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記事「4S条解講義のコンセプト」に引き続き、4S条解講義の2.効果を最大化するための利用方法について説明します。まず、できる限り、ノンストップで流してください。下記(2)以外は、見直し・聞き直しも厳禁です!できればn倍速で…徐々に速くしていくと、段々慣れてきますよ~たぶん2倍速くらいまでならいけると思います。(1)直前期以外ア目的と受講方法4S条解講義を受ける主目的は、短答過去問に出てくる知識を「見た・聞いたことがある」状態にすることで、短答過去問を解くハードルを下げ
記事「4S条解講義の利用方法」の(1)イで言及した記事です。1.“未知の問題”の読み方・解き方(初学者の方こそ、)日本語として意味の分からない言葉は読み飛ばし、知識がなくてもできる限り感覚・日本語力で解く。∵現場思考力(cf.記事「4S条解講義のコンセプト」③④⑤と⑥との間)が最もよく鍛えられます。2.時間管理(1)問題を解く時間は、本試験の1年度分の制限時間÷1年度分の問題数で、1問当たりの制限時間(約2~3分)を算出し、それより早く解けるようにする。∵“本試験にできる
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回から、司法試験の論文がなぜ難しいのかを説明します。今回は、論文試験が難しい理由として、試験時間が圧倒的に足りないことを書きます。論文の特徴の1つは、とにかく時間がないことです。考える時間なんてほとんどありません。むしろ、「考えたら負け」ぐらいの勢いです。何度も言ってますが、この試験では、「考える力」なんて要求されてません。試験では、理解して覚えていることを吐き出すだけです。初見の問題を見
ついに今日から、『4S基礎講座』のインプット講義=4S条解講義の全回無料公開を始めていきます!これまでは、TAC『4A基礎講座』の受講生だけを対象としていた講義なのですが、これを無料公開することで、様々な方に、チラッとでもご視聴いただけることを期待しています。だからこそ、4S条解講義について、1.どのようなコンセプトに基づいているのか2.どのような方法で利用すれば効果を最大化できるのかといったことを、視聴され(てい)る皆様に、お伝えしたいのです。この記事ではまず、上記1について説
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の9回目です。今回は司法試験です。これまでは予備試験でした。前回の記事を読みたい方はこちら。勉強法予備試験に合格したので、司法試験を受けることになりました。当時は、コロナの問題で、予備合格から司法試験までの期間が、3か月しかありませんでした。通常は6か月なんですけどね。コロナで、R3の予備試験開始が3か月遅れました。R4の司法試験は通常どおりでした。それで、3か月で
今回は、数日前にいただいたご相談にお答えをする形で記事を書いてみたいと思います。数日前、下記のようなご質問(ご相談)をいただきました。こういったお悩みは、決して特定の一個人のものではなく、多くのロースクール生にとって切実な問題だと思ったので、独立したエントリーとして残しておくべきだと考えました。質問:ローの勉強と試験対策とのバランスをどう取ればいいですか?私は国立ロー既修1年目です。講義は学者が最先端・応用分野を扱うものが中心で、学術的です。もちろん、試験対策になる講義もありますが
短答式の合格発表から4か月。今日は予備試験の天王山、論文式試験の合格発表日である。…むろん不合格。来年は、同じ不合格でも多少は悔しい気持ちがわく程度に挑みたい。実際、何点くらい取れてるだろう…。成績通知書を早く見たいような、怖いような…。《短答式6/6(木)合格発表》・採点対象者11,682人・短答合格者2,696人(合格率23.1%)・合格点162点以上《論文式10/10(木)合格発表》・採点対象者2,566人・論文合格者494人(合格率19.3%)・合格点230点
本日は、司法試験の受験予備校で用いられている入門テキストの話をします。現在、4大予備校が用いている入門講座用のテキストは以下の通りです。①伊藤塾⇒入門講義テキスト②LEC⇒セブンサミット③Wセミナー(TAC)⇒デバイスネオ④辰已⇒入門テキスト(名称よく知りません・・・)名称はどうでもいいのですが、全てのテキストに共通の特徴は、とにかく無駄に分厚いことです。民法などの大部な科目では、1000ページ前後になると思います。こういった、テキストというより辞書といったほうがいい
