に関するテーマを議論する会員約2100名の学会です。生殖補助医療胚培養士、管理胚培養士の認定も行っています。本学会は、基礎研究者と臨床医、そして胚培養士の会員から構成されています。受精・発生に関する基礎研究をメインテーマとし
この話はノンフィクションである私が形成外科時代、かれこれ10年近く前の話だ。トップの写真は本題とは全く関係がありません。ちょうど、この時代の話だということです笑登場人物は本人だが、仮名にしているのと多少の装飾をつけています。個人情報ですので糖尿病のHさんは60歳くらいの女性である体重が100kg近くある大きな体であったインスリンの治療を行っていたが、食事制限などあまり守れていなく、血糖値の状態はあまり良くなかった(医学的にコントロールが悪いと言います)Hさんは足が腐った
5/15日曜日に第19回JISARTシンポジウムが開催されました。今年は当院理事長の塩谷雅英が大会長となってのシンポジウムで、「JISART-魅力再発見―」と題したテーマのもと、様々な講演やワークショップが行われました。そもそもJISARTって何?という方のためにあらためて簡単にお話しますと、JISARTは日本生殖補助医療標準化機関といって、不妊治療を専門とするクリニックによって結成された団体です。子どもが欲しいと願うご夫婦に安心して、満足できる医療を受けていただくことを目的として設立さ
6月1日より、英ウィメンズクリニック公式LINEのチャットによる、問い合わせ、相談の受付を開始したしました。公式LINEにご登録いただき、トークメッセージでご質問やご相談内容を送信いただけましたら、24時間以内を目途に個別に回答いたします。電話によるお問い合わせでは、混雑によりお待たせすることがございましたが、緊急でないお問い合わせ、ご相談等につきましてはLINEもぜひご活用ください。(お願い)〇初回のメッセージには必ずID番号(当院通院中の方)および氏名を記載ください。
少し時間がたってしまいましたが、今回は6月25日日曜日に開催された日本生殖医療支援システム研究会(jrmss)の参加レポートを紹介したいと思います。近年、インターネットやスマートフォンなどの情報端末の普及は目覚ましく、医療においても、会計システムだけでなく、電子カルテ、画像保存などへの電子機器の応用が進められています。一方、医療は最先端技術の導入等により高度化し、また患者ニーズは多様化していることから、より安心・より安全・より確実な医療サービスの提供をおこなうためには、様々な診療支援シス
11月になりました。11月といえば皆さんは何が思い浮かびますでしょうか?紅葉狩りや、旬の美味しい食べ物などいろいろありますね。暦では11月7日に「立冬」を迎えます。立冬とは秋が深まり、冬への佇まいが始まる節目となる日だそうです。みなさまが秋から冬への変わり目を健やかに過ごされますようにさて、今日は2022年10月に多く読まれたハナブロ記事をご紹介したいと思いますあらためて、みなさんの関心の高い内容や、あらためてお役に立てる情報が見つかるかもしれませんね
10月になり、秋本番といった気候になってきましたね秋は、過ごしやすくいろいろなことをするのに適した季節なので、「○○の秋」という言葉がたくさんあります。読書の秋📖、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋などが浮かびますよね。読書といえば、最近は電子書籍も普及して、スマートフォンやタブレットなどで読むこともできて便利ですが、個人的には紙の本を読みたい派です昔読んだ本を、久しぶりに読んだりすると、また違った感想が持てたりして、新鮮な気持ちになったりしますみなさまがすてきな秋
アナハイムで開催された、アメリカ生殖医学会(ASRM)参加レポート、その3です。今回は他の方のポスター発表やプレゼンの様子をご紹介します自分の発表が終わって一安心する間もなくディスカッションに参加しますわざわざアメリカまで来たので、とことん学会を堪能するべく前日からチェックしていた演題を塩谷理事長と二人で回ります。アメリカらしくディスカッションは白熱しますので、(無理して)積極的にディスカッションに参加し、日本との診療の相違点について話し合い(向こうが私の英語を理解してい
5月になりましたゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。五月晴れの日が続いて気持ちいですね五月晴れという言葉はもともとは、旧暦の5月(今の6月頃)の梅雨の季節の晴れのことを言っていたそうです。梅雨に入る前の今の気持ちのいい季節を楽しめるといいですねさて、今日は2022年4月に多く読まれたハナブロ記事をご紹介したいと思いますあらためて、みなさんの関心の高い内容や、あらためてお役に立てる情報が見つかるかもしれませんねハナブロでは、エビデンス(根拠)をお示し
9月3日に岡山市で開催されました、第8回せとうちART研究会に参加してきましたので、レポートしたいと思います。この研究会は当院でも診療されている兵庫医科大学の柴原浩章教授を代表世話人として、瀬戸内海沿岸の先生方を中心に、各医師、コメディカルの研鑽と情報共有を目的として2019年に発足した研究会です。第1回は2019年3月に愛媛県の松山市で行われ、年に2回行われています。今回は、岡山大学教授の中塚幹也先生と、岡山二人クリニックの羽原俊宏先生が世話人となられ岡山での開催となりま