ブログ記事7,554件
1評価方法の続き的な話先日、定性評価もしようかという意思を示しましたが、その直後ぐらいに旧ツイでamaruさんという方の一件を見て、少し、自分自身の勉強を頑張らなければならないかなと思い、ひとまずその件は伏せることにしました。そして、その後、仕事が残業&休日出勤続きで、全てが、それどころではなくなりました。それに、再現が(自分のと新たに追加した2名を含め)28名分にも上り、それを全科目見直して定性評価するというのは、もはや現実的ではないことにも気づきました。こ
私は記憶法というジャンル(あるいは書籍)があまり好きではありません。記憶法に絞った本はそれほど読んでいませんし、あまり読む気にもなれません。記憶法の多くは、その話のネタの豊富さに比べて、実行可能性の低いものが多いからです。エビングハウスの忘却曲線とか、言っていることは分かるのですが、いちいちそんなものに合わせて勉強できるかというと、多くの人には面倒くさすぎて難しいと思います。そんなこんなで、記憶法にかんしては、よほどシンプルなものでない限り敬遠してきました。極論すれば、記憶法は
短文事例問題集は今や欠かせないツールとなってきました。司法試験、予備試験の論文式試験は事例問題である以上、事例を通じて法の適用解釈を学ばなければ使える知識にならないからです。そこで短文事例問題集を羅列してみました。難易度低い短文事例問題(吉野勲)短文事例問題(加藤ゼミナール来期より)重要問題習得(アガルート)論文スタ(早稲田セミナー)えんしゅう本(辰巳法律研究所)論文問題集(資格スクエア)問題研究(伊藤塾)難易度高い問題の難しさは旧司論文をベースにしているかによります。
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の9回目です。今回は司法試験です。これまでは予備試験でした。前回の記事を読みたい方はこちら。勉強法予備試験に合格したので、司法試験を受けることになりました。当時は、コロナの問題で、予備合格から司法試験までの期間が、3か月しかありませんでした。通常は6か月なんですけどね。コロナで、R3の予備試験開始が3か月遅れました。R4の司法試験は通常どおりでした。それで、3か月で
今日は、中田先生の契約法について書きますね。司法試験の合格発表があり、色々と選択肢が出てくると思いますので、TwitterのDMで相談室開催しております契約法Amazon(アマゾン)3,999〜15,312円Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る<おすすめ度>★★★★★(★5が満点)<良い点>・項目立てが分かりやすい。・文章が論証化しやすい。・基本的に判例通説の立場で書かれている。<悪い点>・特になし(受験生にとっては
まず、間違えてはいけないのは、あくまで短答対策の基本はインプットテキストにあるということです。(択一六法など含む)何故なら、よくある「短答過去問だけで大丈夫」という言葉は過去問を通して周辺知識含めてインプットをする、というのが正しい理解なのですが、合格者の言葉はある意味親切ではないので勘違いしてしまう人も多いでしょう。過去問を5周もしたのに点数が上がらない方などは要注意です。私の友人の友人が予備試験に合格した時は、むしろ分からない事があったら分かるまで先に行かない方法で勉強していたそうです
司法試験の世界には、古くから「基本書か予備校本か」という争点があります。勉強のメインに据える教材をどちらにするのか、この点を巡って延々と議論が続いています。ロースクール時代になっても、この議論はたびたび耳にします。実際には、純粋にどちらか一方だけでよいとする「純粋基本書主義」や「純粋予備校本主義」のような立場もあれば、どちらか一方をメインにしてもう一方を辞書的に使用することを容認する折衷的な立場までいろいろありますが、この際細かいことはどうでもいいです。ようするに、(特に基本書主
