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日本の医学部は、入学するのが非常に難しいです。『私立医学部の難しさ』私立医学部の難しさを正しく理解できていない方は毎年一定数いらっしゃいます。そこで今回は、こちらの動画。CASTDICETVさんの「そもそも医学部ってどのく…ameblo.jp特に、私立の学費を払う余裕がないご家庭の場合だと、国公立のみになってしまうので、かなりハードルは上がり、受験のチャンスは、防衛医科、推薦、前期の3回だけ。推薦を受けられるだけの評定がなければチャンスは2回だけです。あとは後期がありま
こんにちは、ぎんざけです。今日は司法試験と予備試験に独学で合格するまでにかかった費用について投稿します。私の場合は結論としては15万円でした!なお、私は大学法学部卒業である程度法律をかじったことがあるので、純粋未習の場合は各科目入門書でプラス5万~10万くらい(トータルで20万円~25万円)を見ておいた方がいいと思います。以下内訳です。<予備試験に合格な費用の内訳(13万円)>過去問論文(スタンダード100)29,260短答(体系別)25,300口述(伊藤塾
1日平均3時間未満しか勉強しない人。憲法の4人組を基本書にしている人。3段階審査論を使わないと司法試験に合格することができないと思っている人。高橋重点講義を読まないと司法試験に合格することができないと思っている人。基本書を各科目3冊以上通読したことがある人。判例百選を5色以上に塗り分けている人。すぐに教材を浮気する人。ロースクールの予習・復習に勉強時間のほとんどを費やしている人。ロースクールの教授の有難いお言葉は、しかし建前かもしれないという可能性
1Xでのとある件について。社労士試験の世界では、合格基準の透明化という功績を残された伝説の方がいらっしゃいます。それが、TKTK氏です。その方が、厚労省への開示請求を繰り返された中で得られた資料に、次のようなデータが存在していました。https://livedoor.blogimg.jp/tktk009-tgr7m3xr/imgs/c/a/ca3fee6d.jpgもちろん、社労士試験は選択と択一は独立して合格基準が存在しており、合格順位などは存在していないのですが(当
2日間、よくぞ最後まで戦い抜きましたね!ヾ(@^▽^@)ノまずはちょっと休んで、必ず再現答案を作ってください。(cf)旧司時代の記事ですが…「熱き2日間の戦い」興奮冷めやらない人は、休まずに再現答案を作り始めてもいいですが、きっとどこかでたまった疲れが一気に押し寄せて来るので、そのときにはしっかり休んでください。要するに、当面、あなたのタスクリストは、・休む・再現答案を作る(順不同)です。その先のことまで気になっている方は、『R2予備論文受験~合格発表の間にやること』記
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の6回目です。今回は、2回目の予備試験の論文です。前回の記事を読みたい方はこちら。睡眠不足対策何度も言ってますが、司法試験の最大のヤマ場は論文試験です。僕も、2回目の論文試験をパスすべく、1年間必死に取り組んできました。そんな僕が、試験直前に最も気を付けたのは睡眠時間です。睡眠不足になると、脳の回転が悪くなります。解ける問題も解けなくなります。筋肉疲労なら、100
高校時代の話です。桜蔭に通っていた知り合いの女の子がいました。彼女とは、3年生のとき友人を通してある図書館の自習室で知り合いました。今日は、その桜蔭の彼女がやっていた「スピードぐるぐる勉強法」(←苦し紛れにネーミング)について書いてみたいと思います。彼女は優秀な桜蔭生の中でも極めて学力が高く、毎回の模試で志望校欄に「東大文Ⅰ」と書き、そして毎回のようにA判定を獲得していました(A判定以外取ったことがないと言っていたような・・・)。私は、いまと違い当時は人間の地頭(=先天
