ブログ記事7,630件
ついに今日から、『4S基礎講座』のインプット講義=4S条解講義の全回無料公開を始めていきます!これまでは、TAC『4A基礎講座』の受講生だけを対象としていた講義なのですが、これを無料公開することで、様々な方に、チラッとでもご視聴いただけることを期待しています。だからこそ、4S条解講義について、1.どのようなコンセプトに基づいているのか2.どのような方法で利用すれば効果を最大化できるのかといったことを、視聴され(てい)る皆様に、お伝えしたいのです。この記事ではまず、上記1について説
こんにちは。最近ブログの投稿が滞っておりましたが少しモチベーションが低下したりなんだりでダラダラしていました。4S受講生の方と話していて4Sの自習の進め方…みたいなものにについて自分がこれは押さえておいた方がいいんじゃないかなーと思うポイントと、答案を4Sで書いてみようと思ったんだけど、うまく書けないという方に参考になればと思って書くことにします。4S基礎講座を受講する上で意識しておきたいポイント思考プロセス>解説中の答案や論点を覚えるまずは、講義を受講する上でこの視点を常に持ってお
こんにちは、ぎんざけです。民事訴訟法はつまらないという話をよく聞きますが、私の中では一番好きな科目です(予備の論文もちゃんとAでした)。この投稿では民訴をこうやって勉強すると面白いし点も取れますよということを少しでも伝えられればと考えています。<民訴で一番大切なことは条文に書かれていない>民事訴訟法は「①当事者の申立てた権利関係に関して、②当事者の提出した証拠に基づいて、③当事者の主張した事実の有無を認定して、④裁判所が公権的に確定し、紛争を解決するための制度」です。①が訴
こんにちは、ぎんざけです。司法試験予備試験を独学合格するために使った教材をまとめて投稿します。法学部卒レベルの人に必要な教材目安としてご覧ください。また、予備試験後に司法試験用に買った本は、以下の別記事をご覧ください。『(司法試験独学合格)必要な参考書』こんにちは、ぎんざけです。予備試験合格後、司法試験合格に必要と思われる教材について投稿します。(予備試験合格までに必要な参考書は以下の記事をご覧ください)『(…ameblo.jp過去問論文合格答案集スタンダード100(
こんにちは、ぎんざけです。私は仕事で多少法律を使うことがありますが、一番役に立つのは条文の引き方・読み方です。世の中にはいろいろな法律がありますが、恐らく内閣法制局の方々の変態的な努力により、非常に厳密・正確&常人には理解できない法律が多数あります。そして、これらの法律は、判例などを一切知らなくても条文を探して読むことができれば普通に使えます。ご参考として、私の感覚で私法系の法律をレベル分けすると以下のようになります。(条文読解難易度でレベル5がマックスになります。条文の難しさラ
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の6回目です。今回は、2回目の予備試験の論文です。前回の記事を読みたい方はこちら。睡眠不足対策何度も言ってますが、司法試験の最大のヤマ場は論文試験です。僕も、2回目の論文試験をパスすべく、1年間必死に取り組んできました。そんな僕が、試験直前に最も気を付けたのは睡眠時間です。睡眠不足になると、脳の回転が悪くなります。解ける問題も解けなくなります。筋肉疲労なら、100
今日はペンの話をしたいと思います。司法試験が他の資格試験と大きく違う点はいくつかあります。中でも、論文試験における大量筆記は、司法試験に独特の強烈な負担といっていいでしょう。受験生には、書くこと自体の訓練とともに、その際の道具(ペン)の選定についても、一定の労力を払うことが求められています。********************私は、最初は、PILOTの「G6」という太くてグリップ感抜群のゲルインキペンを使っていました。ただ、パイロット製のインクは掠れやすく気に入らなかった
私は、大企業勤め。年収は、40歳900万、50歳1,000万、53歳1,100万、その先昇進すれば57歳1,200万、60歳1,400万、更に昇進すれば2,000万前後です。手堅く考えると1,200万ぐらいで出世は終わるかなと思います。なので、役職定年を迎える57歳ぐらいが私の勤め人としての定年となるでしょう。ちなみに私の会社も65歳が定年になるそうですが、今まで部下だった人物のもとで部下をやるつもりはありません。背に腹はかえられぬと言いますが、私はそうならないように準
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回から、司法試験の論文がなぜ難しいのかを説明します。今回は、論文試験が難しい理由として、試験時間が圧倒的に足りないことを書きます。論文の特徴の1つは、とにかく時間がないことです。考える時間なんてほとんどありません。むしろ、「考えたら負け」ぐらいの勢いです。何度も言ってますが、この試験では、「考える力」なんて要求されてません。試験では、理解して覚えていることを吐き出すだけです。初見の問題を見
