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昨日、松竹から「今年もよーけチケットを買うてくれましたな」と手帳と傘カバーが届きました。毎年「誰が使うねん」いうものが送られて来て困っていたんですが、今年の傘カバーは使えるかも。(笑しかし、今年も席種細分化で実質チケット代の値上げやったし、友の会の年会費も上がって青色吐息よ。この趣味もいつまで続けられるか。食べるもんの値上がりも辛いけど、心の栄養のためのものが値上がりするのも痛いなぁ。やれやれ。さて、忘れないうちに南座の記録をば。冬の京都の風物詩顔見世、今年は菊之助菊五郎襲名披露で
松竹創業百三十周年を記念して三大名作を一挙上演している今年の歌舞伎座。今月はその大トリ、『義経千本桜』が通しで上演されています。通常の昼夜の二部制ではなく三部制、しかも、Aプロ、Bプロの二通りの配役での上演とあって、どちらで観ようか悩ましいところでしたが(もちろん、両方観るのがいちばんですが、時間にもお財布にも余裕が、ね)、私はまず、第一部と第三部を團子さんが主役を勤めたAプロで鑑賞。そして第二部は、このお方が主役のBプロを14日㈫に観てきました。
観劇日3月14日初日に続き、今日も夜の部勘平勘九郎由良之助仁左衛門(この日が誕生日81歳)おかる七之助平右衛門松也今日、1番印象に残ったのは…なんと!松也の平右衛門!松也平右衛門は妹思いからの忠義への決意が自然と腑に落ちた。平右衛門はともすると「だからって妹の命を…。」と違和感感じてしまうから。松也の、あの熱さが良いのよのぉ。松也、嬉しそうで楽しそうに演じていた。凄い集中もしているし。「大きくなったなぁ」としみじみ。七之助おかるとの相性も良く相乗効果。本当の兄
11月歌舞伎座昼の部は4つもの演目がひしめいている。「御ひいき勧進帳」普通の有名な勧進帳は何度も見ているが、ご贔屓がついているのは初めてだ。授業が終わってすぐ出たが1時間のうち40分済んでいた。でも義経が去るところで、ここからがご贔屓の見せ場らしかった。通称「芋洗い勧進帳」と呼ばれているそうだ。豪快な荒事が見どころ。巳之助。弁慶が番卒の首をもぎ取って次々天水桶に投げ込み天水桶の上で芋を洗う動きをする。ちょっと面白い弁慶「道行雪故郷」真っ白い雪景色の中の忠兵衛と
賀華甲とは還暦のお祝いを意味する言葉。黒龍の蔵元の古希の祝いの記念ボトルを、鮨店の店主が開けてくれた。古希なので、赤いボトル。非売品。たまたま同席した方が仁左衛門を持ち込まれていて、比較できた。仁左衛門は芳醇でとてもすっきりとした飲み口に対し、賀華甲はなんとなく熟成感があった。多分氷温熟成させたものではないかと思われ、古希を記念したボトルということに合点がいった。裏ラベルは、同じ地区の山田錦、精米度合いも一緒でした。貴重なお祝いの日本酒を空けてくれてありがとうございました。