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今日は、スタートアップ民法・民法総則について書きますね。引っ越し作業がようやく終わったので落ち着きました。レジュメ作成と自分の勉強も真面目にやらねばおすすめ度★★★(★5が満点)<良い点>・改正の経緯について触れている。・図表が豊富。・民法入門の章がある。<悪い点>・基本書の切り貼りで文章の流れが悪い。・余計な文章が多い。<まとめ>通称シケタイ。後日もシケタイについて書いていくのですが、良い点、悪い点がかぶってきそうで不安です。違いを出せるよう頑
元の合計表の平均点を25点に調整した表偏差値換算した後、それを2で割ることで再度平均25点にして調整そして完成した偏差値換算で表の各科目平均点を25点とした場合の表追加として、標準偏差を科目平均点で除し、それに25を乗じた「振れ幅」も出してみました。科目間の振れ幅が小さいことは、各問題がバランスよく解答できていること、ダメージの大きいF評価を喰らう可能性が低いという理由で、好条件と考えられます。そして、ここまでの数値が出せたという事で、あくまで、機械的に算出した場合の「評価予測表
今年も不合格確定再現リンク載せておきます。なかなか厳しい結果です。メンタル面と判断力も大きいのかもしれません。民事実務の小問こんなにわからないはずがありません。あと、模試は全く関係ありません。B判定でもこのような状態です。試験委員様の考えた現場思考問題は質がかなり高く小手先で挑んできた人を落とし正攻法で実力身に着けてきた人を合格させます。模試Eでも受かる人はいますしAでも落ちる人はいます。模試で一喜一憂せず基本を身に着けることは大事ですね。憲法D(比較衡量型にしている+事実は
こんにちは、ぎんざけです。以前に司法試験・予備試験の選択科目についての投稿をしましたが、今回は特に倒産法と国際私法の比較で記事を書きます。(個人的に倒産法か国際私法の2択で、一応どちらも入門書くらいは読んでいます)『司法試験・予備試験の選択科目をどれにするか?』こんにちは、ぎんざけです。司法試験と予備試験(来年から)では、選択科目を1科目選ぶ必要がありますが、どれにするかは結構悩ましい問題です。この投稿では、独断と偏…ameblo.jp結論としては、時間があるなら倒産法、ないな
⇒処理手順の進化史からのつづきです。前回、「紛争構造型」が処理手順(思考方法)として最善の方法論であると述べました。今回は、その思考をもとにした答案の書き方について、2つの型を提案します。【あてはめ一貫型】【1】あてはめ→【2】条文→【3】論点→【4】あてはめ型答案の書き方といっても、ここで別段特殊なことを書くつもりはありません。予備校の解答例のような一般的な答案の形をここで否定するつもりはありません。ここでは新たな型を提案するのではなく、既存の型の説明の仕方を
もう、Twitter上で騒がれてるので伊藤塾塾生として、当事者同士の内情は兎も角として、伊藤塾のやり方が酷いので、これまで伊藤塾にお世話になってきただけに・・・こういうやり方をする会社だと知って悲しいのだ・・・伊藤塾行政書士科のHPには、ヤクザの破門状よりもヒドイ具体的な内容だったのだ・・・先手を打ったつもりで下手打ってりゃ世話ないのだ!!名指ししなくても、誰がやめたかわかるのだ!!引き続き指導していく教務水準になく、勉強等を求めたが改善が見られず退職。辞めた人間が悪いみたいに書
まず、ともしび先生の評価についてはここで説明した。大体飛翔さんの定量評価と一致している感じである。もっとも定量評価=そのまま評価になるわけではない。基本事項を正確かつ厚く論じて応用が薄い場合には定性面で採点者の印象がよくなり評価が上がることもあるだろう。逆に定量評価がよくても明らかに間違えた記載が多かったり論理矛盾が目立ったりすると下がる可能性が高い。そういう観点から自分の再現を見直した上で自己評価憲法Cともしび先生の評価ではABであるが、試験的に考えるとやや厳しい面がある
