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【利用講座】4A(現4S)基礎講座【主な使用教材】・メインテキスト4A(現4S)論文解法パターンテキスト(TAC)問題集と解説テキストとして使用。4A(現4S)条解テキスト六法代わり、論述のキーワードや、主要知識の確認用。4A過去問分析講義(紙媒体テキストのみ)・論文過去問用の参考書スタンダード100(早稲田経営出版)予備過去問、新司過去問、旧司過去問(一部)に絞って使用。論文過去問再現答案から出題趣旨を読み解く(LEC)自己添削の参考用に。予備試験論文式3か
短文事例問題の分類各予備校、各講師が短文事例問題の有用性を説いているが、意味合いが各講師ごとに違うのではないかと考えていた。そこで、各予備校のテキスト、予備校講師の発言等を元に短文事例問題を分類してみた。(後日、私なりの各予備校オッズを書きたいと思っているのだが、その前提として短文事例を取り上げたい。)大雑把に言うと以下の6分類である。1、論点以前の問題で法適用すれば終わりこのタイプが一番簡単な問題になると思われる。法を適用すれば終わりの問題であり、
途中から更新意欲がなくなってしまって、すっかりご無沙汰のこのブログですが、なんとなく春も近いので、司法試験でおすすめの入門講座・講師について、独断と偏見で比較検討してみます。司法試験受験界にいわゆる入門講座は4つあります。【注】このエントリーを書いた2012年から6年が経ち、2018年現在、司法試験予備校は群雄割拠の時代を迎えています。現在では下記の4つの「ハコモノ予備校」だけでなく、多数のネット予備校が存在しています。ここに書いた情報は、現在では完全に古くなってしまいました。
司法試験の世界には、古くから「基本書か予備校本か」という争点があります。勉強のメインに据える教材をどちらにするのか、この点を巡って延々と議論が続いています。ロースクール時代になっても、この議論はたびたび耳にします。実際には、純粋にどちらか一方だけでよいとする「純粋基本書主義」や「純粋予備校本主義」のような立場もあれば、どちらか一方をメインにしてもう一方を辞書的に使用することを容認する折衷的な立場までいろいろありますが、この際細かいことはどうでもいいです。ようするに、(特に基本書主
卒業式終わっちゃったけど、今年度のうちに残しておきたいお役立ち記事3部作1.学部成績2.就活・留学3.法曹志望者の受験計画←今ココ第一弾・第二弾はこちらからどうぞ『【学部成績編】文一→法学部生用・東大生活の道しるべvol.1』いおりです卒業に伴いブログを閉じる前に実用的な記事を残しておこうの第一弾もう少し卒業間際になるかなと思ってたんですが、39度の熱を出してなぜか全然下がらず暇…ameblo.jp『【就活・留学編】文一→法学部生用・東大生活の道しるべvol.2』風邪、治りま
会場の真ん中に進み出て、右足を「ヒョイ」と上げる(→で、そのまま帰る)。ただそれだけの競技があったとします。右足をヒョイと上げる美しさ、俊敏さ、力強さ、滑らかさetc…競技者がどれだけ右足をヒョイと上げることに習熟しているか。競技の評価基準はだいたいそんなところでしょうか。いずれにしても、大した身体動作を要するわけではない、極めて単純な競技です。この、右足をヒョイと上げる競技で高い得点をあげるにはどのような練習をすればいいでしょうか。一番とはいわなくても、相対的に上位
現在の司法試験対策に一行問題は必要でしょうか?一行問題(説明問題)という問題類型は、旧司の商法・訴訟法においてよく見られたものです。一部民法などにもあったものの、一行問題の大半は商訴からの出題でした(大昔の司法試験はほとんど全部が一行問題だったのでその時期のことは除きます)。事案処理型&論点型の出題だと、どうしても出題範囲がピンポイント型になりやすいわけですが、その点、一行問題は幅広い知識を横断的に聞くには格好の問題類型です。それゆえ、旧司時代を通じて一行問題が出題され続けていたの
司法試験講師のランキングをしてみました。インプット部門・アウトプット部門、それぞれ10点満点です。友人3名と私の計4名(受験生2名・新司合格者弁護士2名)で意見を出し合って評価を調整しました。どの講師を受講するか迷われている人がいたら参考にしてください。なお、個々の講師の評価自体は真面目にやっているつもりですが、所詮は忘年会の余興です。あまり真に受けて怒ったりするのはやめてください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【インプット部門】呉(伊藤塾)
最近疲れ方が異常なのですが、なんなのでしょうか、、、頑張ります情報の一元化①(https://ameblo.jp/aoichiaki1/entry-12547430361.html)の記事で述べた通り、私は、最終的に伊藤塾の論ナビ、アガルートの論証等をまとめていました。まとめノートの作り方としては、司法試験半年以上前↓wordにアガルートの論証の目次を打ち込む。↓アガルートの論証をすべて打ち込む。↓アガルートの論証で微妙なもの、記載がないものを伊藤塾の