まずは、短パフェ全問解き憲法民法(民法①のみR5年度版)全問1周目の結果ですが、憲法332/416正答率80%民法①243/26193%民法②368/41289%民法合計611/67391%となりました。(部分点は加算せず。)まあ刑法は口述対策の遺産がまだ残っているので、これで後顧の憂いはひとまず解消したと言えましょう。ついでなので、私がよく使うコツや要領について少し。まず、短パフェは全問解こうとすると、そこで心が折れそうになることもあるでしょう
記事「4S条解講義のコンセプト」に引き続き、4S条解講義の2.効果を最大化するための利用方法について説明します。まず、できる限り、ノンストップで流してください。下記(2)以外は、見直し・聞き直しも厳禁です!できればn倍速で…徐々に速くしていくと、段々慣れてきますよ~たぶん2倍速くらいまでならいけると思います。(1)直前期以外ア目的と受講方法4S条解講義を受ける主目的は、短答過去問に出てくる知識を「見た・聞いたことがある」状態にすることで、短答過去問を解くハードルを下げ
今日は、司法試験論文式試験での点数の取り方について書きますね。明日を乗り切れればお休みだよ司法試験の論文式試験で点数を取るにはどうしたらよいでしょうか。個人的に意識していたことを書くので、参考になる部分があれば参考にしてみてください。*問いに答える。意識しておかないと問いと答えがずれることがあるので注意しましょう。ずれたら点数は入らないぐらいの気持ちを持ちましょう。*論点を落とさない。事前の勉強量、演習量、試験当日の集中力、運によります。自分の力でできる部分
通称「論パ」。かつて、LECで「論点ブロック」と名付けられていた教材が原型だと聞きます。現在では、伊藤塾の代表的な教材として知られています。「シケタイの巻末論証と同じ」と言われることがありますが、実際はかなり異なっています。また、商法・民訴・刑訴・行政法については、論パのほうが圧倒的に論点の網羅性が高いです。逆にいうと、この4科目についてはシケタイの網羅性が低すぎます(※行政法はシケタイ論証なし)。伊藤塾のメイン教材という位置づけですが、個人的には極めて使い勝手の悪い教
こんにちは、ぎんざけです。一つ前の投稿のまとめノートの暗記が終わったら、次は実際に論文問題(過去問、足りなければ演習書)に取り組んでいきます。過去問を後にとっておいてもいいことはありません、すぐに取り組む必要があります!とはいえ、この段階では問題は多分解けないので、問題と解答・解説を読むという形で問題ありません。そして、解答・解説を読んで、「ここを覚えていたら問題が解ける」というポイントをカードに抜き出してください(1問あたり多くて3つまで)。いわゆる論証カードですが、過去
独学合格のための個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。自分で誘っておいてなんですが、司法試験・予備試験の独学での合格は、かなり難しいです。私の実体験に基づき、その理由を、いくつか挙げてみます。1学歴だけでは受からない実際に司法試験に合格して、司法修習生になってみると、身の回りにはGMARCH出身の人がそれなりにたくさんいました。私は受験勉強当時、東大京大や一橋大、少なくとも早慶のレベルがないと合格は難しいのではないかと思っていました。ですから、その人
本記事では、予備試験1年合格カリキュラム(マネージメントオプションを含み、以下「1年合格カリキュラム」といいます。)をどのように消化していけば良いか、学習にあたって注意すべき事項は何かといった点について説明します。なお、主に1年合格カリキュラムの受講生を対象として説明しますが、他の予備校や独学で学習されている方も、アガルートの該当講座をご自身の対応教材に置き換えれば基本的な考え方は妥当しますので(ex.総合講義300→入門講座、基本書)、是非参考にしてみてください。第1学習初期まずは