今日は、司法試験論文式試験での点数の取り方について書きますね。明日を乗り切れればお休みだよ司法試験の論文式試験で点数を取るにはどうしたらよいでしょうか。個人的に意識していたことを書くので、参考になる部分があれば参考にしてみてください。*問いに答える。意識しておかないと問いと答えがずれることがあるので注意しましょう。ずれたら点数は入らないぐらいの気持ちを持ちましょう。*論点を落とさない。事前の勉強量、演習量、試験当日の集中力、運によります。自分の力でできる部分
結局のところ、私は今どこを走っているのか。毎年毎年マラソンに参加している人は異なりますが(入れ替わりますが)、合格まで続くレースの中で私はどこを走っているのか、もしかしたら、後退しているのではないか。これをデータにすることで俯瞰して見れて良かったです。当初よりは着実に実力がついてきてるが、一定のレベルからのブレイクスルーが求められている状況だと感じれました。ちなみに令和5年は無勉強で挑みましたが、衰えていなくて良かったです。中間集団の前よりです。🏃ここからはバラバラにある知識を体系的
途中から更新意欲がなくなってしまって、すっかりご無沙汰のこのブログですが、なんとなく春も近いので、司法試験でおすすめの入門講座・講師について、独断と偏見で比較検討してみます。司法試験受験界にいわゆる入門講座は4つあります。【注】このエントリーを書いた2012年から6年が経ち、2018年現在、司法試験予備校は群雄割拠の時代を迎えています。現在では下記の4つの「ハコモノ予備校」だけでなく、多数のネット予備校が存在しています。ここに書いた情報は、現在では完全に古くなってしまいました。
今日は雑談です。少し自分のことについて書きます。先日、弁護士の友人に、私が正直に未修入学者であることなどの事実を書いているにもかかわらず、未だに私の属性を知りたがる人が後を絶たないことをボヤいたところ、その友人曰く、「その気持ちも分かる気がする」「きっとみんな、そんなわけないだろ、って思ってるんですよ」ということでした。つまり、私の方法論は、未修ロー生の常識的レベルを遥かに超えており、経歴自体に嘘があると考えなければ、普通の受験生は納得できないものだということで
こんにちは、ぎんざけです。司法試験の論文が書けない理由には様々なものがあり、ここを適切に診断して勉強しないと労力の割に点数が伸びません。世の中には「答案を大量に起案すればいい(書けばいい)」、「答練(模試)を受けないといけない」というアドバイスもありますが、時間が膨大にかかるので、実は「答案を書かないで別の勉強をした方がいい」という人もいると思います。(私が予備試験・司法試験受験の勉強で書いた答案は予備答案9通(ワードで作成)だけで、答練も受けませんでした)そこで、まず、論文
司法試験・予備試験論文合格答案集スタンダード100〈1〉公法系憲法・行政法〈2012年版〉/早稲田経営出版¥3,570Amazon.co.jp通称「スタン」。主要7法が揃ったシリーズです。新旧両方の論文過去問に加え、過去問の隙間を埋める新作予想問題も多数収録されています。つまり、新司過去問+旧司過去問+新作問題というボリューム満点の問題集です。(なお、タイトルに「100」とありますが、実際の収録問題数は軽く100を超えています)予備校の過去問集・問題集の中では、答
お久しぶりです。短答試験の自己採点は160点行きました。ボーダースレスレですが論文勉強します。加藤ゼミナールの講座感想止まってますが、ボチボチ書いていきます。
今日は、憲法上の権利の作法について書きますね。導入修習がもう少しで終わるのですが、体力と集中力が限界なので、頑張りますおすすめ度★★★★(★5が満点)<良い点>・三段階審査に則って判例を詳細に分析している。・判例の射程を把握しやすい。・ページ数が少ない。<悪い点>・内容が高度すぎる。<まとめ>私は、ゼミで本書を使用していました。ページ数は少ないのですが、密度が異常に濃いです。流し読みするだけならば通読はすぐにできると思うのですが、1回読んだだけで
