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怪しい。脱税臭がぷんぷん匂う。おかっぱ頭に眼鏡、そばかすほっぺの亮子ちゃん。警察犬のように鼻が利く女査察官は、激しい雨の中、気の遠くなる大量のゴミの山に突入!なりふり構わず黒い袋を破っていく。「あった!あった!」お宝を発掘して大笑い。マルサの女伊丹十三監督1987年宮本信子山崎努津川雅彦大滝秀治小林桂樹久しぶりに伊丹十三監督の映画が見たくてレンタルビデオ店へ。再鑑賞です(*^^*)なんという豪華なキャスト陣!あぁ可笑しい。ほろっと感動もあっ
キネ旬1980年代邦画第一位記念レビューあけましておめでとうございます!残りわずかとなった平成最後の日々も、新元号になってからも、引き続きおつきあいのほどよろしくお願いいたします。さて、観直したいと思いつつ年月が経ってしまった『家族ゲーム』。今回キネ旬の1980年代日本映画ベスト・テンに背中を押されて、漸く観直すことができました。キネマ旬報2019年1月上旬特別号No.17981,080円Amazon本間洋平の同名小説が原作、1983年公開。これは80年代に映
ホラー映画⑩『スウィートホーム』■小学校ホラー映画鑑賞会あれから隣の女の子の手はテーブルの上に…………なんか切ないですまた来ないかな?………ちょっと近付いてみます。映画の方はそろそろ山村さんがドロドロに溶けていくシーンです。全員が画面に釘付けになっています。やはり小学生の女の子達には怖いのか、こっちに寄り掛かってきて腕を掴みました!!私の肘が、その娘の胸に………この感触は右肘が今でも覚えていますエミを助け出した山村の姿に、女の子達は怖がります!(んんん~この乳は!小学生
ホラー映画③「スウィートホーム」■小学校ホラー映画鑑賞会③そしてエミが間宮夫人の部屋に入り📽️映写機のシーン。怖い音楽と共に間宮夫人の顔が……その時!好きな女の子の手が私の手の上に❗️❗️💦そっとその女の子の顔を見ると、怖がりながらも映画に夢中。他のメンバー達もスウィートホームに集中しているので、暗い部屋の中では手を繋いでいても分からないでしょうねクヒヒヒ。ここで私は、二択で悩みました……🤔①手を繋ぐしかしこの場合、その女の子が映画に集中していて、無意識に私の手の上に手を置い
「マルサの女2」(1988)マルサの活躍を描いた続編を観ました。監督・脚本は伊丹十三。予告編はコチラ。時はバブル期。高層ビル建設を巡って、政財界が結託して暴利を貪ろうとしていた時代。利権に群がっているのは、政治家、銀行、商社、建設業者、ヤクザなどなど。その中に新興宗教団体の鬼沢(三國連太郎)もいました。大物政治家の漆原(中村竹弥)の子飼いの代議士猿渡(小松方正)を通じて、地上げの実務を依頼された「天の道教団」管長・鬼沢。宗教ビジネス以外にもソープランド等のビジネスを手広く展
2024年1月18日(木)〈Eテレ〉📺️2355【2022年5月26日(木)放送分より抜粋】🎥トビー映画音楽の夕べ🎥「マルサの女」(1987)より“マルサの女”音楽:本多俊之※追記:2024年1月18日(木)再放送▽トビー「でーろれり~ん伊丹十三監督、『マルサの女』より“マルサの女”。5拍子のリズムにサックスのでろれろ~♪なメロディ。脱税のニュースを見ると、頭の中で勝手に再生。そんなパブロフ的1曲。」▽ナレ解説「国税局査察部、通称マルサ。その捜査官の女性の活躍を描いた映画
岸田秀唯幻論始末記私の薄ーい読書歴のなかでも印象が深いのは岸田秀の本との出会いであった。1980年頃であろうか、確か「話の特集」という雑誌かなにかで伊丹十三が「岸田秀」を絶賛していた。その岸田秀の『ものぐさ精神分析』(1977年発行)を読んで、私は頭骸骨や脳ミソがガタガタ震わせられるような衝撃を受けた。ちょっと大袈裟ですが。いまでも同じだけれどぼんやりしていた観念(自我とか心理とか社会の常識に対する)に、これ以上ない鋭い解説•回答をくれたようにおもった。いい意味でのショ
ホラー映画①『スウィートホーム』■どんな映画??今回は日本ホラー映画の金字塔・最高峰との呼び声が高い作品です。監督と脚本が黒沢清、製作総指揮が伊丹十三という異色の映画だったのですが、黒沢側が伊丹プロダクションを提訴するという訴訟問題になり、DVD化もされず絶版となってしまったのです。🔻初見は小学校低学年だったと思います。小さな子供が観る映画では無いです!。当時は怖くてトラウマになりました。■小学校ホラー映画鑑賞会①皆様は覚えておられるでしょうか?私の小学校のときの男女11人のグ
しからば、ヨーロッパにおける、日本的な味覚というのは何であろうか。即ち、素材そのものの美味を、百パーセント生かした珍肴(ちんこう)はなんぞや。イギリスに、まずスモウク・サモンがあるね。スモウク・サモン、すなわち、鮭の燻製であるが、例のイカクン(通称、輪ゴム)やピーナッツと一緒におつまみに出てくる奴ではないよ。あれは、低い温度で長時間燻(いぶ)した奴だ。これを冷燻というね。※文章に出てくる「イカクン」が、この「いかくん」であるか否かは不明です。(参考までに)今ここ
FacebookFacebook全部嘘でした。Facebook口だけでした。Facebookこの人もあちら側だったんですね。ワクチン開発者と快談してましたから。Facebook告発、ありがとう。Facebook寅さんFacebook福岡正信さんFacebook山田孝之さん昔、伊丹十三監督が映画で、チンピラがピストルに撃たれ、死ぬ間際に涙を流すシーンを撮りました。お金をもらって、欧米や金持ちのために動いた人は、死ぬ間際に、
タイトルドレミファ娘の血は騒ぐ公開年1985年監督黒沢清脚本黒沢清万田邦敏主演洞口依子制作国日本本作は、「回路」などホラー映画で知られる、黒沢清の監督第二作。そして洞口依子の映画デビュー作でもある。現在では演技派女優として高い評価を受ける洞口依子だが、デビューは「GORO」の「激写」でいわゆるグラドル。それもヌード・グラビアだった。そこで知名度を得て、主演として迎えて制作されたが、製作当初のタイトルは「女子大生恥ずかしゼミナール」。また、シナリオ執筆時のタイトルは
【85点】1984年。監督:伊丹十三(脚本も。)面白いッ!日本アカデミー賞最優秀作品賞、キネマ旬報ベストテン1位、この年の映画賞を総ナメにした、伊丹十三・監督デビュー作品。再見しましたが、全く色あせていません。むしろ、斬新です。「お葬式」今も昔も変わらぬ、不動の日本の文化です。それより、再見して驚いたのは「愛人役・高瀬春奈」の、圧倒的な破壊力。これは、ヤバい、凄い、恐ろしい…モンスターですね。素晴らしい!ある日、俳優の井上侘助(山崎努)と妻で女優の雨宮千鶴子(宮本信