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僕が僕のすべて。Intercourse7BL要素含みます「なあ、流石に商品にするのには幼すぎやしねえか?」「最初は俺もそう思ったんだけどよ、こう見えても母親の話だと立派な小学生らしいぞ」タバコ臭い部屋アルコールが絶えず香る部屋「なあ坊主、名前なんて言うんだ?」和也「………………」「おまえ、小学生の癖に名前も言えねえのか?」和也「しらないひとになまえいっちゃだめだって。…………おかあさんが」その瞬間、俺を囲む煙草の煙を纏った男達は大声で笑いだした。そして一人の男が俺の目の
俺と社長の内緒の事情。Situation202※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコせっかくの、もしかしたら最後になるかもしれない三人の晩餐だったのに、俺は平常心を持てる事なく、そしてその場に居る事すら出来ず。和也「寝ちゃ、……ってた、の」サトシの優しさに甘え『
俺と社長の内緒の事情。Situation142※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ真中「『社長』またねっ!」領「こら、真中!二宮さんにもご挨拶して」和也「いいよいいよ。ね、真中ちゃん。また『社長』と遊んでやってね」真中「また『ここ』に来て、いいの?」俺が返
僕が僕のすべて。Intercourse89※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコあの雨の日の公園幼いながらも、子供ながらにも夢見た、願ったその夢は潤君の加護の元、大切に俺の心の中で生き続けて偶然か必然か奇跡なのかそれとも全てを捧げてきた俺への哀れみか
俺と社長の内緒の事情。Situation53BL要素含みますはぁ…………ぁっ日頃から夜更かしなにのも流石に寝静まった夜中に帰宅して少し酒臭い自分を身体を熱いシャワーで洗いながす。でも俺の気持ちは………………昂ぶったまま。頭を適当に乾かして音を立てないように自分の部屋に戻るとそっと布団に潜り込んでさっき着たばっかりのスウェットを脱いでいく。この身体の火照りは少し飲みすぎた酒のせいなのか今さっき浴びたシャワーのせいなのかそれともついさっきまで肌が触れ合うほど近くにいた……
俺と社長の内緒の事情。Situation108BL要素含みますどうして俺、なんだよ、…………馬鹿が。コート越しに感じるその指先の感触が、苦しくて、辛かった。智「やめろ」潤「埃が背中に着いてるんですよ」智「んなもん、さっき払っただろうが」潤「あ、そうでしたっけ?」松本がうち(会社)に入社した日の事は未だによく覚えている。その背丈格好と見栄えする顔立ちは会社でその日の内に話題になり、女性従業員が色めきだった事も。「ご心配なく、俺、女に興味ないんで」社長室で俺と櫻井と石神の前で何
俺と社長の内緒の事情。Situation113BL要素含みますこの時期だというのに額には薄っすらと汗を掻き、大企業の社長だと言うのにそれを思わせない程両手に抱えた大きな紙袋はバサバサと擦れる。石神「電話頂けたら下までお迎えに行きましたのに。お持ちしますよ、社長」智「ああ、頼む。あと外して置いてくれるか」石神「『タグ』ですね、畏まりました」暗雲の呼吸というやつだろうか。石神さんは慣れた手つきで智の両手一杯の荷物を持つと中から大きな袋に包まれた服らしき物を取り出し、ハサミで値札を手際よ
俺と僕の社長の事情番外編Countdown3※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ急ぎ足は加速を増して、エレベーターを待つのさえ長く感じた。腕時計の針は静かに1秒、また1秒と時を刻んでいく。智「ち、専用だってのに来るのおせえな」エレベーターには三種類あって一
俺と社長の内緒の事情。Situation148※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ恥ずかしさとか、そんなの、もうどうでもよくて。本能のまま、今自分が思っている事を、願っている事をただひたすら俺は電話口の向こうにいるサトシに捧げた。智「すげえ数のLINEなんか送
俺と社長の内緒の事情。Situation151※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ頭を過るのは、あの日、智のプライベートルームで交わした冗談という言葉では済まされない、まるでお互いの全てを欲するような………………甘すぎるキスの情景。智「キス、うまくなったのな?