高校時代の話です。桜蔭に通っていた知り合いの女の子がいました。彼女とは、3年生のとき友人を通してある図書館の自習室で知り合いました。今日は、その桜蔭の彼女がやっていた「スピードぐるぐる勉強法」(←苦し紛れにネーミング)について書いてみたいと思います。彼女は優秀な桜蔭生の中でも極めて学力が高く、毎回の模試で志望校欄に「東大文Ⅰ」と書き、そして毎回のようにA判定を獲得していました(A判定以外取ったことがないと言っていたような・・・)。私は、いまと違い当時は人間の地頭(=先天
今回は民法の紹介になります。改正法もありますので,新規の受験生と従来の受験生で教科書は変わってきますが,普遍的なものを選択しました・🔲基本書(全体)①潮見「民法(全)」膨大な民法は一冊でまとまっているのは凄いと思います。民法(全)第2版Amazon(アマゾン)4,681〜10,370円②リーガルベイシス民法入門リーガルベイシス民法入門第3版Amazon(アマゾン)4,128〜9,900円本書を全体を掴むのに良い本だと思います。🔲総則①佐久
ゴールデンウイーク真っ最中ですね。といっても、カレンダーどおりの会社では中日が3日もあるため、それほど大型連休という感じはしません。まあ、短答試験を控えた予備試験受験生にとっては勉強のかき入れ時でしかありませんが。最近の勉強内容は3月とほとんど変わりありません。論文対策は月5通の過去問添削の提出とAnkiアプリで論証等を暗記すること(基礎問は時間がなかなか時間が取れず)。短答は肢別短答アプリを徹底して回すことです。比重としては論文:短答=7:3くらいでしょうか。でも、さすがに短答の方
刑事訴訟法1(伊藤塾試験対策問題集:論文)/弘文堂¥3,360Amazon.co.jp通称「シケタイ問題集」。伊藤塾の過去の答練問題を集めた新作問題集です。現時点では5科目しか出版されていませんが、じきに全科目揃うでしょう。【良い点】①大部分の問題が平成旧司程度の問題文の長さがある事例問題で占められています。えんしゅう本や120選の一部にあるような、事例が簡素すぎる問題は非常に少ないです。②答案の出来が良いです。解答例に加え優秀答案も掲載されています。(
最近、標記講座の評判が高いので、実際に受講した感想を述べたいと思う。まず、結論から述べると、予備短答合格レベルにある人なら最強の講座になると思う。現状、所謂論点潰し的な講座では、伊藤塾の論文マスター、アガルートの重要問題習得講座(以下重問)が2強だといっていいだろう。しかし、これらの講座には、例えば、①旧司法試験の問題を使用しているため、レベルが高く、捻りが入っているため、入門レベルの人には厳しい、②分野横断の問題が多く、入門レベルの人には厳しい。上記の評価が多く、また書き方
一応、もう予備短答から受ける必要はなくなりましたが、私の場合は予備の受験生から司法の受験生へと変化しただけだというのが現実です。それで就職に役立つわけでもないですし、上位合格でも短期合格でもないから、特に合格体験を書く実益もない。(というより、私はかつて慶應経済に合格した時も、社労士試験でオーバーキルで合格した時も、合格体験記的なことを書きたいと思ったことさえない。)強いて言えば予備短答については語って良い身分になったということぐらいでしょうか。予備の合格成績も、良くも悪
ブログを始めてから1年半、途中中断した時期を除けば、実働期間は1年くらいでしたが、実質的な更新は今日で最後です。なお、このブログ自体は、今後も(Amebaが置いてくれる間は)消さずに残しておきます。これから先も、新しい教材が次々と出版されていくと思います。長い目で見れば、試験傾向はもちろん、制度自体も変わっていくことになるでしょう。ブログで書いた内容の多くは、十年も経てばそれなりに古くなっているだろうと思います。そこで、十年後にこのブログを読む受験生に対して、いくつかメッセージを残
⇒処理手順の進化史からのつづきです。前回、「紛争構造型」が処理手順(思考方法)として最善の方法論であると述べました。今回は、その思考をもとにした答案の書き方について、2つの型を提案します。【あてはめ一貫型】【1】あてはめ→【2】条文→【3】論点→【4】あてはめ型答案の書き方といっても、ここで別段特殊なことを書くつもりはありません。予備校の解答例のような一般的な答案の形をここで否定するつもりはありません。ここでは新たな型を提案するのではなく、既存の型の説明の仕方を
新司法試験論文えんしゅう本〈1〉公法系憲法/辰已法律研究所¥2,205Amazon.co.jp受験界では比較的人気のある問題集です。主要7科目に加え、一部選択科目も出版されているので、8法全部を本書で統一することも可能です。内容は、短めの事例問題が中心です。一部過去問も収録されています。【良い点】①解答例が比較的短くて実践的。②一問一問の事例が短いので、初学者レベルから気軽に使用可能。③問題数が1科目数十問レベル(民法でも100問ちょっと)と、潰すにはちょうどいい分