ブログ記事50件
今回は他人様のブログ記事を拠り所にして話を進めたい。浪人時代に私は御茶ノ水にある駿台に通っていた。英語講師に奥井潔氏がいた。「チョイス(choice)」と言うテキストを使い講義をしていたが、ほんとんど英語の話をしなかった。そういう不思議な授業をしながら教室が満杯であった。奥井潔氏のことは以前ブログ記事にしている。一番下でリブログしているのでご参照願いたい。さて他人様のブログにて我が恩師・奥井潔先生のインタビューが取り上げられているのでここに引用したい。以下引用
富田一彦氏という予備校講師。代ゼミの英語講師の方。私は駿台に通っていた(と言っても1997年というかなり昔)ので富田一彦先生に教わったことはない。富田一彦氏の著作「試験勉強という名の知的冒険2キミは何のために勉強するか」p203~206にて「授業中に寝る生徒」のことを書いている。富田一彦氏は寝ている生徒を怒らないそうだ。「その生徒の人生が自分に関係ないとわきまえている」からだそうだ。(下線は引用者=私)賢明な態度である。しかし大半の大人(=先生・講師)がこ
最近、書店には予備校講師が書いた一般向けの本があふれかえっています。特に英語は「やりなおし」の需要が多いので、予備校講師が書いたわかりやすい解説本が他教科と比べても多いです。研究社、プレイス、中経出版などから予備校講師の学参を一般化したような本がいっぱい出ていて、TOEIC、英検の対策本もかなりあります。ただ今回はそういうものではなく、一般書のレーベルから出版された本に絞ってご紹介したいと思います。なんと言っても、まずは河合塾の里中哲彦先生。現役講師の中ではかなりの重鎮
前回の続きです。今回は駿台文庫を大きく変えた2つのシリーズを振り返ります。駿台の授業を再現した「駿台レクチャー叢書」1980年代以降、駿台文庫に革命を起こしたといっても過言ではないのが「駿台レクチャー叢書」というシリーズでした(叢書→そうしょと読みます)。お堅いイメージだった駿台文庫が、駿台の授業を再現するというコンセプトで出したシリーズです。たぶん、語学春秋社の「実況中継」シリーズのブームに乗っかったのでしょうwしかし、駿台各教科のエース級講師が授業の内容をオープンにし
薬袋善郎師は、今でも社会人には人気ですが、現役の受験生にはちょっと忘れられつつある存在かもしれません。薬袋は珍しい苗字ですが、「みない」と読みます。1982年に東大法学部を卒業し、駿台予備校で講師デビュー。FrameofReference(フレイム・オブ・リファレンス、F.o.R.)と名付けられた英語構文の読解法で、英語が苦手な駿台生にとっては救世主的な存在だったそうです。その後、1999年に代々木ゼミナールに移籍。しかし、鳴り物入りで移籍したものの、細かく構文をとって
2018年4月20日、研究社から伊藤和夫『[新版]ルールとパターンの英文解釈』が発売されました。[新版]ルールとパターンの英文解釈2,160円Amazon著者は『英文解釈教室』『ビジュアル英文解釈』で有名な駿台予備学校英語科講師・伊藤和夫師です。この『ルールとパターンの英文解釈』は文化放送の「旺文社大学受験ラジオ講座」で伊藤師が行った講義が元になっています。当初はテープ教材として発売。その放送原稿を書籍化したのが、1994年の書籍版『ルールとパターンの英文解釈』でした。絶版にな
このほど参議院選挙東京選挙区から立候補して、惜しくも落選した作家の田中康夫氏。長野県知事なども務めた有名な政治家でもある田中氏ですが、『大学受験講座』(角川文庫)という著書があるのを知ってる人は少ないかもしれません。まあ、この本、はっきり言ってバブリーです。どの大学に入ればチヤホヤされるかとか、そんなことばっかり書いてありますw初版が1988年。まだ日本がイケイケだった時代の話です。でも、ここに書かれている勉強法は、意外にも超硬派。何しろ田中氏は伊藤和夫師が現役バリバリ