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ダレカガナカニイル…(講談社文庫)/井上夢人¥980Amazon.co.jp宮部みゆきさん、東野圭吾さんに続いて、私のお気に入り作家には井上夢人さんがいます。この3人の小説は、豊かなストーリー性と抜群のリーダビリティー、読みやすい文章という共通項を持っています。また、ミステリー作家でありながら、SF的な設定をうまく持ち込んだ小説を書くところも似ていますね。今回紹介するのは、井上夢人さんのデビュー作である「ダレカガナカニイル・・・」です。デビュー作といっても、以前
ラバー・ソウル(講談社文庫)/井上夢人¥1,058Amazon.co.jp井上夢人さんの最新作が文庫化されたので、読みました。これで井上さんの作品は全作品読破!といっても寡作なので全部で14冊しかでておらず、追っかけやすいですね。これが、東野圭吾さんあたりになると、80冊以上出ているので、全作品読破はファンと言えども。なかなか苦しいものがあります。幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁
パワー・オフ(集英社文庫)/井上夢人¥840Amazon.co.jp井上夢人さんは、「ダレカガナカニイル」、「オルファクトグラム」、そして岡嶋二人名義の「クラインの壷」などSF寄りに傾斜したミステリーの傑作を多く執筆しています。この作品は、それらの中でもSF的なマインドの濃い一作だと思います。SF的マインドとは何ぞや?というと、未来的な科学技術や、超能力、非現実な異世界などを小説に取り入れる場合、科学技術を重視して理詰めでこれらを説明/描写することにより
道尾秀介氏の作品、『片眼の猿』を読みました。また道尾氏の作品になりますけど、21冊目かな?どんだけ読み続けるだって話ですが、出ている作品が手にできる限り、全て読みます!と言ってももうあと数冊しかないですけど…。アンソロジーとか入れたらまだまだあるかもです。えーと💬作品についてですが、こりゃまたあらすじとか書きづらい作品だなぁってのが正直なところで、ちょっと書いたらホント、ネタバレしまくってしまうような作品でした。とりあえず、なんとかネタバレしないように、かなり不自然にメモして