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まず、間違えてはいけないのは、あくまで短答対策の基本はインプットテキストにあるということです。(択一六法など含む)何故なら、よくある「短答過去問だけで大丈夫」という言葉は過去問を通して周辺知識含めてインプットをする、というのが正しい理解なのですが、合格者の言葉はある意味親切ではないので勘違いしてしまう人も多いでしょう。過去問を5周もしたのに点数が上がらない方などは要注意です。私の友人の友人が予備試験に合格した時は、むしろ分からない事があったら分かるまで先に行かない方法で勉強していたそうです
桜も咲き始め、新しい年度を迎えましたが、4月1日から法改正に置きましてもたくさんの法律が施行されています。具体的にどのような法律が施行されたかにつき、以下で検討しましょう!!1労働基準法のおける時間外労働の上限規制見直し労働基準法では2019年4月より時間外労働の上限規制以下の事業・業務に該当する場合はその規制適用について5年間の猶予↓もっとも下記に該当する事業・業務においても2024年4月からは時間外労働の上限設定
こんにちは、ぎんざけです。一つ前の投稿のまとめノートの暗記が終わったら、次は実際に論文問題(過去問、足りなければ演習書)に取り組んでいきます。過去問を後にとっておいてもいいことはありません、すぐに取り組む必要があります!とはいえ、この段階では問題は多分解けないので、問題と解答・解説を読むという形で問題ありません。そして、解答・解説を読んで、「ここを覚えていたら問題が解ける」というポイントをカードに抜き出してください(1問あたり多くて3つまで)。いわゆる論証カードですが、過去
現実を直視する。これは自分を支えることにもなる。どのような話しかというと、予備試験合格を目指すと言うことは、ある意味自尊心をかけた戦いなのである。日本で文系最難関と言われる予備試験。おそらく司法試験より合格率とか3段階クリアしなければならないとかも加味すれば難しいだろう。(てか、予備試験合格者の司法試験合格率80%Overっておかしいだろ。短答合格率に至っては100%よ。どっちが本番よ。)これに対して1〜2年カリキュラムでうんぬんカンヌン。という講座が巷で溢れかえっている。実際私が初
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の8回目です。今回は選択科目です。前回の記事を読みたい方はこちら。難易度僕は、選択科目の勉強は、予備試験の論文の後に始めました。司法試験当日から逆算すると、だいたい半年前からです。当時は、コロナのいろいろがあって、予備試験合格から司法試験まで3か月しかありませんでした。でも、なんとかなりました。だから、そんなに心配しなくてもいいと思います。そこまで難しい論点は出な
1日平均3時間未満しか勉強しない人。憲法の4人組を基本書にしている人。3段階審査論を使わないと司法試験に合格することができないと思っている人。高橋重点講義を読まないと司法試験に合格することができないと思っている人。基本書を各科目3冊以上通読したことがある人。判例百選を5色以上に塗り分けている人。すぐに教材を浮気する人。ロースクールの予習・復習に勉強時間のほとんどを費やしている人。ロースクールの教授の有難いお言葉は、しかし建前かもしれないという可能性
このブログの頻出概念である「潰す」という言葉の意味について、何人かの方からご質問を受けました。これについては、以前、コメントの返信という形で以下のように書いたことがあります。①単に頭で「覚えている」以上の、使えるレベル②頭で理解している以上の、体で体得しているレベル③100回解いても100回間違えないレベル④特定の問題の処理について質問されたとき、考えて答えるのではなく、脊髄反射的に口が勝手に答え始めるところまで内在化されているレベル要は、40度の熱で朦朧とした意識の中で寝込んでいる