まだまだ全然本調子ではありませんが、何とか、古江事例演習刑訴は読み終えました。その話はまた後日書くとして、今日は、「刑法の旧通説の残滓」という話を書きます。ここで言う旧通説とは、いわゆる団藤大塚ライン指しますが、団藤大塚ラインの説は、現在の司法試験・予備試験における「受験通説」「スクール説」にも多く溶け込んでいます。ただ、スクールによって、その「推奨説」のようなものは微妙に異なってはいるようです。予備試験や司法試験対策で、あまり細かな「学説研究」に立ちいるのは
新趣旨・規範ハンドブック〈1〉公法系/辰已法律研究所¥2,835Amazon.co.jp公法系・民事系・刑事系(全7科目)の3分冊テキストです。(※一部選択科目も出版されています)重要論点の論証(規範)が網羅的に掲載されています。必要最低限の形ではありますが、サブノート的な整理もされていて便利です。つまり、論証集でもあり、論文用のサブノート(まとめノート)でもある教材です。論証の出来ですが、類書の中では最もコンパクトで実践的だと思います。本書を学ぶことで、受験界で通
民事訴訟法の基礎/法学書院¥4,830Amazon.co.jp実務家(弁護士)執筆のテキストです。昔、伊藤塾の講師をされていた方で、現在は慶応ローで教員をされているようです。元予備校講師の著作ですし、法学書院という予備校っぽい出版社からでているテキストなので、基本書というよりも予備校本というべきかもしれません。いずれにしても、本書は隠れた名著だと思います。一言でいうと、シケタイをより本格的にした感じのテキストです。上位ロー出身の弁護士の友人は、本書を「No.1の民
入門民法(全)/有斐閣¥3,990Amazon.co.jpロースクール生、特に未修者にユーザーが多いテキストです。「入門」とありますが、完全な初学者がゼロから読んで分かるようには書かれていません。入門書に特有の噛み砕いた表現などはなく、最初から最後まで一貫して教科書然とした感じです。したがって、本書は入門書というよりは概説書に分類したいです。本書一冊で司法試験に対応できるか(=本書をメインテキストとして合格まで使用できるか)というと、さすがにちょっと無理があるように思い
※2019年5月(令和元年)の投稿です。司法試験情報局の更新を(いちおう)停止してから数年が経ちました。停止後も、本文の表現を訂正したり、【補足】を書き加えたりはしましたが、個々のエントリーの主旨は変わっていません。ブログに書いたいくつかの予想の中で、当たったものもあれば、外れたものもあります。たとえば、ロースクール制度の正当性についての異見(2011年7月15日)で、ロー組が予備試験組に合格率で圧倒される(ロー組が予備組に「食い殺されることになる」だろう)と書きましたが、こ
通称「問研」。伊藤塾の基幹講座(論文マスターなど)で配布される、受講生限定のオリジナル問題集です。内容は、旧司過去問+新作問題、あとロー入試過去問も一部収録されていたように記憶しています。問題数の多さはスタンダード100並みです。全問を潰し切ることは通常は不可能でしょう。講座でも全問を採り上げることはないと思うので、講座の受講者は講師の指示に従ってメリハリづけをしていけばいいと思います。答案の出来ですが、市販の問題集と比べると非常に良くできていると感じます。スタンダー
司法試験の短答対策をよく同級生から聞かれますが、正直答えられません、というか答える資格はまだないです。司法試験最終合格予備試験論文合格勉強開始3年以内の予備短答合格予備短答法律8割以上もしくは教養0換算で合格このどれかが語れる最低限ですね。私は予備短答初受験2013年で87点くらい、2014年で121点(ボーダー170)でどうあがいても無理と思いゲームに逃げ4年くらいたってから再開するもあと10点付近で止まる。2022年に法律146教養24で初突破、2023年は法律155教
文系の方の中には一般教養はどうすればいいのかという方も多いですね。今回は表で取りたい問題をUPしました。論理や英語系はきついことが多いですが、生物や地学は取れます。このあたりのイメージを掴んで頂きたいですね。予備試験一般教養問題ジャンル選択問題ジャンル選択第1問世界史◎第26問生物△第2問世界史◎第27問化学×第3問日本史◎第28問地学〇第4問日本史△第29問物理×第5問経営〇第30問地学〇第6問