俺と社長の内緒の事情。Situation140※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコあの後の車内の様子は自分で原因を作って言うのもあれだけど………………まるでお通夜のようだった。地下駐車場に降りると、後部座席のドアを開けようと運転席から降りる運転手を止め、自分で
俺と社長の内緒の事情。Situation128※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコほとんど、………………眠れなかった。スヤスヤと寝息を立てるサトシの胸の中で俺はその鼓動を感じるのが精一杯で。届いた朝御飯をいつものようにタッパに詰めて宅配ボックスに入れると、当た
俺と社長の内緒の事情。Situation131※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ石神「このお店がいつも社長が仕事帰りに良く立ち寄られる店です。とは言っても本当の目的はこの店から一歩路地に入った小さなお豆腐屋さんなんですけどね」和也「あ、冷蔵庫にいつもある」石
俺と社長の内緒の事情。prologueBL要素含みます和也「さ、智ま、…………待って。ほ、ほら時間見て。まだ午前中だから」智「二宮、………名前」和也「あ、…………も、申し訳ありません。しゃ、…………社長。まだ午前中ですし重役会議もこの後控えてま…………うわっ!」智「社長命令」俺の身体がふわりと浮き上がったかと思うとあっという間に社長の膝の上に抱き竦められる。持っていたスケジュール帳が手から床に落ちるのと同時に社長室の窓のブラインドが下がり部屋の鍵が静かに………………自動で閉
俺と社長の内緒の事情。Situation106BL要素含みます触れた唇があまりにも熱くて離れていくサトシの唇が少し寂しくて奥歯を食いしばり下を向く、そんな俺を見るサトシの視線がヒシヒシと伝わってくる。顔があげられない。サトシを直視できない。わかるから、今サトシを見ると、俺はその瞳に甘えて、その言葉に甘えて、その甘すぎるキスに甘えて俺の方からその胸に………………飛び込んでしまいそうだから。サトシにキスをされるのが嫌じゃない理由をもっと真剣に考えればきっとその答えは、俺
僕が僕のすべて。Intercourse11BL要素含みますこの傘………………貸してあげる。あの日の貴方を笑顔を思い出すだけで乾いた心は潤いあの日の貴方の手の温もりを思い出すだけで俺の心はこんな闇の中に居ても………………平常心で居られるの。全てあの日会った貴方のおかげ。潤「ま〜た物思いにふける。そんなに良い男、って顔とか覚えてんの?」和也「覚えてるよ。顔だって声だって手から伝わってきた温もりだって、あの香だって」潤「あ〜はいはい、聞いた俺が悪うこざいました」和也「それまで俺
俺と社長の内緒の事情。Situation150※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ微かに香る、その香はうつらうつらと眠りに堕ちてしまった俺を優しく目覚めさせる。覚醒し始めた身体は肌寒さを感じて自然現象だろう、俺はその身体をくるりと丸めた。智「風邪引くぞ」和
俺と社長の内緒の事情。Situation145※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ握りしめたスマホは、自覚もなしに汗ばんで『おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていない為かかりません』その言葉を耳にしては、リダイアルを繰り返す。スマホの
俺と社長の内緒の事情。Situation45BL要素含みます和也「おっ………………重いっ」俺の両手には一人分とは思えない程の大量のスーツの束「お、大野社長。私共が車までお洋服を御運びしますのに」スーツの束を持ってヨロヨロと歩くそんな俺を見て店内から一緒に出てきた店員は俺の側に駆け寄りその両手に抱えたスーツの束を持とうする。智「ああ、そのまま持たせておいて大丈夫だ。それより俺達の事はいいから店の方普通に開けてくれ。悪かったな急に。」「とんでもございません。いつもご贔屓ありがとうござい
俺と社長の内緒の事情。Situation118※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ「………………ろ」もうやだよ。俺の心をこれ以上、やめてよ「………………ろ、和」俺は、貴方の同じ男だよ。サトシだって、男だよ。智「……………きろ、和」あなたの代わりになって