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、インプット講義(4S条解講義)の全回無料公開…数年前からずっとやりたかったんだけど、ようやくBEXAで実現できました!→BEXA『4S基礎講座』の「講座内容」欄私はそもそも、TAC『4A基礎講座』の企画段階から、「インプット講義なんていらねえ!“できる限り本試験と同じことをする”のが最も効果的なんだから、いきなりアウトプット=論文解法パターン講義+短答過去問潰しで充分なんだよ!」と主張していた。予備・(新)司
こんばんは、らみです。質問箱をゆるゆると再開しました。飽きるまでは開設していますのでゆるゆると質問してください。今日は、質問箱の中でもよくいただく質問についてお答えします。今後もブログでお答えすることがしばしばあると思いますのでよろしくお願いいたします。今日の質問はこちら!!なぜ一橋や東大ではなく京大にしたのか。これは本当によく聞かれます。入学したてのときに入学祝賀会というのがありまして、そこで有名教授の先生方とお話しする機会があったのですが、そのときも何回も聞かれまし
たまには、勉強法の記事について書いてみようかなと思った次第です。注意してほしいのが、これをやれば絶対に受かる、だからやれ、というようなマウンティングをとる趣旨はありません。司法試験合格直後にありがちな勉強方法のアピールマウンティングなのが本当に嫌いなので、、、あくまで1人の合格者の意見として、少しでも勉強方法について迷っている人の助けになれれば幸いですよく情報を一元化しろって聞きませんか?私が勉強を始めたことは、ルーズリーフに論証をまとめていました。結局見直しをするこ
あなたがテニスをしたことがないとします。完全な初心者であれば、普通はあまり上手くいかないはずです。ラケットの握り方・振り方からして最初は違和感ありまくりだと思います。サーブも入りませんし、レシーブに至ってはボールがどこに飛んでいくか保証の限りではありません。コートの中を駆け回りながらラリーの応酬を繰り広げるなんて、夢のまた夢です。テニスの初心者がテニスをするというのは、0歳の赤ちゃんがブロック遊びをするのと同じです。頭と体(行動)が全く連動しません。完全に行動において不自由な
1月の勉強時間第1週43時間30分第2週27時間45分第3週32時間45分第4週30時間30分第5周30時間2月の勉強時間第1週36時間15分第2週30時間第3週31時間35分大体、1週間あたり30時間を一応の目標とし、少なくともこの時間を超える事を念頭にしている。(1月第2週は出来なかった。)1月は加藤ゼミナールの商法を一応終わらし、2月は民訴という感じである。ちなみに民訴はまだ終わっていない。にほんブログ村にほんブログ村
昨年の予備論文の合格点の高さについて色々言われていますが、過去の平均点等を併せてみれば、昨年の合格点も平均点×1.2程度が合格点となっただけであり、何ら昨年の合格点が異例の高さであった訳ではないことになります。(なぜ多くの方がそのことをスルーされるのが謎ですが、あえて書いておきます)むしろ、予備論文の得点は、全科目偏差値調整で平均20点に設定されている。この「定説」について少し疑問を持ってみても良いのではないかと思います。この定説通りであるならば、白紙答案は0点とされる
伊藤塾のエースです。塾生の支持が非常に高く、人気のある先生です。【インプット】インプット講義(入門講座)の分野では、受験界でNo.1の講師だと思います。全体的な講義の質は塾長よりも高いです。特に、伊藤塾の目玉講座である基礎マスター講義(他校でいう入門講座)や商訴集中講義は、全ての入門者に自信をもっておすすめできます。テキストを読み進めながら、細かくマーク箇所を指定していく講義スタイルが特徴です。この講義におけるマーク指定は、その場の適当な思い付きでなされているも
卒業式終わっちゃったけど、今年度のうちに残しておきたいお役立ち記事3部作1.学部成績2.就活・留学3.法曹志望者の受験計画←今ココ第一弾・第二弾はこちらからどうぞ『【学部成績編】文一→法学部生用・東大生活の道しるべvol.1』いおりです卒業に伴いブログを閉じる前に実用的な記事を残しておこうの第一弾もう少し卒業間際になるかなと思ってたんですが、39度の熱を出してなぜか全然下がらず暇…ameblo.jp『【就活・留学編】文一→法学部生用・東大生活の道しるべvol.2』風邪、治りま