会場の真ん中に進み出て、右足を「ヒョイ」と上げる(→で、そのまま帰る)。ただそれだけの競技があったとします。右足をヒョイと上げる美しさ、俊敏さ、力強さ、滑らかさetc…競技者がどれだけ右足をヒョイと上げることに習熟しているか。競技の評価基準はだいたいそんなところでしょうか。いずれにしても、大した身体動作を要するわけではない、極めて単純な競技です。この、右足をヒョイと上げる競技で高い得点をあげるにはどのような練習をすればいいでしょうか。一番とはいわなくても、相対的に上位
今日は、民法演習サブノート210問(第2版)について書きますね。短いので、ぜひ読んでみてくださいおすすめ度★★★★(★5が満点)<良い点>・問題数が多く、論点の網羅性が高い。・問題文が短いので、何を書けばいいのか把握しやすい。・解説も短いので、通読にそこまで時間がかからない。<悪い点>・答案に使えない、おかしな解説が割とある。<まとめ>本書は、コンパクトな解説、論点の網羅性が特徴の演習書です。民法を学んだことがない人、ある程度学んだが論点の抽出がで
以前書くと宣言していた企画です。(どれだけの方が見ているか不明ですが)知り合いの社会人合格者(社会人予備合格者3名)、社会人受験生(短答合格者7名)からの意見も貰い作成しました。予定ではインプット編、応用インプット編、アウトプット編、テキスト編の4編成です。(一部書き足しました。令和4年7月3日)インプット(入門講義オッズ)一貫指導講師限定1位呉講師(伊藤塾)2位高野講師(加藤ゼミナール)3位本田講師(伊藤塾)4位矢島講師(LEC)5位
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の8回目です。今回は選択科目です。前回の記事を読みたい方はこちら。難易度僕は、選択科目の勉強は、予備試験の論文の後に始めました。司法試験当日から逆算すると、だいたい半年前からです。当時は、コロナのいろいろがあって、予備試験合格から司法試験まで3か月しかありませんでした。でも、なんとかなりました。だから、そんなに心配しなくてもいいと思います。そこまで難しい論点は出な
今日は、司法試験論文式試験での点数の取り方について書きますね。明日を乗り切れればお休みだよ司法試験の論文式試験で点数を取るにはどうしたらよいでしょうか。個人的に意識していたことを書くので、参考になる部分があれば参考にしてみてください。*問いに答える。意識しておかないと問いと答えがずれることがあるので注意しましょう。ずれたら点数は入らないぐらいの気持ちを持ちましょう。*論点を落とさない。事前の勉強量、演習量、試験当日の集中力、運によります。自分の力でできる部分
ブログを始めてから1年半、途中中断した時期を除けば、実働期間は1年くらいでしたが、実質的な更新は今日で最後です。なお、このブログ自体は、今後も(Amebaが置いてくれる間は)消さずに残しておきます。これから先も、新しい教材が次々と出版されていくと思います。長い目で見れば、試験傾向はもちろん、制度自体も変わっていくことになるでしょう。ブログで書いた内容の多くは、十年も経てばそれなりに古くなっているだろうと思います。そこで、十年後にこのブログを読む受験生に対して、いくつかメッセージを残
ついに今日から、『4S基礎講座』のインプット講義=4S条解講義の全回無料公開を始めていきます!これまでは、TAC『4A基礎講座』の受講生だけを対象としていた講義なのですが、これを無料公開することで、様々な方に、チラッとでもご視聴いただけることを期待しています。だからこそ、4S条解講義について、1.どのようなコンセプトに基づいているのか2.どのような方法で利用すれば効果を最大化できるのかといったことを、視聴され(てい)る皆様に、お伝えしたいのです。この記事ではまず、上記1について説
またまた夜勤中にブログを更新するmonsterです。完全に習慣化しつつあるwmonster会ほとんど来る人いないもんだと思ってたけど、それなりに人が集まってきてくれています。ありがたい。多くの人に来てもらった方が盛り上がりますからね(●^o^●)【福岡開催】日時:10月20日(金)場所:天神・博多あたり予算:飲み代のみ【大阪開催】日時:11月の金・土曜のいずれか場所:未定(いいとこあれば教えてください)予算:飲み代のみ【東京開催】日時:12月の金・土曜のいず