今日は雑談です。少し自分のことについて書きます。先日、弁護士の友人に、私が正直に未修入学者であることなどの事実を書いているにもかかわらず、未だに私の属性を知りたがる人が後を絶たないことをボヤいたところ、その友人曰く、「その気持ちも分かる気がする」「きっとみんな、そんなわけないだろ、って思ってるんですよ」ということでした。つまり、私の方法論は、未修ロー生の常識的レベルを遥かに超えており、経歴自体に嘘があると考えなければ、普通の受験生は納得できないものだということで
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の9回目です。今回は司法試験です。これまでは予備試験でした。前回の記事を読みたい方はこちら。勉強法予備試験に合格したので、司法試験を受けることになりました。当時は、コロナの問題で、予備合格から司法試験までの期間が、3か月しかありませんでした。通常は6か月なんですけどね。コロナで、R3の予備試験開始が3か月遅れました。R4の司法試験は通常どおりでした。それで、3か月で
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の6回目です。今回は、2回目の予備試験の論文です。前回の記事を読みたい方はこちら。睡眠不足対策何度も言ってますが、司法試験の最大のヤマ場は論文試験です。僕も、2回目の論文試験をパスすべく、1年間必死に取り組んできました。そんな僕が、試験直前に最も気を付けたのは睡眠時間です。睡眠不足になると、脳の回転が悪くなります。解ける問題も解けなくなります。筋肉疲労なら、100
会場の真ん中に進み出て、右足を「ヒョイ」と上げる(→で、そのまま帰る)。ただそれだけの競技があったとします。右足をヒョイと上げる美しさ、俊敏さ、力強さ、滑らかさetc…競技者がどれだけ右足をヒョイと上げることに習熟しているか。競技の評価基準はだいたいそんなところでしょうか。いずれにしても、大した身体動作を要するわけではない、極めて単純な競技です。この、右足をヒョイと上げる競技で高い得点をあげるにはどのような練習をすればいいでしょうか。一番とはいわなくても、相対的に上位
こんにちは、らみです。神大ローの合格発表がありましたね。合格された方、おめでとうございます!!わたしも一年前京阪神の中で神大が一番早く発表されるのでそれはもうドキドキでした。京阪神の中では神大が一番自信があったので、これがだめだったら全部だめだろうと思っていました。自分の番号を見つけた時、自習室で叫びそうになった(ただの迷惑)関西で一人暮らしという夢が叶った瞬間でした。それから、先日学部時代の友達が東京と兵庫から遊びに来てくれて3人でNFに行ってきました!!初めて行ったけど楽しかっ
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。司法試験では、短答試験、論文試験という試験があります。予備試験の場合は、これに口述試験が加わります。今回は、短答試験について説明します。短答試験はマークシート試験短答試験とは、マークシートの試験です。問題1問につき、↓のような肢(アシ)が5個ぐらいあります。ア…である(でない)そして、間違っている(あるいは正しい)ものを2つとか選ぶんですね。たまに、「間
こんばんは、らみです。質問箱をゆるゆると再開しました。飽きるまでは開設していますのでゆるゆると質問してください。今日は、質問箱の中でもよくいただく質問についてお答えします。今後もブログでお答えすることがしばしばあると思いますのでよろしくお願いいたします。今日の質問はこちら!!なぜ一橋や東大ではなく京大にしたのか。これは本当によく聞かれます。入学したてのときに入学祝賀会というのがありまして、そこで有名教授の先生方とお話しする機会があったのですが、そのときも何回も聞かれまし
結局のところ、私は今どこを走っているのか。毎年毎年マラソンに参加している人は異なりますが(入れ替わりますが)、合格まで続くレースの中で私はどこを走っているのか、もしかしたら、後退しているのではないか。これをデータにすることで俯瞰して見れて良かったです。当初よりは着実に実力がついてきてるが、一定のレベルからのブレイクスルーが求められている状況だと感じれました。ちなみに令和5年は無勉強で挑みましたが、衰えていなくて良かったです。中間集団の前よりです。🏃ここからはバラバラにある知識を体系的
