ブログ記事1,126件
就労経験のない発病後10年目の統合失調症患者、ナイアシンアミドでもうすぐ正社員症例:現在30代前半、男性H19、大学在学時に幻覚妄想状態で発症した統合失調症。広島市内のクリニックに通院しているが、未就労。H24.6、抗精神病薬を中断後、精神運動興奮となり、精神科病院に1ヶ月入院後、退院。処方は、リスパダール6mg。パーキンソン症状のため、上手く喋られず、流涎(唾液を垂れ流す)あり。アカシジアがあり、ウロウロ歩き回る。未就労で家の中で無為に過ごす。H25.10、母親に伴われ当院を
鉄タンパク不足女性のフェリチンが100を超えると、そしてメガビタミンを加えると低フェリチンの女性に大しては、高タンパク/低糖質食+鉄。初診時フェリチン30~40前後の人は約1年後にフェリチン100越えとなる人が多い。そのような人はほぼ全員、”今までの人生で今が一番元気”と言われる。初診時フェリチン10以下の人は、なかなかフェリチンが増えず、30~60で止まる人も多い。そのような人もかなり元気になられるが、”今までの人生で今が一番元気”な状態までは至らない。15~50歳女性でフェリチン
鉄不足を放置したまま他の健康法をやっても効果が出ないグルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→クエン酸回路→電子伝達系この経路でグルコースは完全燃焼できます以前、乳酸を溜めないためにはピルビン酸→アセチルCoAの補酵素であるB1,ナイアシンが重要であると述べましたhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/772092122907114?pnref=storyしかし、この代謝が完結するためには鉄が十分量あることが前提条件になります電子伝
学習障害(LD)の男の子、6ヶ月で優等生になったH29.9、30代後半の母親が、学習障害(LD)と診断されている6歳の男の子と共に受診された。自分のFBの記事を読み、本を読んで、少し前から高タンパク/低糖質食を開始している。症例;6歳、小学1年生、男性、110cm、18.4kg。学習障害(LD)と診断されている。言葉の遅れがあり、発語が不明瞭。平仮名の読み書きができず、国語も算数もテストはほぼ0点。手先が不器用。不注意(気が散りボーッとしている、よく転倒する)。疲れやすく体力
ナイアシン不足型ADHDとマグネシウム不足型ADHDの鑑別ナイアシン不足型ADHDとマグネシウム不足型ADHDhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/4644694395646848最近ではADHDの治療は、高タンパク/低糖質食+プロテイン*2+鉄+ナイアシンアミド(もしくはフラッシュフリー)+Mg100で開始している。Mg不足型の人は、親子共に100*4(分2)で全くお腹が緩くならない。そのような人には、Mgの量を増やしてみてどの
疾患別の治療-12,ニキビAbramHoffer:OrthomolecularMedicineForEveryone、より昨年の記事にさらに追加神経系統と皮膚は同じ外胚葉由来である。つまり、精神疾患に有効な治療法=皮膚疾患に有効な治療法。ニキビで悩む患者に対して、1)オーソモレキュラー食、つまり砂糖などが入ったジャンクフードを辞める、小麦除去(グルテンフリー)、牛乳除去(カゼインフリー)、2)ナイアシン3000mg+C3000mg、3)B6+Zn。この治療において
強迫性障害の減薬症例:40代後半、女性。夫と息子の3人暮らし。H25、出産。H29頃から鍵を閉めたがどうかを何度も確認するようになる。朝が弱く、疲れ易い。集中力がなく、人付き合いが苦痛になる。H29.8、心療内科クリニックに通院し、強迫性障害との診断でジェイゾロフト75mgの投与を受けている。そこでは当然ながら食事指導は全くない。本を読み、H31.4当院受診。薬をどうにかして止めたいと言う。BUN18.6、フェリチン12、ALP92。→高タンパク/低糖質食+プロテイン20