久々の投稿になります。現状を整理すると、短答式試験まで残り68日。商法の短答式過去問にかなり手間取った私は2ヶ月弱をそこに費やしてしまいました。というか、正解しなさすぎてモチベーション下降し仕事や家族との時間の中で勉強時間は効果の一方。3月末から、6週ほどは苦しい戦いでした。商法を抜けて、残り68日間で、民訴法、刑訴法、行政法が手付かず。危機感マックスです💦5月で訴訟法2つ仕上げたいです💪
私は、大企業勤め。年収は、40歳900万、50歳1,000万、53歳1,100万、その先昇進すれば57歳1,200万、60歳1,400万、更に昇進すれば2,000万前後です。手堅く考えると1,200万ぐらいで出世は終わるかなと思います。なので、役職定年を迎える57歳ぐらいが私の勤め人としての定年となるでしょう。ちなみに私の会社も65歳が定年になるそうですが、今まで部下だった人物のもとで部下をやるつもりはありません。背に腹はかえられぬと言いますが、私はそうならないように準
1Xでのとある件について。社労士試験の世界では、合格基準の透明化という功績を残された伝説の方がいらっしゃいます。それが、TKTK氏です。その方が、厚労省への開示請求を繰り返された中で得られた資料に、次のようなデータが存在していました。https://livedoor.blogimg.jp/tktk009-tgr7m3xr/imgs/c/a/ca3fee6d.jpgもちろん、社労士試験は選択と択一は独立して合格基準が存在しており、合格順位などは存在していないのですが(当
司法試験・予備試験論文合格答案集スタンダード100〈1〉公法系憲法・行政法〈2012年版〉/早稲田経営出版¥3,570Amazon.co.jp通称「スタン」。主要7法が揃ったシリーズです。新旧両方の論文過去問に加え、過去問の隙間を埋める新作予想問題も多数収録されています。つまり、新司過去問+旧司過去問+新作問題というボリューム満点の問題集です。(なお、タイトルに「100」とありますが、実際の収録問題数は軽く100を超えています)予備校の過去問集・問題集の中では、答
たまには、勉強法の記事について書いてみようかなと思った次第です。注意してほしいのが、これをやれば絶対に受かる、だからやれ、というようなマウンティングをとる趣旨はありません。司法試験合格直後にありがちな勉強方法のアピールマウンティングなのが本当に嫌いなので、、、あくまで1人の合格者の意見として、少しでも勉強方法について迷っている人の助けになれれば幸いですよく情報を一元化しろって聞きませんか?私が勉強を始めたことは、ルーズリーフに論証をまとめていました。結局見直しをするこ
最近受講相談で掲題質問が多いので,記事にしてみました。今から予備試験の合格を目指して学習をスタートさせた場合,2021年の予備試験を目指すか,2022年の予備試験を目指すか迷うところだと思います。結論から言うと,学習時間が取れる方(目安としては,1日最低でも3~4時間以上)は2021年予備試験を目指し,それが取れない方は2022年予備試験を目指すのがいいと思います。ただし,2022年予備試験からは選択科目が新たに導入されますので,その点はご注意ください。2021年予備試験を受験
このブログを古い記事から読まれている方にとっては周知の事実だと思われるが、昨年の予備短答の頃以降からしか読まれていない方は、私の属性をあまりご存知でない方も多いと思われる。まず、司法試験予備試験に関して言えば、平成12年に旧司法試験1次試験に合格し、平成12年から19年まで旧司法試験2次試験を受験。そのうち、H13・14・16・17・18・19年は論文試験で不合格。その中で、一番合格に近かったのは、論文合格者550人程度で789位となったH18年だった。(その年は、論文受験者
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回は、司法試験の短答試験についての2回目です。1回目の記事はこちら。今回は、短答試験の出題範囲についてです。出題範囲は「全部」短答試験の出題範囲は、民法の試験なら、民法全部です。条文全部と民法にかかわる判例全部です。受験指導で、「どこまで覚えればいいんですか」という質問をよく受けます。条文六法(参考書)なんかを買うと、膨大な量の情報が載っているからです。
