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「さっちゃんには未来なんてないのに――」第6話を描きながら、何度も立ち止まった言葉です。今回描いたのは、事件そのものではありません。妹を失ったあとも生き続けなければならなかった兄の時間です。純一くんが抱えていたのは、悲しみだけではありませんでした。自分だけが生き続けていることへの戸惑い。誰にも打ち明けられない苦しさ。言葉にしようとしても形にならないジレンマ。事件は、多くの場合、その日起きた出来事として報じられますが、残された家族の人生は、その日からも続いて
昨日10月8日、漫画『ひみつ』が、新潮社から上下巻で発売になりました。いまの気持ちをひと言にすると、「ついに……」です。正直、ここまでドキドキしたのは、初めての単行本『学校へ行けない僕と9人の先生』以来です。『ひみつ』は、2004年の佐世保事件で妹を喪ったお兄さんと、ご家族のその後の歩みを描いた漫画です。原作は、事件当時から取材を重ねてこられた新聞記者・川名壮志さんの『僕とぼく』です。妹と過ごした何気ない日常。事件のあと、学校へ行けなくなった日々。家族にも言えな
新連載『ひみつー佐世保事件で妹を喪ったぼくの話ー』原作・川名壮志「僕とぼく(新潮文庫)」漫画・棚園正一12月12日、本日より新潮社さんのウェブ雑誌「コミックバンチKai」にて配信がスタートしました。▽プロローグひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―-原作:川名壮志『僕とぼく佐世保事件で妹を奪われた兄と弟』(新潮文庫)漫画:棚園正一/プロローグ|コミックバンチKai新聞記者・御手洗恭二の次男として生まれた御手洗純一。一番
アメブロ新しい短い漫画を始めます。『「ひみつ」を描いているうちに。』現在連載している『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』を描く中で、考えたこと、迷ったこと、あとから気づいたことを、少しずつ漫画にして残していこうと思います。第1話は「僕は事件マンガを描きたかった」『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』本編はコミックバンチKaiで第7話まで無料公開中です。(2026年9月11日正午まで)ひみつ
事件を描くつもりでした。けれど、最後まで描き終えてみると、自分がずっと描いていたのは「そのあと」でした。今日は、制作エッセイ漫画『「ひみつ」を描いてるうちに。』の最終話を載せます。episode.5「事件を描くつもりだった。」全5話の制作エッセイは、これで最後です。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。単行本『ひみつ』は、明日、10月8日(木)に上下巻同時発売です。『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』