こんばんは。るぅです。今日は自分が初学者に大事だと思うこと(やっておきたかったこと、知っておきたかったこと)をテーマに書いていきたいと思います。司法試験の結果が芳しくなかった自分がこんな記事を書いていいものか悩んだのですが、まあ予備試験に合格してるのは変わらないし気分転換にもなるからいいんじゃない?と思って書くことにしました。後日、自分が司法試験に不合格だった場合には「偉そうに言ってたやつがいたなぁ…」くらいに思っていただければ幸いです。例によって法律の勉強の話はあまりしません。そして、
こんにちは、ぎんざけです。私は仕事で多少法律を使うことがありますが、一番役に立つのは条文の引き方・読み方です。世の中にはいろいろな法律がありますが、恐らく内閣法制局の方々の変態的な努力により、非常に厳密・正確&常人には理解できない法律が多数あります。そして、これらの法律は、判例などを一切知らなくても条文を探して読むことができれば普通に使えます。ご参考として、私の感覚で私法系の法律をレベル分けすると以下のようになります。(条文読解難易度でレベル5がマックスになります。条文の難しさラ
途中から更新意欲がなくなってしまって、すっかりご無沙汰のこのブログですが、なんとなく春も近いので、司法試験でおすすめの入門講座・講師について、独断と偏見で比較検討してみます。司法試験受験界にいわゆる入門講座は4つあります。【注】このエントリーを書いた2012年から6年が経ち、2018年現在、司法試験予備校は群雄割拠の時代を迎えています。現在では下記の4つの「ハコモノ予備校」だけでなく、多数のネット予備校が存在しています。ここに書いた情報は、現在では完全に古くなってしまいました。
司法試験受験生に限らず、法律の勉強を始めた殆どの人にとって最初の大きな壁となるのが入門段階です。私は法学部出身だったので、大学の講義で指定された芦部信喜『憲法』や、当時本屋に平積みだった内田貴『民法』(全4冊。当時は「ウチミン」と呼ばれていました。)から法律学に足を踏み入れたのですが、これらの基本書を読むと、「日本語として文章を追えるのに意味を理解できない」という不思議な感覚を感じるばかりで、法律を学ぶことが面白いとは思えませんでした。上記の基本書は、私が大学生当時の流行りの基本書で
こんにちは。最近ブログの投稿が滞っておりましたが少しモチベーションが低下したりなんだりでダラダラしていました。4S受講生の方と話していて4Sの自習の進め方…みたいなものにについて自分がこれは押さえておいた方がいいんじゃないかなーと思うポイントと、答案を4Sで書いてみようと思ったんだけど、うまく書けないという方に参考になればと思って書くことにします。4S基礎講座を受講する上で意識しておきたいポイント思考プロセス>解説中の答案や論点を覚えるまずは、講義を受講する上でこの視点を常に持ってお
私は記憶法というジャンル(あるいは書籍)があまり好きではありません。記憶法に絞った本はそれほど読んでいませんし、あまり読む気にもなれません。記憶法の多くは、その話のネタの豊富さに比べて、実行可能性の低いものが多いからです。エビングハウスの忘却曲線とか、言っていることは分かるのですが、いちいちそんなものに合わせて勉強できるかというと、多くの人には面倒くさすぎて難しいと思います。そんなこんなで、記憶法にかんしては、よほどシンプルなものでない限り敬遠してきました。極論すれば、記憶法は
今回はお勧めの予備校本を紹介させて頂きます。個人的に予備校本で十分に試験に合格すると思いますので,こちらを選択される方は選択したテキストを使いこなして下さい。今回は概説書という観点で紹介させて頂きます。■憲法シケタイ少し古くなったような印象ですが,分かり易いと思います。憲法第3版(伊藤真試験対策講座5)Amazon(アマゾン)900〜10,951円■行政法シケタイ全体が分かり易く書かれています。行政法第4版(伊藤真試験対策講座13)Ama
今回は、論文の処理手順(方法論)がどのように進化してきたのかを辿ります。ちなみに、論文の方法論には、①思考過程をパターン化したものと、②答案構造をパターン化したものがあります。以下、いちいち指摘はしませんがご了承ください。【方法論前史】司法試験の歴史で、論文の処理手順の必要性が受験生の間に広く自覚されるようになったのは、せいぜいこの十数年くらいの話です。それまでは、いわゆる「論証パターン」が幅を利かせていました。実際の採点基準が論点中心だったかどうかはともかく
