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独学合格のための個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。ちなみに、受講生の中には学生さんもいます。社会人のためにブログを書き始めたんですが、学生さんも見てるみたいですね。僕は、45歳で司法試験の勉強を始め、理系出身の社会人でありながら、独学で48歳で合格しました。ご存じのとおり、司法試験は、日本の文系科目の中で最も難しい資格試験です。普通に考えて、独学での合格はまず無理です。ですから大半の受験生が、ロースクール(ロー)に通うんですね。私も合格して、司
今日は、呉先生の憲法について書きますね。昨日はアメーバがメンテナンス作業をしていたみたいで、書いていた記事が消え、記事更新ができない状況になっていました。毎日更新途切れたので悲しいですが、のんびりやりますおすすめ度★★★★(★5が満点)<良い点>・統治部分がコンパクトにまとめられている。・人権部分の要所で最近の見解が記載されている。<悪い点>・答案の書き方がわからない。・判例の引用が長い。<まとめ>人権部分は論文対策として★3、短答対策として★4です
★このブログは、2011年7月から2012年12月まで本体部分が書かれ、その後、約11年にわたり断続的に加筆・修正を行ってきましたが、2023年12月をもって完全に終了しました。(2024年1月1日)********************ブログのおすすめエントリーを、50個選んで貼り付けておきます。・勉強法関係・司法試験・ロースクール関係・予備校関係・その他以上の4つのカテゴリーに分類しました。タイトルの文字を大きくしているエントリーは、おすすめのものです
予備校を研究し尽くした私だから書ける記事として参考になればと思います。①講義だけでなく、テキストが改良されない。これは、法改正対応などの話ではなくて、より良い物を目指しているかと言うことです。例えば、法律実務基礎科目テキスト。予備試験口述では刑法の構成要件が聞かれますが、現在は刑法の論証集の使い方を取った方にデータ提供されます。が、しかし、当然一冊にまとまってたほうがいいので、法律実務基礎テキストに組み入れたらどうかと5年前に要望がしましたが実現せず。ずっと同じ内容。むしろ組み入れら
こんにちは、ぎんざけです。以前に司法試験・予備試験の選択科目についての投稿をしましたが、今回は特に倒産法と国際私法の比較で記事を書きます。(個人的に倒産法か国際私法の2択で、一応どちらも入門書くらいは読んでいます)『司法試験・予備試験の選択科目をどれにするか?』こんにちは、ぎんざけです。司法試験と予備試験(来年から)では、選択科目を1科目選ぶ必要がありますが、どれにするかは結構悩ましい問題です。この投稿では、独断と偏…ameblo.jp結論としては、時間があるなら倒産法、ないな
第1設問1(1)について1Gは、B社に対し、本件登記手続き申請行為を破産法164条1項により否認することが考えられる。これは認められるか。2本件売買契約は令和3年9月15日に締結され、令和4年3月1日に所有権移転登記手続きが行われているので、「その行為が権利の移転があった日から15日を経過した後」に行われたといえる。またB社は、令和4年2月21日に本件通知を受け取ったあと、上記登記申請手続きを行っており、本件通知は支払い停止の通知であることから、「支払いの停止等のあったことを知ってした
今日は、完択民法について書きますね。レジュメ作成が進みませんなぁ、、、おすすめ度★★★★★(★5が満点)<良い点>・趣旨部分が非常に長く、その中で改正について触れられている。・図表のまとめが丁寧。・改正部分には下線が引いてある。<悪い点>・余白が少なく書き込みができない。<まとめ>現状の択一六法系では、これが一番おすすめできるのではないでしょうか。私は、受験生時代に色々と択一六法を買い、Wセミの逐条テキストに落ち着いていました。もっとも、司法試験
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の8回目です。今回は選択科目です。前回の記事を読みたい方はこちら。難易度僕は、選択科目の勉強は、予備試験の論文の後に始めました。司法試験当日から逆算すると、だいたい半年前からです。当時は、コロナのいろいろがあって、予備試験合格から司法試験まで3か月しかありませんでした。でも、なんとかなりました。だから、そんなに心配しなくてもいいと思います。そこまで難しい論点は出な
司法試験予備試験新・論文の森憲法上/東京リーガルマインド¥3,990Amazon.co.jpLECから出版されている問題集です。予備試験対策問題集ですが、新司法試験対策にも使えます。【良い点】①1科目100問(行政法は50問)と問題数が多い。②事例問題中心の構成。③実務科目まで出ている。事例は、120選やえんしゅう本に比べると長いものが多いです(もっとも、一行問題も結構あります)。これらの問題集よりは新司向きと評価できます。【悪い点】①解説部分
