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注意司法試験まで半年を切っている方は、今はこの記事は絶対に読まないでください。初めて読む方は、試験が終わってから(受かってからor落ちてから)読んでください。なお、これから司法試験の受験を考えている方や、予備校の入門講座受講生、予備試験受験生、ロースクール受験生、そしてもちろんロースクール生には、むしろ積極的に読んで腹をくくっていただきたいです。********************以前、ロースクール進学のリスクというエントリーを書きました。そ
今日は、呉先生の憲法について書きますね。昨日はアメーバがメンテナンス作業をしていたみたいで、書いていた記事が消え、記事更新ができない状況になっていました。毎日更新途切れたので悲しいですが、のんびりやりますおすすめ度★★★★(★5が満点)<良い点>・統治部分がコンパクトにまとめられている。・人権部分の要所で最近の見解が記載されている。<悪い点>・答案の書き方がわからない。・判例の引用が長い。<まとめ>人権部分は論文対策として★3、短答対策として★4です
追記、なのかはわかりませんが、他の今年の予備受験生が読んで不愉快にならないようなことを書いて行きます。1検閲の判例定義言うほどこれを本試験で書く機会はないのですが、簡単に覚える一つの方法です。行頭が、50音順に並んでいることに着目してください。(ぎ)行政権が主体となって、(し)思想内容等の表現物を対象とし、(そ)その全部または一部の発表の禁止を目的として、(た)対象とされる一定の表現物につき網羅的一般的に、(は)発表前にその内容を審査した上、(ふ)不適当と
私は国際私法を選択しています。当初、倒産法を選びましたが、ちょっと思ってたのと違った為、途中で変更しました。国私は過去問を見れば分かる通り、問題文が短めで、事案を理解できないということはまずありません。答案の型が決まっている、条文数も少なく、論点も限られている、ということから選びました。他の科目への波及効果としては、親族法の理解、民訴の管轄あたりは理解が深まります。一見とっつきにくい雰囲気醸し出してますが、どの法律も、ハイハイ楽勝でーす、というわけではないと思います。あとは、あてはめ
こんにちは。最近ブログの投稿が滞っておりましたが少しモチベーションが低下したりなんだりでダラダラしていました。4S受講生の方と話していて4Sの自習の進め方…みたいなものにについて自分がこれは押さえておいた方がいいんじゃないかなーと思うポイントと、答案を4Sで書いてみようと思ったんだけど、うまく書けないという方に参考になればと思って書くことにします。4S基礎講座を受講する上で意識しておきたいポイント思考プロセス>解説中の答案や論点を覚えるまずは、講義を受講する上でこの視点を常に持ってお
今年、短答式で点数が伸びなかった方の多くが一般教養で点数を取れていないという事実です。しかも、ほとんど対策をしなかったとのことでした。個人的には、60点もあるし、少しの対策で点数が取れるのでやった方がいいと思います。何をすべきか?やはり過去問を解くべきだと思います。今年も問題も12問がリメイクになっています。過去問をしっかり研究すれば、自然科学系の問題も5問程度取れます。とにかく、毎日少しずつでいいので、インプット→アウトプットをしましょう。そして、取れる可能性のある問
今回はお勧めの予備校本を紹介させて頂きます。個人的に予備校本で十分に試験に合格すると思いますので,こちらを選択される方は選択したテキストを使いこなして下さい。今回は概説書という観点で紹介させて頂きます。■憲法シケタイ少し古くなったような印象ですが,分かり易いと思います。憲法第3版(伊藤真試験対策講座5)Amazon(アマゾン)900〜10,951円■行政法シケタイ全体が分かり易く書かれています。行政法第4版(伊藤真試験対策講座13)Ama