俺と社長の内緒の事情。Situation102BL要素含みます横を擦り抜けるその香は俺の鼻を掠めて、それだけで懐かしくて泣きそうになる。背後でパタンと社長室のドアが閉まる音がして、さらに俺は………………泣きそうになる。潤「可哀想に、泣きそうな顔してましたよ?二宮君」翔「………………」そんなの言われなくてもわかる。何年、何十年も俺はにのの事を見て、一緒に過ごしてきたんだから。悪いのは、俺。にのは、ちっとも………………悪くない。潤「中(社長室)、気になるなら代わりに覗いてき
俺と社長の内緒の事情。Situation127※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ拭いても拭いても滴る汗をタオルで何度も拭きなら浴室から出るとリビングは既に電気が消され真っ暗だった。和也「さと、し?」薄明かりの中時計の針を見れば俺が浴室に入ってからとっくに1時
俺と社長の内緒の事情。Situation159※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ潤の予想通りその電話はアッサリと繋がった。ワンコール、鳴っただろうか?石神「どうされましたか?こんな夜中に」日頃と変わらない石神さんのその声に俺の逸る気持ちは一旦落ち着きを見せ
俺と社長の内緒の事情。Situation104BL要素含みます正直『ズルイ』っと、そう思った。それはサトシに向けた感情では無くて、言葉では拒絶しながらも瞳を閉じサトシを受け入れている自分が………………『ズルイ』と思った。嫌なら逃げればいいだけの筈なのになのになんで俺は、俺の身体はすんなり、むしろその行為を欲するかのように………………瞳を閉じてしまったんだろう。和也「んんっ…………ちゅ、…んっ」少しばかり乱暴に重なったその唇はゆっくりと優しさを取り戻すかの様に柔らかくなり漂う
俺と社長の内緒の事情。Situation133※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコパーソナルスペースは個人によってその広さ、その重さは違う。どちらかといえば翔ちゃんは見た限り広いし、俺はそれとは正反対に………………狭い方だと思う。大切だと思う物、人には俺は
俺と社長の内緒の事情。Situation46BL要素含みます智「………………あの猫」和也「うわ!起きてらっしゃんですか!?」智「だからあの時の猫、………………どうした?」和也「猫、………………ですか?」さっきの店を出てすぐに目を閉じた社長は本当に疲れていたのか車中でずっとウトウトしていた。そんな社長が突然薄目を開け眩しそうに窓の外を見ながらそう呟いた。智「おまえさっき言ってただろう。櫻井と住んでいたって。もう引っ越す目処は立ってるのか?それにあの猫だってどうするつもりだ。櫻井が飼
俺と社長の内緒の事情。Situation25BL要素含みます翔「失礼します」和也「し、…………失礼します」社長室に足を踏み入れると爽やかな香とコーヒーの香が混ざり合いながら俺の鼻を掠めた。部屋はとてもシンプルで重厚感に溢れ、そのシンプルな部屋に一際目立つのは片隅に置かれた………………神秘的なアクアリウム。和也「わぁ………………綺麗」自然に口から溢れた俺の言葉に窓に椅子を傾けてコーヒーを飲んでた男(社長)が………………振り返る。翔「に、にのっ」和也「あ、……………す、すみません
俺と社長の内緒の事情。Situation139※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ当然の事ながらあまり眠れなかった。サトシのスウェットを来てサトシの使っている枕に顔を埋めてサトシと俺がいつも寄り添って寝ているベッドなのに。和也「相当重症だ、…………俺」側
perfectNight。bud.36※Notice※この作品はフィクションであり実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また時折不適切、尚、BL要素が含まれる事もございます。上記の意味が理解できない方、受け止めれない方はそっと静かにこのサイトを閉じて頂く事をお勧めします。サクラコ「もう、…………駄目、身体が、…………動か、ない」鉛のように身体は重く、俺はベッドに沈んだまま、独り言を言っていた、軋む身体は想像以上で、容易にベッドから起き上がれそうにない自分の身
俺と社長の内緒の事情。Situation71BL要素含みます和也「え!?毎日ですか?」智「おい二宮。いい加減その敬語やめねえか?家に居てもちっとも気が休まらねえ」和也「あ、す、すみません、大野社長」智「その『社長』ってのもココ『家』では禁止な」和也「へ!?い、いや、それは流石に」智「まあ精々頑張るんだな」そう言うと社長は薬味をこれぞとばかりに乗せた目の前にある冷奴を美味しそうに口に運びビールを飲んだ。俺はその前に座りさっきお重から自分が食べる分だけよそった豪華なご飯を口に運んだ。