私は記憶法というジャンル(あるいは書籍)があまり好きではありません。記憶法に絞った本はそれほど読んでいませんし、あまり読む気にもなれません。記憶法の多くは、その話のネタの豊富さに比べて、実行可能性の低いものが多いからです。エビングハウスの忘却曲線とか、言っていることは分かるのですが、いちいちそんなものに合わせて勉強できるかというと、多くの人には面倒くさすぎて難しいと思います。そんなこんなで、記憶法にかんしては、よほどシンプルなものでない限り敬遠してきました。極論すれば、記憶法は
最近疲れ方が異常なのですが、なんなのでしょうか、、、頑張ります情報の一元化①(https://ameblo.jp/aoichiaki1/entry-12547430361.html)の記事で述べた通り、私は、最終的に伊藤塾の論ナビ、アガルートの論証等をまとめていました。まとめノートの作り方としては、司法試験半年以上前↓wordにアガルートの論証の目次を打ち込む。↓アガルートの論証をすべて打ち込む。↓アガルートの論証で微妙なもの、記載がないものを伊藤塾の
純粋初学者が予備校を使った場合の予備試験にかけるお金のデッドラインはずばり、、、300万です※ちなみに自分は250万でストップしました。以下理由。社会人が現実的に予備試験を目指し、合格できる年数は5年前後。その上で、まず、伊藤塾やアガルート(マネオプ)を選択するとその時点で120万ぐらい吹っ飛びます。で、結局、追加の講座って何種類か最初のうちは購入してしまうものです。また、場合によっては、法改正続きZONEに運悪くハマると買い直しが必要な科目も出てきます。数年前の民法大改正なんか
通称「論パ」。かつて、LECで「論点ブロック」と名付けられていた教材が原型だと聞きます。現在では、伊藤塾の代表的な教材として知られています。「シケタイの巻末論証と同じ」と言われることがありますが、実際はかなり異なっています。また、商法・民訴・刑訴・行政法については、論パのほうが圧倒的に論点の網羅性が高いです。逆にいうと、この4科目についてはシケタイの網羅性が低すぎます(※行政法はシケタイ論証なし)。伊藤塾のメイン教材という位置づけですが、個人的には極めて使い勝手の悪い教
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。私の簡単な経歴を紹介しておきます。要所で年齢も入れときました。1991年東大理科Ⅰ類合格1995年卒業、会社員2017年11月(44歳)行政書士試験受験252点で合格2017年12月(45歳)予備試験の勉強始める◯◯(通信講座)購入2019年5月予備試験短答受験167点で合格(2020位)2019年7月予備試験論文受験不合格(1342位)
伊藤塾の新司法試験部門の講師です。特に論文対策講義について、最もおすすめな講師のひとりです。伊藤塾でも一定の人気があるようで、たくさんの講座を担当されています。中でも、本試験分析講座が際立って良いです。論文の処理過程の部分、すなわち、・問題文から一定の生の主張が立てられるプロセス・一定の生の主張から条文が立てられるプロセスこういった、文字情報としての解答例には表れてこない思考過程の部分の説明が上手です。問題文の事情を使うスキルも高いです。「問題文にこう書いてあ
最近受講相談で掲題質問が多いので,記事にしてみました。今から予備試験の合格を目指して学習をスタートさせた場合,2021年の予備試験を目指すか,2022年の予備試験を目指すか迷うところだと思います。結論から言うと,学習時間が取れる方(目安としては,1日最低でも3~4時間以上)は2021年予備試験を目指し,それが取れない方は2022年予備試験を目指すのがいいと思います。ただし,2022年予備試験からは選択科目が新たに導入されますので,その点はご注意ください。2021年予備試験を受験
今年から、司法試験予備試験が7月中旬短答,9月上旬論文と約2か月遅くなったこともあり、丁度8月第4日曜にある社労士試験の直後は、予備論文の直前期となりました。そもそも、H12~H19の頃に旧司法試験戦士であり、H24~26は社労士試験戦士を経て、H29,R1~5は予備試験戦士をしている自分にとっては、予備試験は、当然自分が今戦っている試験ですし、受験したのはもう随分前になる社労士試験についても、今では定説となっている「無勉理論」を最初に提唱し広めたのがH26~
司法試験委員会会議第180回資料5:令和5年10月11日付け埼玉弁護士会会長名の「令和5年司法試験に関し厳正な合否判定を求める会長声明」→司法試験の合格者は年700人にするべき。資料6:ロースクールと法曹の未来を創る会代表理事名の「司法試験の合格者決定についての要請」→当面年2000人合格、年3000人を目標とするべき。乖離し過ぎていて何ともまあ。あと興味深かった文書を一つ。司法試験委員会会議第80回(平成23年12月16日)資料5:質問主意書及び答弁書ある
以前書くと宣言していた企画です。(どれだけの方が見ているか不明ですが)知り合いの社会人合格者(社会人予備合格者3名)、社会人受験生(短答合格者7名)からの意見も貰い作成しました。予定ではインプット編、応用インプット編、アウトプット編、テキスト編の4編成です。(一部書き足しました。令和4年7月3日)インプット(入門講義オッズ)一貫指導講師限定1位呉講師(伊藤塾)2位高野講師(加藤ゼミナール)3位本田講師(伊藤塾)4位矢島講師(LEC)5位