こんにちは、ぎんざけです。予備試験を受けようと思ったのは2019年7月下旬(海の日)です。それ以降合格までどう勉強したかを投稿します!今振り返ると非効率な部分も多々あるのですが、一旦はありのままで書いていきます。前提私は大学の法学部を卒業しているので、法律の全くの初学者という訳ではありません。ゼロから1年半で受かった訳ではないので、その点はご注意ください。2019年7月~11月論文過去問を7科目(+実務基礎)につき、問題と解説と解答を読みました。かなり流し読みで、条文
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回から、司法試験の論文がなぜ難しいのかを説明します。今回は、論文試験が難しい理由として、試験時間が圧倒的に足りないことを書きます。論文の特徴の1つは、とにかく時間がないことです。考える時間なんてほとんどありません。むしろ、「考えたら負け」ぐらいの勢いです。何度も言ってますが、この試験では、「考える力」なんて要求されてません。試験では、理解して覚えていることを吐き出すだけです。初見の問題を見
令和5年の予備論文の成績と総括です令和5年予備論文成績と総括|yobiteki再現答案はこちらhttps://note.com/yobiteki/n/n4ae9d9166dd7憲法C問題文を読み間違って3者間(2者間)で書いていないが、内容的にはCくらいいけているのではないかと思っていた。憲法は対立利益を意識した基準を設定して、「メイン事実」を拾って評価していれば、細かい事実を落としていてもCで守れる印象。ただしABを目指す…note.com
司法試験の世界には、古くから「基本書か予備校本か」という争点があります。勉強のメインに据える教材をどちらにするのか、この点を巡って延々と議論が続いています。ロースクール時代になっても、この議論はたびたび耳にします。実際には、純粋にどちらか一方だけでよいとする「純粋基本書主義」や「純粋予備校本主義」のような立場もあれば、どちらか一方をメインにしてもう一方を辞書的に使用することを容認する折衷的な立場までいろいろありますが、この際細かいことはどうでもいいです。ようするに、(特に基本書主
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。自己主張はやめよう自己主張が強いと、司法試験になかなか受かりません。人間関係の問題じゃないですよ。答案の書き方の話です。オリジナリティを出す人多くの受験生が、答案でオリジナリティを出そうとします。自己主張するんですね。俺の答案を見ろ。他の受験生が書かないことをかいてるぞ。これ、けっこう多いんですよね。実際、僕もそうでしたし。論文試験では、白紙の答案用紙が配られます。何を書い
こんにちは。GW前半戦、わが家はけっこうミチミチなスケジュールで動き回っておりました・・・移動時間で片道6時間は長すぎ。結果的に帰省先では短時間しかいられないし、疲れが取れるわけがない。かれこれ10年、高速道路を運転して(旦那が)、年に数回帰省してきましたが、もうこれ無理だ。子供たちは飽きるし、旦那は集中力が落ちて危ないし、私は体バッキバキだし。よって、次回から帰省の回数を減らしてでも飛行機を使おうと提案しました。時間って有限なのよ・・・つくづく思いますわ。そして長らくグレー
やはり人生、生き抜く上で、社労士の知識は重要。これをマスターすると、自信につながる。8月からは、予備試験の勉強を再開します。なお、最初は伊藤塾にしようと思っていたのですが、いろいろ考えて、アガルートにすることにしました。勉強時間が取れないことを考えて、2027年に合格することを目指します。なおマネオプはつけません。おおよそ100万円の大きな賭け事です。なんとか勝ちたいものです。
私は、大企業勤め。年収は、40歳900万、50歳1,000万、53歳1,100万、その先昇進すれば57歳1,200万、60歳1,400万、更に昇進すれば2,000万前後です。手堅く考えると1,200万ぐらいで出世は終わるかなと思います。なので、役職定年を迎える57歳ぐらいが私の勤め人としての定年となるでしょう。ちなみに私の会社も65歳が定年になるそうですが、今まで部下だった人物のもとで部下をやるつもりはありません。背に腹はかえられぬと言いますが、私はそうならないように準