人格障害が疑われた30歳女性も鉄タンパク不足が原因だった症例:30代後半女性、自営店の手伝い何年も前から仕事中めまいがあり、ざわざわして落ち着かない。家族に注意されるとイライラする。夜になると足がムズムズする。H26.8、母親、妹に付き添われて来院。家族によると、イライラがひどくて暴力的で人の言うことを聞かない。店の店員に対し盗んだと怒鳴ったり、店の商品を勝手に捨てたりするので家族がホトホト困り果てていると。本人は、精神的には普通だと、家族が心配したので仕方なく来た、と自覚はない。氷
睡眠障害には、やはりナイアシン症例;30代前半、女性。夫、両親との4人暮らし、子供はいない。H24、仕事の負荷や、結婚による転居などにより不眠となり、パニック発作を生じた。救急搬送されたこともあり、以後2年間精神科クリニックに通院。最近は、パニック障害の症状はない。その後、実家に戻りゆったりとした生活を送っているという。H29.7頃から、不眠となった。なかなか寝付けず、寝付くまで4~5時間かかる。自分のFB記事を見て、H30.3よりプロテイン+C+Eを開始した。H30.3、当
自然治癒の健康相談ー38,ビタミンB群について三石巌:全業績ー6、分子栄養学の健康相談、よりビタミンB1、B2、B6、B12,ニコチン酸(ナイアシン、B3)、パントテン酸(B5)、葉酸、コリンなどが、ビタミンB群に属します。制ガン効果をもつビタミンとして、B17を上げる人もいますが、これについての定説は、まだないようです。ビタミンB1からB12までは、腸内細菌が作ることになっています。その量が十分でないことは、たとえば、ビタミンB1をふくむ食物をとらないと、かんたんに脚気になることで、
育休中特別休暇中リケジョのセル子です初めての子供(2019年7月産まれ)の生後1か月すぎより、ジーナ式を意識した育児をしています。本日は離乳食の栄養バランスについてです。離乳食については開始前からずーーっと悩んでいましたが、解決に導いてくれた本・考え方を紹介させてください。一般的な離乳食本を買って読んだのですが、それの「炭水化物・野菜・タンパク質」のバランスにどうも違和感があって。。。初期・中期・後期と進むにつれても、量が増えるのは炭水化物ばかり。タンパク質は後期まで15グラ
強迫性障害は最重度の鉄タンパク不足が原因症例;30代前半、女性。夫と二人暮らし。子供の頃から不安は強かったが、中学生頃までは元気だった。その後、倦怠感が強くなり、運転中誰かを跳ねたのではないかと不安になり、引き返して確認するようになった。家族にも何度も何度も確認してしまう。数年前から、強迫性障害との診断でルボックス75mg(SSRI)の投与を受けている。妊活のため、ルボックスを減量したら、不安、恐怖感が再燃した。症状のため日常生活を送ることが困難となっている。自分のブログを見た
30代主婦の不安障害も鉄不足が原因だった症例30歳女性主婦H26.4からパートで仕事に出るようになったが、体がだるくてついて行けない、気持ちに余裕がなくなり気分の浮き沈みがある、家でもイライラして子供に当たる。H26.5、当院初診。睡眠食欲は普通なので不安障害レベル。3人子供が居るが妊娠中貧血を指摘されていたと言う。冷え性あり、朝起き悪い。ジェイゾロフト25mg+ドグマチール50mg処方。BUN12.3、RBC442、Hgb12.7、MCV85.7↓、フェリチン6↓。フェル
自然治癒の健康相談ー30,ベーチェット病三石巌:全業績ー6、分子栄養学の健康相談、より高タンパク/低糖質食+C+E+B+A。Cuの排泄にはZn+Se。確かMnもあった方が良いはず。ーーー2017.5.22記事72歳の女性、50歳の時、腸閉塞の手術をした後、便秘、肩凝り、不眠に悩まされましたが、鍼、灸、漢方薬を2年以上続けたところ、68歳からは、舌や陰部や目のふちのただれと口内炎がおき、それが1ヶ月に1回はひどくなります。そのつど、医者にかかりますが、あいかわらず再発します。ベーチ