伊藤塾の新司法試験部門の講師です。特に論文対策講義について、最もおすすめな講師のひとりです。伊藤塾でも一定の人気があるようで、たくさんの講座を担当されています。中でも、本試験分析講座が際立って良いです。論文の処理過程の部分、すなわち、・問題文から一定の生の主張が立てられるプロセス・一定の生の主張から条文が立てられるプロセスこういった、文字情報としての解答例には表れてこない思考過程の部分の説明が上手です。問題文の事情を使うスキルも高いです。「問題文にこう書いてあ
その1で出した宿題、考えていただけたでしょうか?つまり、〔第1問〕桂太郎(1847~1913,長州藩出身),西園寺公望(1849~1940,公家出身)はいずれも戊辰戦争を経験し,交互に首相を務めた政治家として知られている。次のアからオまでの各記述は,明治末期から大正にかけての内閣に関するものであるが,このうち,前記2人が交互に首相を務めた連続する3つの内閣に関する記述とその内閣の名称が正しく組み合わされており,かつ,年代順に正しく並べられているものを,後記1から
旧司法時代の答練模試の成績表で唯一現存しているものです。この時は、前年の58点1位から、53点96位と大きく成績を落としたので、「今年は調子悪かったな」などと思ったものでした。
★このブログは、2011年7月から2012年12月まで本体部分が書かれ、その後、約11年にわたり断続的に加筆・修正を行ってきましたが、2023年12月をもって完全に終了しました。(2024年1月1日)********************ブログのおすすめエントリーを、50個選んで貼り付けておきます。・勉強法関係・司法試験・ロースクール関係・予備校関係・その他以上の4つのカテゴリーに分類しました。タイトルの文字を大きくしているエントリーは、おすすめのものです
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。自己主張はやめよう自己主張が強いと、司法試験になかなか受かりません。人間関係の問題じゃないですよ。答案の書き方の話です。オリジナリティを出す人多くの受験生が、答案でオリジナリティを出そうとします。自己主張するんですね。俺の答案を見ろ。他の受験生が書かないことをかいてるぞ。これ、けっこう多いんですよね。実際、僕もそうでしたし。論文試験では、白紙の答案用紙が配られます。何を書い
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の8回目です。今回は選択科目です。前回の記事を読みたい方はこちら。難易度僕は、選択科目の勉強は、予備試験の論文の後に始めました。司法試験当日から逆算すると、だいたい半年前からです。当時は、コロナのいろいろがあって、予備試験合格から司法試験まで3か月しかありませんでした。でも、なんとかなりました。だから、そんなに心配しなくてもいいと思います。そこまで難しい論点は出な
私は記憶法というジャンル(あるいは書籍)があまり好きではありません。記憶法に絞った本はそれほど読んでいませんし、あまり読む気にもなれません。記憶法の多くは、その話のネタの豊富さに比べて、実行可能性の低いものが多いからです。エビングハウスの忘却曲線とか、言っていることは分かるのですが、いちいちそんなものに合わせて勉強できるかというと、多くの人には面倒くさすぎて難しいと思います。そんなこんなで、記憶法にかんしては、よほどシンプルなものでない限り敬遠してきました。極論すれば、記憶法は
(5の続き)まだ20代後半の丙案もある旧司法受験生だった頃、予備校にいくといつも熱心に勉強しているようにも見えずにロビー等でたむろしているベテラン受験生集団が存在しており、それを嫌悪しながら見ていたものです。(ですので、今の若い受験生の方々の感覚はわかります)しかし、そのように「群れる」のを嫌った結果、気が付いた時には、「孤高のベテ」である当時の私が誕生し、その後、旧司法の急激な合格者減にも直面し、旧司法から撤退したのでした。そして、10年の時を経て、今度は予備