伊藤塾に『基礎マスター』と『商訴集中講義』(呉講師)という講座があります。講座評をしたいわけではないのですが、これらの講座の比較から見えてきたものについて、私の感じた正直なところを述べてみたいと思います。テーマを一言でいえば、「本当に入門講座を受ける必要はあるのか?」ということになります。あるいは、予備校が用意している入門講座の類を受講せずに、全く同様の効果を潜脱的に享受する方法はないのかを検討してみたいと思います。********************私
ついに今日から、『4S基礎講座』のインプット講義=4S条解講義の全回無料公開を始めていきます!これまでは、TAC『4A基礎講座』の受講生だけを対象としていた講義なのですが、これを無料公開することで、様々な方に、チラッとでもご視聴いただけることを期待しています。だからこそ、4S条解講義について、1.どのようなコンセプトに基づいているのか2.どのような方法で利用すれば効果を最大化できるのかといったことを、視聴され(てい)る皆様に、お伝えしたいのです。この記事ではまず、上記1について説
まず、間違えてはいけないのは、あくまで短答対策の基本はインプットテキストにあるということです。(択一六法など含む)何故なら、よくある「短答過去問だけで大丈夫」という言葉は過去問を通して周辺知識含めてインプットをする、というのが正しい理解なのですが、合格者の言葉はある意味親切ではないので勘違いしてしまう人も多いでしょう。過去問を5周もしたのに点数が上がらない方などは要注意です。私の友人の友人が予備試験に合格した時は、むしろ分からない事があったら分かるまで先に行かない方法で勉強していたそうです
【第4期】吉野勲「王道基礎講座」予備試験・司法試験対策基礎講座オンラインクラス【第4期】吉野勲「王道基礎講座」の講座ページ/2023年開講からリブランディング/法律家になりたい、法律を学びたいあなたへbexa.jpおそらく1番分かりやすい。伊藤塾も塾長や呉先生がいるが、テキストが今どきじゃない。つまり、今は論文特化型、いわゆる幹を育てるのがオーソドックスな中にあって、短答まで網羅してるのが逆に非効率。短答知識いわゆる枝や葉の部分は過去問で補うのが定石。話は戻すが、今は王道基礎講座だけ
記事「4S条解講義のコンセプト」に引き続き、4S条解講義の2.効果を最大化するための利用方法について説明します。まず、できる限り、ノンストップで流してください。下記(2)以外は、見直し・聞き直しも厳禁です!できればn倍速で…徐々に速くしていくと、段々慣れてきますよ~たぶん2倍速くらいまでならいけると思います。(1)直前期以外ア目的と受講方法4S条解講義を受ける主目的は、短答過去問に出てくる知識を「見た・聞いたことがある」状態にすることで、短答過去問を解くハードルを下げ
こんにちは、ぎんざけです。今回は、私が予備校を使わず独学で、大学入試や司法試験予備試験を受験した理由を投稿します。ちなみに私は予備校が市販している参考書には大変お世話になっており、予備校は悪いという主張をするものでは一切ありませんが、こういう考え方もあるくらいで見てもらえればと思います。予備校講師になろうとするのはどういう人か?東大・京大卒の予備校講師と聞いたときに皆さんはどういうイメージを持ちますか?エリートで頭がいいという印象を持つかもしれません。また、弁護士資格を持ってい
突然のご報告になりますが・・・私、社労士田口英子は、令和5年の司法試験に合格しました。昨年の予備試験合格組です。11/8法務省サイトで合格者の受験番号が載ったことで合格がわかっていたのですが、念のため、今日の、合格通知書到着までブログに書くことを遅らせました。司法試験受験志望動機が以下です。このブログで過去何度も書いていましたが障害年金の不服申立ての審査内容には不満をもっていました。かといって不満をただ言っているだけの自分にも腹が立ち、次第に「弁護