AbramHofferの統合失調症治療精神医学の権威は、食事内容が精神疾患に重大な役割を果たしていることを理解できていない。1.食品添加物を除去(加工食品を除去)、2.砂糖を除去、白米・小麦などの精製糖質を除去、3.アレルギーとなる食材を除去。ナイアシン、1000mg*320歳以下はナイアシンアミドを推奨。発病後10年以上の患者にはナイアシンアミドを推奨。高齢者にはナイアシンを推奨。必ず最初にナイアシンフラッシュについての説明をする。B6、ピロルリア(尿中クリプトピロール
(超基礎編-14)、今まで2000人に鉄剤を処方してきたが鉄過剰症患者はゼロ当院では、5年前から女性の初診患者全員にフェリチンを測定している。男性は、思春期患者、単身者など鉄不足が疑われる症例のみ測定。毎年900人の初診患者。その内、女性はは2/3~3/4(郊外の団地の近くなので女性が圧倒的に多い)。つまり、5年間で3000人以上の女性のフェリチンを測定。フェリチン50以下の患者には鉄剤を処方(当初は30以下の人に処方)。女性のほとんどは低フェリチンなので、約2000人に鉄剤を処方
神経難病に対するサプリメントと点滴神経難病とは、多発性硬化症、重症筋無力症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、レビー小体病、アルツハイマー病、など根治治療法が存在しない神経変性疾患。原因は糖質過多による質的な栄養失調なので、当然高タンパク/低糖質食は必須。プロテインを体重の1/2グラム(60kgなら30g)。燃料としてMCTオイル、バター、生クリームなどの飽和脂肪酸。当院で販売しているサプリメントで組み立てると、ベンフォチアミン150mg、1錠。B50コンプレックス、3~6錠。ナイ
宗田先生の衝撃的なデータ、”臍帯血のフェリチン200、母親のフェリチン20以下”臍帯血のフェリチン200、母親のフェリチン20以下の意味は、母親は妊娠期間中自らの鉄を全て胎児に与え続けていると言うこと母親は自らの体を削ってでも胎児の命を守ろうとしている母親は本当に偉大ですね、感動しましたしかし、もし妊婦の鉄が枯渇してフェリチン4以下となると、臍帯血のフェリチンが下がり胎児の神経発達が障害されるはず妊娠前にフェリチン10以下などの最重度の鉄不足があれば、受精卵が分裂できず、そもそも妊娠が
プロテインが買えないなら卵を毎日5個「すべての不調は自分で治せる」よりおいしくないとか、お腹をこわすなどの理由以外でプロテインを飲めない人もいます。ある中年の患者さんは、統合失調症を20歳前後で発症し、数回の精神科病院入院歴もあります。現在、高用量の抗精神病薬を継続されており、仕事に就けていません。訪問看護、ヘルパー派遣などの支援を受けながら、単身アパート暮らしをなさっています。症状は、幻聴、被害関係妄想、注察妄想がつづいています。普段の活動は何もしない、他者との関わりも全くない自
薬物精神病患者、高タンパク/低糖質食+ナイアシンにて自分で治してしまった症例;30代後半、男性10代の頃、シンナー、大麻、覚醒剤の使用歴あり。幻聴、易怒性あり、精神科病院に数ヶ月入院。以後、広島市内のクリニックに通院している。処方は、抗精神病薬インヴェガ6mg。以下は紹介状に記載されていた内容、”他者が自分をバカにしている感じがする”という被害関係妄想、注察妄想がある。気になることを記載したノートには妄想体験を細やかに書いている。両親が経営する飲食店の手伝いをしているが、集中力
心筋梗塞による突然死の予防自分の周囲で40~50代男性の心筋梗塞による突然死が数名あり。母親から、”あんたも気をつけんさい"と連絡があった。では、具体的に何をどう気をつければ良いのか?テレビや新聞に出てくる医者は、”禁酒禁煙、バランス良い食事で、規則正しい生活をして、適度な運動をしなさい"と言う。しかし、これでは全く予防になっていない。予防のためには最低限、高タンパク/低糖質食+C+Eは必要。自分は下記の全てを行っています。心臓血管疾患https://www.facebook.
