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blogno.558タイトル:同胞<はらから>(1975)を観て観た日:250608日放映日:250403木放送局:BS26その他の情報:原作・監督:山田洋次。出演:倍賞千恵子・寺尾聡・下條アトム・下條正巳・井川比佐志・大滝秀治・三崎千恵子・杉山とく子・市毛良枝・渥美清・統一劇場劇団員・松尾村青年会員。1975。上映時間127分。評価:★★☆☆岩手県のとある農村を舞台に、東京の劇団のミュージカル公演を実現しようと奮闘する村の青年団
●「白と黒」面白い。「黒い画集あるサラリーマンの証言」に負けないくらい面白い。堀川弘通監督の映像は光と影にちょっとやりすぎなところもあるけれど、でも凄味があり劇的。この監督は潤沢な映画制作の機会があればもっとたくさん傑作を作っていたんじゃないかと思う。西村晃氏が上手すぎる。東野氏、山茶花氏、井川氏など脇を固める俳優陣がイイ。井川氏の役が他の映画でも見たような設定だったので、「あれ?この映画、以前見たことあったっけ?」と一瞬不安になる。大空氏が綺麗。
「どですかでん」以降の黒澤作品ではもっとも面白かったのだが、何か物足りない・・・。<ストーリー>過酷な戦国時代を生き抜いてきた猛将一文字秀虎(仲代達矢)は七十歳を迎え、家督を三人の息子に譲る決心をした。「一本の矢は折れるが、三本束ねると折れぬ」と秀虎は、長男太郎(寺尾聡)は家督と一の城を、次郎(根津甚八)は二の城を、三郎(隆大介)は三の城をそれぞれ守り協力し合うように命じ、自分は三つの城の客人となって余生を過ごしたいと告げた。突然、家督を譲るこ