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近隣の図書館でこの本、「藍を継ぐ海」を予約したが、予約待ちが156人もいる。第172回直木賞の伊与原新著「藍を継ぐ海」の本を、予約、待ちきれず書店で買い求めた。この本の短編は「夢化けの島」「狼犬ダイアリー」「祈りの破片」「星隕(ほしお)つ駅逓(えきてい)」「藍を継ぐ海」の五編がまとめられた本だった。この本を待ちこがれていたのは、この本の中の「星隕つ駅逓」を読みたいためだった。さっそくページをめくる。「星隕つ駅逓」(初出「小説新潮」2022年4月号)は北海道、オホーツク海に面し
こんばんは~。今日は、伊与原新さんの「翠雨の人」の感想です。女性科学者猿橋勝子さんの史実の中にフィクションを交えた作品です。~あらすじ~「雨は、なぜ降るのだろう。」少女時代に雨の原理に素朴な疑問抱いて、戦前、女性は科学の教育を受けるとはなかなか難しい時代に研究を重ねた猿橋勝子の物語。勝子ははじめ女子の医学の学校へ進もうと考えます。しかしそこの創始者の吉岡弥生の言葉を聞いて、勝子はここに行きたいのではないと思い、医学とは違う研究所へ進みます。そこで三宅という師に教
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop/『博物館のファントム箕作博士の事件簿』伊与原新鉱物、植物、動物、化石等々がたくさん詰まったミステリー。伊与原さん作品好きなのですが、本書は集英社の文庫フェア「ナツイチ」で初めて知りました。コレは今年のナツイチ購入本に決めて、栞を手に入れました^_^
写真が、暗闇っぽいのは、手元の明かりで読んでいたから。明日は私,仕事が休みだからか,就寝前に,突然何かしらの物語が読みたくなって,手に取ったのがこの本。ずっと手元に置いておきながら,大事に取っておいたんだよなー。収録された5つの話の中から、選んだのは・・「狼犬ダイアリー」伊与原新さんの作品は、鉱物の出てくるものが多いけど、犬という文字が出てくるものもあるんだ!と、犬好きの私は飛びついた^_^狼犬が出てくる,ファンタジーとも取れる物語。けれども,それを裏付ける,実在感あふれる展開や,登