ビタミンケトン療法(VKT)を行っている人のサプリメントと臨床経過(その1)症例:70代男性H28.1、前立腺ガンと診断され、マイクロ波、ホルモン療法、ゲルソン療法などを受けている。腰痛のため歩き辛い。他院で抗アンドロゲン剤を処方されている。息子さんが自分のFB記事を見て、H29.3より糖質制限を開始。メグビープロ(プロテイン)+メグビーミックス(B+C)+メグビーS(スカベンジャー)を開始。H29.3より当院に通院。(当院では、食事指導、サプリメントの指導を行い、定期的な検査は
(超基礎編ー22)、疾患別ナイアシンの投与法1.統合失調症ナイアシンアミドよりナイアシンの方が圧倒的に効果が強い。統合失調症ではフラッシュが起こりにくい。500mg1錠夕食後より開始。空腹時服用はフラッシュが出やすい。熱い飲み物や入浴はフラッシュを誘発する。数日~1週間程度でフラッシュが出なくなったら、500mgずつ増量。目標ナイアシン3g。1~3ヶ月で効果が出る。少数例ながら、双極性障害(躁うつ病)にも効果を確認している。ナイアシンは、リチウムやバルプロ酸よりも躁うつ病に
メガビタミンで「マイナス10歳肌」となり、若返る半年前から始めたB50+C+E、女性患者からは、”肌の調子がとても良くなった”ととても好評です。毎日化粧される女性は、男性に比べ肌のコンディションの変化に非常に敏感ですね。実際見た印象でも、色白になり、肌に潤いが出てきて若返ったような感じ、確かに効いている。肌のシミ、くすみは、1)細胞内のタンパク質が糖化したAGEsと、2)生体膜の脂肪酸か酸化された過酸化脂質。肌にシミがあれば、全身の臓器(心臓、脳、肝臓、腎臓、その他)にもシミがあると言
効いた!!「すべての不調は自分で治せる」、アマゾンカスタマーレビューより「うつ消しごはん」から更にパワーアップした本書、読ませていただきました!医療問題にも切り込む素晴らしい内容です。私自身、うつ消しごはんを読んで、慢性副鼻腔炎と不整脈が簡単に治りました!耳鼻科からはじまって、整体、カイロ、鍼灸どれも効かず、諦めかけてたその時に出会って、プロテインとビタミン剤のみ、ほんの数週間で効果がでて大喜びでした!40年来の黄色臭い鼻水が全く出なくなり、鼻がスースー通るようになり、二年も苦しんだ
統合失調症にもプロテイン症例;30代後半、男性。母親と2人暮らし。H19に統合失調症と診断されている。H19とH23に2回精神科病院に入院歴あり。イライラして暴れたそうだ。病院からはジプレキサ10mgが処方されていたが、眠気が強く振戦が出たので、H23から通院服薬を中断している。家に引きこもり10年以上未就労。イライラしたり、かっとなり、暴言あり。本を読んだ母親と伴に、H31.3当院受診。171cm、72kg。BUN16.5、フェリチン107。甘い物が大好きで止められない
産後の鉄タンパク不足にはATPセット症例;30代前半、女性H28.12、第一子出産。出産後、イライラが酷く些細なことで夫に当たる。夜になると混乱し、パニックになり救急車を呼んだりもした。そのため、岡山の実家で休養することになった。岡山の内科で、抑肝散、補中益気湯を処方され、次第に落ち着いて過ごせるようになった。H29.11、広島の夫の元に戻ったが、再度不安が強まりイライラして夫に当たるようになった。H30.2、当院受診。BUN16.2、フェリチン33。PMSが酷いという。前
疾患別の治療-11,多発性硬化症(MS)、重症筋無力症AbramHoffer:OrthomolecularMedicineForEveryone、より昨年ノートにまとめた内容を再掲、MS、重症筋無力症などの神経疾患は、神経細胞の栄養不足による飢餓により生じる。(栄養=必須アミノ酸+必須脂肪酸+ビタミン+ミネラル)まず、砂糖などの精製糖質を止める。脳アレルギーの原因となる、小麦、牛乳を止める。B3は神経細胞の脱髄によるミエリン変性を防ぐ。B1、B3、他のB群、C、E、Mg、
イントラリポス、B+C点滴は確かに効果があるがん患者に対して1年前から行っているビタミンケトン療法(VKT)の点滴。方法は、高タンパク/低糖質食(ケトン食)。点滴前にケトン体測定。まず、脂肪酸である20%イントラリポス50mlを点滴。次にB+C点滴。内容は、生理食塩水250ml、B1、100mg、B2、40mg(高用量では血管痛があるのでこの量で)、B3(ナイアシン)、100mg(フラッシュは出ても軽度)、B6、100mg、C、30g。上記の点滴を、陶板浴の上で体を温
女性の強迫性障害は、重度の鉄タンパク不足症例;30代前半、女性。数年前から強迫症状あり。火の元、鍵を何度も確認してしまう。車を運転中も”なにかを跳ねた気がして"引き返してしまう。不安が強くて、確認しないと気が済まない。H30.9、当院受診。BUN11.5、Hgb10.5、フェリチン10。→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g(60cc)*2。ジェイゾロフト25mg+ドグマチール100mg+フェルム1錠。以前も報告しているが、強迫性障害では重度の鉄タンパク不足が多数。強迫性