★今回の記事は、S式1問1答重要論点問題集で書いた内容の一部を大幅に膨らませたものです。書評記事からは独立させて単独のエントリーとして残しておきたい、と思って再録することにしました。【理解とは何か】ある事柄を理解しているかどうかということの意味は、実際には極めて多義的です。今回はこの「理解」というワードを、日頃使っているよりも厳密に考えてみたいと思います。勉強には様々な「理解」があり、それを身に付けるための様々な方法があります。たとえば、しっかりと基本書を読み込めることを
法律実務基礎科目は、予備試験の受験勉強を開始後、早い段階で対策を始めることが、早期の合格に有効だと思います。タイミングとしては、民法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法の4科目について、入門書(と必要に応じて薄めの教科書)を読み、短答過去問のうち受験生の正答率が高い問題を解けるようになった段階から始めても良いのではないかと思います。法律実務基礎科目の対策をなるべく早く始めた方が良い理由は3つ考えられます。1つ目の理由として、予備試験の論文試験において、点数配分が他の科目2科目分と高い
予備試験・司法試験と東大入試の難易度を比較するのは、試験の性質が違うので、困難ですし、あまり意味がないのですが、東大法学部生・卒でも予備試験・司法試験に落ちる人の方が多いのは何故なんだ、という疑問を持つ人もいるでしょう。私は、その主たる理由が予備試験の難易度以外にあると考えます。1何だかんだ、東大生は他大よりも合格率が高い例えば、2013年~2019年の予備試験における学部生合格率は、東大でも15.1%です(文科省の法科大学院委員等特別委員会の資料から)。これは一橋大の1
短文事例問題の分類各予備校、各講師が短文事例問題の有用性を説いているが、意味合いが各講師ごとに違うのではないかと考えていた。そこで、各予備校のテキスト、予備校講師の発言等を元に短文事例問題を分類してみた。(後日、私なりの各予備校オッズを書きたいと思っているのだが、その前提として短文事例を取り上げたい。)大雑把に言うと以下の6分類である。1、論点以前の問題で法適用すれば終わりこのタイプが一番簡単な問題になると思われる。法を適用すれば終わりの問題であり、
◆総則◆物権(リンク先が見つからなくなったので、物権は国会図書館の原本スキャンを載せておきます)◆債権法学史に残る歴史的人物であり、「日本民法典の父」と呼ばれる梅健次郎の歴史的古典です。もちろん、司法試験の受験教材としての実践性は完全にありません。文章も明治の文語調ですから、読みにくいことこの上ないです。ただ、頑張って読んでみると面白いです。お暇があれば是非一度クリックしてみてください。明治時代のテキストが、現代の我々にもかろうじて読めてしまう事実に驚きま
こんにちは、ぎんざけです。司法試験予備試験を独学合格するために使った教材をまとめて投稿します。法学部卒レベルの人に必要な教材目安としてご覧ください。また、予備試験後に司法試験用に買った本は、以下の別記事をご覧ください。『(司法試験独学合格)必要な参考書』こんにちは、ぎんざけです。予備試験合格後、司法試験合格に必要と思われる教材について投稿します。(予備試験合格までに必要な参考書は以下の記事をご覧ください)『(…ameblo.jp過去問論文合格答案集スタンダード100(
★ロースクール時代の予備校の役割の角度を変えた続編(のつもり)で書いています。司法試験の受験生像の変遷を長々と述べてきたところで、ここで、旧司受験生との対比を意識した現在のロースクール生(新司合格者を含む)の特徴を、私なりに簡単にまとめてみます。①試験に関係ない勉強を大量にしており、その部分のレベルは上がっている。②試験に関係ある部分については、かつてよりもレベルが下がっている。これが現在のロースクール生(および新司法試験合格者)の特徴だと思います。今回はこれを受けて
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の9回目です。今回は司法試験です。これまでは予備試験でした。前回の記事を読みたい方はこちら。勉強法予備試験に合格したので、司法試験を受けることになりました。当時は、コロナの問題で、予備合格から司法試験までの期間が、3か月しかありませんでした。通常は6か月なんですけどね。コロナで、R3の予備試験開始が3か月遅れました。R4の司法試験は通常どおりでした。それで、3か月で