司法試験(予備試験)を受験することを決意したら、基本書を読んだり、問題集を解いたりする前に、自分がどのように勉強して合格までたどり着くか、勉強方法を最初に考えることが大切です。司法試験も予備試験も、試験範囲が膨大で、勉強時間の量だけで勝負するのに向かない試験です。また、社会人が働きながらの受験勉強では、平日ですと1~2時間の勉強時間を確保するのが精いっぱいでしょうから、現役のロースクール生・大学生に勉強時間の量で太刀打ちすることは困難です。(私は、平日ですと、通勤時間を含めて2時間勉
今回から、司法試験の論文がなぜ難しいのかを説明します。あらかじめ言っときますが、論文はかなり難しいです。軽い気持ちで独学合格を目指した人、しかも社会人の人、悪いことは言わないやめときな。今回は、論文試験が難しい理由として、時間が圧倒的に足りないことを書きます。論文の特徴の1つは、とにかく時間がないことです。考える時間なんてほとんどありません。むしろ、「考えたら負け」ぐらいの勢いです。何度も言ってますが、この試験では、「考える力」なんて要求されてません。時間配分
今日は、完択民法について書きますね。レジュメ作成が進みませんなぁ、、、おすすめ度★★★★★(★5が満点)<良い点>・趣旨部分が非常に長く、その中で改正について触れられている。・図表のまとめが丁寧。・改正部分には下線が引いてある。<悪い点>・余白が少なく書き込みができない。<まとめ>現状の択一六法系では、これが一番おすすめできるのではないでしょうか。私は、受験生時代に色々と択一六法を買い、Wセミの逐条テキストに落ち着いていました。もっとも、司法試験
こんにちは、ぎんざけです。法律科目には学問科目・スポーツ科目・宗教科目の3つのタイプがあり、そのタイプごとに勉強法が異なります。「学問科目・スポーツ科目・宗教科目って何?」という方は以下の記事を読んでみてください。『試験科目には3タイプある』こんにちは、ぎんざけです。世の中にはいろいろな科目がありますが、大きく3つのタイプに分けられます。この3タイプは勉強方法が全く違っていて、しかもそれを間違え…ameblo.jp以下3タイプにそれぞれ司法試験のどの科目が含まれているか、それぞ
ブログを始めてから1年半、途中中断した時期を除けば、実働期間は1年くらいでしたが、実質的な更新は今日で最後です。なお、このブログ自体は、今後も(Amebaが置いてくれる間は)消さずに残しておきます。これから先も、新しい教材が次々と出版されていくと思います。長い目で見れば、試験傾向はもちろん、制度自体も変わっていくことになるでしょう。ブログで書いた内容の多くは、十年も経てばそれなりに古くなっているだろうと思います。そこで、十年後にこのブログを読む受験生に対して、いくつかメッセージを残
伊藤塾のエースです。塾生の支持が非常に高く、人気のある先生です。【インプット】インプット講義(入門講座)の分野では、受験界でNo.1の講師だと思います。全体的な講義の質は塾長よりも高いです。特に、伊藤塾の目玉講座である基礎マスター講義(他校でいう入門講座)や商訴集中講義は、全ての入門者に自信をもっておすすめできます。テキストを読み進めながら、細かくマーク箇所を指定していく講義スタイルが特徴です。この講義におけるマーク指定は、その場の適当な思い付きでなされているも
今日は、Lawpractice商法について書きますね。短いですので、ぜみ読んでみてくださいおすすめ度★★★★★(★5が満点)<良い点>・基礎的な問題ばかりで初学者にも読みやすい。・1問ごとの解説がコンパクト。・最新判例(H28年)までフォローしている。・司法試験に出うる主要論点をすべて網羅している。・反対説、少数説にも最低限の言及があり、自説を固めやすい。・条文の引用が丁寧。<悪い点>・解答例がないため、答案を書いたことがない人にとっては答案のイメー
TAC(Wセミナー)の司法試験部門の看板講師です。【白羽広】①条文を重視する姿勢は素晴らしいです。条文解説講座は全ての受験生におすすめしたいです。②論文の書き方をはじめとして、方法論の解説がきちんとできる数少ない講師です。答練の解説講義(論文の書き方の解説)には定評があります。本来は、こういった受験生の真の需要(=実質的需要)に応える能力を持った、受験界でも数少ない優れた講師だと思います。※①②③のような特徴が全面に出ている状態を「白羽広」と呼んでおきたいです。