最近、色々と考えることが増えてきたので、ずっと温めてきたネタと、一度は言及したまとめ教材についてエントリーを書こうと思います。1.合格者のタイプについて私は、司法試験受験生には、以下の3つのタイプの人間がいると思っています。(より厳密には、2つのタイプの合格者、というべきですが)①不合格の要素<合格の要素となった合格者②不合格の要素≧合格の要素である合格者③不合格の要素>合格の要素である不合格者すなわち、私は合格者には2種類の人間が、不合格者には一種類の人間しかいな
今日は、民法演習サブノート210問(第2版)について書きますね。短いので、ぜひ読んでみてくださいおすすめ度★★★★(★5が満点)<良い点>・問題数が多く、論点の網羅性が高い。・問題文が短いので、何を書けばいいのか把握しやすい。・解説も短いので、通読にそこまで時間がかからない。<悪い点>・答案に使えない、おかしな解説が割とある。<まとめ>本書は、コンパクトな解説、論点の網羅性が特徴の演習書です。民法を学んだことがない人、ある程度学んだが論点の抽出がで
民法(1)総則第3版補訂(有斐閣Sシリーズ)/山田卓生¥1,680Amazon.co.jp有斐閣Sシリーズの民法(共著)です。Sシリーズは、どの科目もコンパクトにまとまっていて分かりやすくおすすめです。【有斐閣Sシリーズについて】刑法は(結果無価値なので)受験対策本としては使えません。民法・商法・民訴・刑訴の4科目は、どれも薄めの基本書として及第点以上のテキストです。順番としていうと、まず民法が一番、次に民訴・刑訴、最後が商法という感じかなと思います。なお、憲
短文事例問題集は今や欠かせないツールとなってきました。司法試験、予備試験の論文式試験は事例問題である以上、事例を通じて法の適用解釈を学ばなければ使える知識にならないからです。そこで短文事例問題集を羅列してみました。難易度低い短文事例問題(吉野勲)短文事例問題(加藤ゼミナール来期より)重要問題習得(アガルート)論文スタ(早稲田セミナー)えんしゅう本(辰巳法律研究所)論文問題集(資格スクエア)問題研究(伊藤塾)難易度高い問題の難しさは旧司論文をベースにしているかによります。
今回はテキスト編になります。過去のコラムはこちら『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!④』以前からの続きです。『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!①』以前書くと宣言していた企画で…ameblo.jp『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!③』前回、前々回に引き続き今回は応用インプット編を取り上げま
(1)司法試験と2つのルート司法試験に合格するためには2つのルートがあります。最も一般的なのは法科大学院に入学するルートです。大学卒業後、法学部卒業者は2年、法学部以外の者は3年の間、法科大学院で学び、修了することで司法試験の受験資格を得るルートです。法科大学院の授業料と2~3年の時間が必要になります。法科大学院を経ないで、予備試験に合格することで司法試験の受験資格を得るルートもあります。予備試験は合格率が3~4%の非常に難易度の高い試験です。しかし、大学在学中から受験可
またまた夜勤中にブログを更新するmonsterです。完全に習慣化しつつあるwmonster会ほとんど来る人いないもんだと思ってたけど、それなりに人が集まってきてくれています。ありがたい。多くの人に来てもらった方が盛り上がりますからね(●^o^●)【福岡開催】日時:10月20日(金)場所:天神・博多あたり予算:飲み代のみ【大阪開催】日時:11月の金・土曜のいずれか場所:未定(いいとこあれば教えてください)予算:飲み代のみ【東京開催】日時:12月の金・土曜のいず
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回は、司法試験の短答試験についての2回目です。1回目の記事はこちら。今回は、短答試験の出題範囲についてです。出題範囲は「全部」短答試験の出題範囲は、民法の試験なら、民法全部です。条文全部と民法にかかわる判例全部です。受験指導で、「どこまで覚えればいいんですか」という質問をよく受けます。条文六法(参考書)なんかを買うと、膨大な量の情報が載っているからです。
ゴールデンウイーク真っ最中ですね。といっても、カレンダーどおりの会社では中日が3日もあるため、それほど大型連休という感じはしません。まあ、短答試験を控えた予備試験受験生にとっては勉強のかき入れ時でしかありませんが。最近の勉強内容は3月とほとんど変わりありません。論文対策は月5通の過去問添削の提出とAnkiアプリで論証等を暗記すること(基礎問は時間がなかなか時間が取れず)。短答は肢別短答アプリを徹底して回すことです。比重としては論文:短答=7:3くらいでしょうか。でも、さすがに短答の方
【ローに向いていない人】・勉強期間が2年未満の方→予備抜けできる可能性があるので、まずは予備にチャレンジした方がいいと思います。・勉強期間が2年以上で予備短答合格に近いところまで行った事がない方→勉強時間の確保が出来ていない、または、資格試験の勉強のやり方がそもそも分かってない可能性があるので、今の状態でロー、特に未修に行くのは危険です。・週に20時間以上、勉強時間の確保ができない方→テスト前のレポート課題などが終わらない可能性があります。・みんなでワイワイやるのが苦手な方→