現実を直視する。これは自分を支えることにもなる。どのような話しかというと、予備試験合格を目指すと言うことは、ある意味自尊心をかけた戦いなのである。日本で文系最難関と言われる予備試験。おそらく司法試験より合格率とか3段階クリアしなければならないとかも加味すれば難しいだろう。(てか、予備試験合格者の司法試験合格率80%Overっておかしいだろ。短答合格率に至っては100%よ。どっちが本番よ。)これに対して1〜2年カリキュラムでうんぬんカンヌン。という講座が巷で溢れかえっている。実際私が初
最近、標記講座の評判が高いので、実際に受講した感想を述べたいと思う。まず、結論から述べると、予備短答合格レベルにある人なら最強の講座になると思う。現状、所謂論点潰し的な講座では、伊藤塾の論文マスター、アガルートの重要問題習得講座(以下重問)が2強だといっていいだろう。しかし、これらの講座には、例えば、①旧司法試験の問題を使用しているため、レベルが高く、捻りが入っているため、入門レベルの人には厳しい、②分野横断の問題が多く、入門レベルの人には厳しい。上記の評価が多く、また書き方
先日、現代文とロー入試小論文が苦手という方からご質問をいただきました。最初、コメントに返信するつもりで書いていたのですが、無暗に長くなってきてしまったので(汗)、別途エントリーを立てることにしました。【現代文対策】まず、ロー入試小論文は、半分以上現代文の問題といえます。論述云々以前に、問題文を読む段階で勝負の大半がついてしまう、日本語の読解試験です。したがって、もし基礎的なレベルから対策をしようと思えば、大学受験の現代文の参考書や日本語の論理そのものを鍛えることを目的と
今回はテキスト編になります。過去のコラムはこちら『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!④』以前からの続きです。『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!①』以前書くと宣言していた企画で…ameblo.jp『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!③』前回、前々回に引き続き今回は応用インプット編を取り上げま
予備試験の論文合格を狙えるレベルの受験生目線で過不足のない内容の、現実的な答案を書く際の時間配分や答案を書くペースを考えてみましょう。1自分の時間配分合格した2015年当時、答練や模試ではこの時間配分でした。本番もこの通りにしました。(1)憲法・行政法(2時間20分)・9時30分~9時50分憲法の答案構成。20分以内に「自身の見解」の下案ができない場合でも答案を書き始める。原告側と被告側で主張・反論すべきことを書けていれば、答案を書きながら、「自身の見解」で書くべ
4論文対策について(1)典型論点の理解の続きです。初受験の平成26年度予備試験で論文試験不合格の通知を受け、論文の成績は、行政法・商法・民事訴訟法がF、憲法がE、刑法・刑事訴訟法・法律実務基礎科目がD、なぜか民法はBで、一般教養科目がAでした。法律実務基礎科目を含めて、法律科目の半分(4科目)がE・Fという評価を受けて、論文を書けるようにならないと予備試験、ひいては司法試験の合格は不可能だと痛感しました。そこで、次年度の予備試験までの目標として、「論文試験の制限時間内に、試
文系の方の中には一般教養はどうすればいいのかという方も多いですね。今回は表で取りたい問題をUPしました。論理や英語系はきついことが多いですが、生物や地学は取れます。このあたりのイメージを掴んで頂きたいですね。予備試験一般教養問題ジャンル選択問題ジャンル選択第1問世界史◎第26問生物△第2問世界史◎第27問化学×第3問日本史◎第28問地学〇第4問日本史△第29問物理×第5問経営〇第30問地学〇第6問