最近、色々と考えることが増えてきたので、ずっと温めてきたネタと、一度は言及したまとめ教材についてエントリーを書こうと思います。1.合格者のタイプについて私は、司法試験受験生には、以下の3つのタイプの人間がいると思っています。(より厳密には、2つのタイプの合格者、というべきですが)①不合格の要素<合格の要素となった合格者②不合格の要素≧合格の要素である合格者③不合格の要素>合格の要素である不合格者すなわち、私は合格者には2種類の人間が、不合格者には一種類の人間しかいな
独学合格のための個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。ちなみに、受講生の中には学生さんもいます。社会人のためにブログを書き始めたんですが、学生さんも見てるみたいですね。僕は、45歳で司法試験の勉強を始め、理系出身の社会人でありながら、独学で48歳で合格しました。ご存じのとおり、司法試験は、日本の文系科目の中で最も難しい資格試験です。普通に考えて、独学での合格はまず無理です。ですから大半の受験生が、ロースクール(ロー)に通うんですね。私も合格して、司
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。司法試験では、短答試験、論文試験という試験があります。予備試験の場合は、これに口述試験が加わります。今回は、短答試験について説明します。短答試験はマークシート試験短答試験とは、マークシートの試験です。問題1問につき、↓のような肢(アシ)が5個ぐらいあります。ア…である(でない)そして、間違っている(あるいは正しい)ものを2つとか選ぶんですね。たまに、「間
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。合格してびっくりされた僕は、1回目の予備試験の受験で、短答試験に合格しました。でも、論文試験で落ちてしまいました。それで、伊藤塾の無料カウンセリングに行くことにしました。勉強方法を教えてもらうためです。そしたら、その受付のおじさんが、目を丸くしてびっくりしていました。社会人で1回目の短答に合格したんですか!そんな人、初めて見ましたよ!その言葉を聞いて、かなり癒されま
新司法試験論文えんしゅう本〈1〉公法系憲法/辰已法律研究所¥2,205Amazon.co.jp受験界では比較的人気のある問題集です。主要7科目に加え、一部選択科目も出版されているので、8法全部を本書で統一することも可能です。内容は、短めの事例問題が中心です。一部過去問も収録されています。【良い点】①解答例が比較的短くて実践的。②一問一問の事例が短いので、初学者レベルから気軽に使用可能。③問題数が1科目数十問レベル(民法でも100問ちょっと)と、潰すにはちょうどいい分
独学合格のための個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。自分で誘っておいてなんですが、司法試験・予備試験の独学での合格は、かなり難しいです。私の実体験に基づき、その理由を、いくつか挙げてみます。1学歴だけでは受からない実際に司法試験に合格して、司法修習生になってみると、身の回りにはGMARCH出身の人がそれなりにたくさんいました。私は受験勉強当時、東大京大や一橋大、少なくとも早慶のレベルがないと合格は難しいのではないかと思っていました。ですから、その人
こんにちは、ぎんざけです。予備試験合格後、司法試験合格に必要と思われる教材について投稿します。(予備試験合格までに必要な参考書は以下の記事をご覧ください)『(予備試験独学合格)必要な参考書』こんにちは、ぎんざけです。司法試験予備試験を独学合格するために使った教材をまとめて投稿します。勉強法は別途投稿しますが、法学部卒レベルの人に必要な教材目安と…ameblo.jp国際私法の三種の神器以下の3冊で対策は完全にできたと思います。国際関係私法入門凄くコンパクトですが、他の科目の基本