途中から更新意欲がなくなってしまって、すっかりご無沙汰のこのブログですが、なんとなく春も近いので、司法試験でおすすめの入門講座・講師について、独断と偏見で比較検討してみます。司法試験受験界にいわゆる入門講座は4つあります。【注】このエントリーを書いた2012年から6年が経ち、2018年現在、司法試験予備校は群雄割拠の時代を迎えています。現在では下記の4つの「ハコモノ予備校」だけでなく、多数のネット予備校が存在しています。ここに書いた情報は、現在では完全に古くなってしまいました。
現在の司法試験対策に一行問題は必要でしょうか?一行問題(説明問題)という問題類型は、旧司の商法・訴訟法においてよく見られたものです。一部民法などにもあったものの、一行問題の大半は商訴からの出題でした(大昔の司法試験はほとんど全部が一行問題だったのでその時期のことは除きます)。事案処理型&論点型の出題だと、どうしても出題範囲がピンポイント型になりやすいわけですが、その点、一行問題は幅広い知識を横断的に聞くには格好の問題類型です。それゆえ、旧司時代を通じて一行問題が出題され続けていたの
『論文演習会社法(上)』『論文演習会社法(下)』(上田純子=松嶋隆弘編)☆司法試験向き度→5/5点☆予備試験向き度→5/5点☆法科入試向き度→3/5点新旧司法試験,予備試験の過去問を中心にオリジナル問題も取り扱った会社法の演習書(手形法も一部取扱いあり)。構成は,問題→司法試験合格者(弁護士)による解答例→教員による解説。解答例には,解説者のコメントが付されている(解答例を称賛するコメントが多い)。解答例は基本的に判例・通説の立場からコンパクトにまとめられており,解説
ゴールデンウイーク真っ最中ですね。といっても、カレンダーどおりの会社では中日が3日もあるため、それほど大型連休という感じはしません。まあ、短答試験を控えた予備試験受験生にとっては勉強のかき入れ時でしかありませんが。最近の勉強内容は3月とほとんど変わりありません。論文対策は月5通の過去問添削の提出とAnkiアプリで論証等を暗記すること(基礎問は時間がなかなか時間が取れず)。短答は肢別短答アプリを徹底して回すことです。比重としては論文:短答=7:3くらいでしょうか。でも、さすがに短答の方
【ローに向いていない人】・勉強期間が2年未満の方→予備抜けできる可能性があるので、まずは予備にチャレンジした方がいいと思います。・勉強期間が2年以上で予備短答合格に近いところまで行った事がない方→勉強時間の確保が出来ていない、または、資格試験の勉強のやり方がそもそも分かってない可能性があるので、今の状態でロー、特に未修に行くのは危険です。・週に20時間以上、勉強時間の確保ができない方→テスト前のレポート課題などが終わらない可能性があります。・みんなでワイワイやるのが苦手な方→
【初学者向け/遅すぎた構成要件の実現】・遅すぎた構成要件の実現と早すぎた構成要件の実現とで混乱してしまう……・とりあえず論証を覚えたけれども、なぜそのように書くのかわからないで書いているから、どっちが一連一体の行為と書けばいいのかわからなくなることがある……など、うまく整理できていない方は、こちらの投稿をリポスト・いいね・ブックマークをしてください。いいね等があれば、解説動画を別途収録する予定です。この論点を検討する際に大切なのは、・行為の個数をどのように捉えるのか
★このブログは、2011年7月から2012年12月まで本体部分が書かれ、その後、約11年にわたり断続的に加筆・修正を行ってきましたが、2023年12月をもって完全に終了しました。(2024年1月1日)********************ブログのおすすめエントリーを、50個選んで貼り付けておきます。・勉強法関係・司法試験・ロースクール関係・予備校関係・その他以上の4つのカテゴリーに分類しました。タイトルの文字を大きくしているエントリーは、おすすめのものです