<司法試験機械的合格法>論文基礎力養成講座憲法/日本実業出版社¥3,570Amazon.co.jpLECの柴田講師が執筆した論証集&問題集です。主要7科目が揃っています。【良い点】①問題数は1科目数十問程度と、潰すには理想的な分量です。②絶対に落とせない最重要レベルの論点は網羅されていると思います。③事例問題中心の編集方針はgoodです。④刑訴が実務説なのもgoodです。いまだに学者通説ばっかりの他校は見習って欲しいです。⑤論証⇒問題‐解答へとステップアップする編集
私は、大企業勤め。年収は、40歳900万、50歳1,000万、53歳1,100万、その先昇進すれば57歳1,200万、60歳1,400万、更に昇進すれば2,000万前後です。手堅く考えると1,200万ぐらいで出世は終わるかなと思います。なので、役職定年を迎える57歳ぐらいが私の勤め人としての定年となるでしょう。ちなみに私の会社も65歳が定年になるそうですが、今まで部下だった人物のもとで部下をやるつもりはありません。背に腹はかえられぬと言いますが、私はそうならないように準
その後、和田民訴を読み終えるのには2日かかってしまったが、非常に良い勉強になったのでそれはそれで良い。そして、今日は、先月購入してそのままだったこの本を頭から8割ぐらいのところまで一気読みしてみた。前半部分は明らかに予備試験向けではない記述が多々あったが、いかに改正民法の解釈がまだ「混沌」としているかを知ることができた点で有益だったと思う。それに対し、後半部分は、改正民法解釈の混沌とした部分もあるが、予備試験の学習にもかなり有益と感じられる内容だと思った。さて、Cブックはか
前回、前々回に引き続き今回は応用インプット編を取り上げます。『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!②』前回『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!①』以前書くと宣言していた企画です。(どれだけの方…ameblo.jp『【コラム】社会人予備試験受験生(予備合格者も含む)が予備校比較してみた。合格オッズランキング!①』以前書くと宣言していた企画です。(どれだ
注:平成26年司法試験刑事訴訟法のネタバレを若干含みます。訴因変更の要否とか可否というのは、私が受験生だったころ(特に予備校の入門講座を受けただけで問題演習を全然していなかった学部生の時)は、どういう論点なのかを全く分かっていませんでした。そういう論点を勉強するときに大事なのは、やはり、その論点が想定している典型的な場面を押さえて、イメージを掴むことです。このエントリーが、訴因変更の要否と可否についてイメージを掴む一助となれば嬉しいです。訴因変更の要否というのは、典型
伊藤塾のエースです。塾生の支持が非常に高く、人気のある先生です。【インプット】インプット講義(入門講座)の分野では、受験界でNo.1の講師だと思います。全体的な講義の質は塾長よりも高いです。特に、伊藤塾の目玉講座である基礎マスター講義(他校でいう入門講座)や商訴集中講義は、全ての入門者に自信をもっておすすめできます。テキストを読み進めながら、細かくマーク箇所を指定していく講義スタイルが特徴です。この講義におけるマーク指定は、その場の適当な思い付きでなされているも
2022年3月から導入講義を皮切りに、先日刑法の教材発送がされました。(基礎問テキストはまだ)現在の配信状況はこれから民法の総まくり講義が配信されるという感じでしょうか。ちなみに、配信までは昨年度の総まくり配信ということですが、現在「画像」が貼られているだけで講義を受講出来ません!笑(謝罪メールが来る未来が見えます。)今回は憲法の講義を一通り受け終わっているので感想を書きたいと思う。①入門講義&基礎問講義(高野先生)分かりやすさは相変わらず。ただ不満点も結構ある。まず
今年から、司法試験予備試験が7月中旬短答,9月上旬論文と約2か月遅くなったこともあり、丁度8月第4日曜にある社労士試験の直後は、予備論文の直前期となりました。そもそも、H12~H19の頃に旧司法試験戦士であり、H24~26は社労士試験戦士を経て、H29,R1~5は予備試験戦士をしている自分にとっては、予備試験は、当然自分が今戦っている試験ですし、受験したのはもう随分前になる社労士試験についても、今では定説となっている「無勉理論」を最初に提唱し広めたのがH26~