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●古流剣術・居合術の達人の技を再現するには?こんにちは。川村義之です。古流剣術・居合術の達人の技は、どうやっているのかが全くわからないことが多いですよね。自分で古流剣術・居合術の達人の技を再現するには、大事なポイントがいくつかあるんです。等速度で動くこと、身体の末端から最初に動き出さないこと、筋力で速さや強さを出そうとしないことの3つです。この3つをそれぞれ、もう少し詳しく解説してみます。まず1つ目の、等速度で動くこと。勢いをつけて、速筋の瞬発力で動くと、加速度的な動きになります
頸椎前面に発した牽引力はいくつかのルートに分かれて体内を伝わっていきます。そのうち格別ユニークなルートをひとつ辿ると、【椎前筋膜・咽頭縫線→縦隔・心膜(心嚢)→横隔膜→大腰筋】という構造上の連続体が見えてきます。すなわち頸椎の伸展により、頸椎前面から心膜にいたる結合組織が牽引され、さらに心膜に連なる横隔膜も腱中心が引っ張られて伸張反射を起こします。この一連の張力は、横隔膜と起始の一部を連結する大腰筋にも波及する、と考えられます。
前回のことを考慮に入れると、マレー選手のテイクバックが特殊なことが分かります。ラケットを一番引いた状態のときに、ラケット面が下を向く「ドッグパット」という形になるのですが、そのときのグリップ位置が比較的高く、前腕とラケットが一列に並ぶぐらいになっています。日本人選手では綿貫選手なども同様なテイクバックをするので有名です。もちろん、少数派ではあるものの、このテイクバックそのものの良し悪しは人それぞれだと思いますので、ここでは言及を避けますが、しかし、このラケットを水平に寝