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。前回説明したとおり、僕は、司法試験の勉強をしていることを、途中から会社や友人に伝えました。今回は、言ってよかった部分の話をします。会社に伝えた経緯僕は、こちらで説明したとおり、1回目の論文試験で落ちました。それで、思ったんです。こんな中途半端なことしてたらダメだ。仕事をやめて、勉強に専念するしかない。それで、勉強と両立できる仕事を探しました。そして、職場に仕事をやめると言ったんです。
【ローに向いていない人】・勉強期間が2年未満の方→予備抜けできる可能性があるので、まずは予備にチャレンジした方がいいと思います。・勉強期間が2年以上で予備短答合格に近いところまで行った事がない方→勉強時間の確保が出来ていない、または、資格試験の勉強のやり方がそもそも分かってない可能性があるので、今の状態でロー、特に未修に行くのは危険です。・週に20時間以上、勉強時間の確保ができない方→テスト前のレポート課題などが終わらない可能性があります。・みんなでワイワイやるのが苦手な方→
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、インプット講義(4S条解講義)の全回無料公開…数年前からずっとやりたかったんだけど、ようやくBEXAで実現できました!→BEXA『4S基礎講座』の「講座内容」欄私はそもそも、TAC『4A基礎講座』の企画段階から、「インプット講義なんていらねえ!“できる限り本試験と同じことをする”のが最も効果的なんだから、いきなりアウトプット=論文解法パターン講義+短答過去問潰しで充分なんだよ!」と主張していた。予備・(新)司
司法試験委員会会議第180回資料5:令和5年10月11日付け埼玉弁護士会会長名の「令和5年司法試験に関し厳正な合否判定を求める会長声明」→司法試験の合格者は年700人にするべき。資料6:ロースクールと法曹の未来を創る会代表理事名の「司法試験の合格者決定についての要請」→当面年2000人合格、年3000人を目標とするべき。乖離し過ぎていて何ともまあ。あと興味深かった文書を一つ。司法試験委員会会議第80回(平成23年12月16日)資料5:質問主意書及び答弁書ある
前編の続きになります。第2学習中期基礎3講座を終えた科目から、短答式試験(以下「短答」といいます。)の過去問に着手します。民法の重問まで終えたら短答過去問解析講座の民法、商法の重問まで終えたら短答知識完成講座Ⅱの商法、という感じです。また、民法と民事訴訟法の重問まで終えたら法律実務基礎科目対策講座の民事、刑法と刑事訴訟法の重問まで終えたら同講座の刑事の学習を始めます(なお、同講座に含まれている「法曹倫理」については、この時点では聞く必要はありません。)。さらに、重問の終わりが見えて
こんにちは、ぎんざけです。予備試験にあって司法試験にないものとは?そうです、法律実務基礎と一般教養です。一般教養については書く価値がないので(点数はランダムです諦めてください)、法律実務基礎について民事と刑事に分けて投稿します。まず今回は法律実務基礎(民事)の勉強方法についてです。民事の法律実務基礎は、①訴状の様式(請求の趣旨)、②訴訟物、③要件事実(請求原因と抗弁)、④事実認定(二段の推定と一般常識)、⑤民事保全、⑥民事執行の6テーマを理解するのが目標になります。弁護士倫理
あけましておめでとうございます。新年一発目の更新ですが、短答対策についても記事にしてくれというリクエストがありましたので、お答えさせていただきます。1.肢別問題集を使うか否かまず、司法試験受験界の一大論点として、肢別問題集を使うか否かというのがあります。これに対する私の答えとしては「点数が取れるなら何でも良い」(そんなことを議論すること自体がくだらない)というので固まっているのですが、それではお答えになっていないと思うので、私がどうしていたかをお答えします。私は、肢別問題集は
別に興味ないという方もいっぱいいると思うのですが、合格者座談会用に自分の経歴をざっくりまとめようと思います。身バレとか大丈夫か?とかも思うんですが、まああまり気にしないタイプなので、適当に書いていきます。割と浮き沈みの激しめな人生を歩んでます。プロフィール・年齢アラサー元公務員・ADHD(注意欠陥多動性障害)持ち・仕事をしながら1年ほど、専業受験生になって1年半(延期があったため)ほど勉強して予備試験経由で司法試験に合格。令和2年予備試験合格(短答900位くらい、論文100位
まずは、短パフェ全問解き憲法民法(民法①のみR5年度版)全問1周目の結果ですが、憲法332/416正答率80%民法①243/26193%民法②368/41289%民法合計611/67391%となりました。(部分点は加算せず。)まあ刑法は口述対策の遺産がまだ残っているので、これで後顧の憂いはひとまず解消したと言えましょう。ついでなので、私がよく使うコツや要領について少し。まず、短パフェは全問解こうとすると、そこで心が折れそうになることもあるでしょう
こんにちは、ぎんざけです。司法試験や予備試験受験生がブログを見るときに間違いなく気にするポイントがあります。そうです、試験の成績です!!!ということで、自己紹介の続きとして現時点までに判明している成績を晒させていただきます!(私も受験勉強中にブログを見るときはそこから見ていました笑)司法試験予備試験(令和2年)短答230点台(順位は1桁)論文250点台(順位は100番台後半)憲法C、行政法D、民法A、商法A、民訴A、刑法C、刑訴D、一般教養A、実務基礎C口述121
予備試験=旧司法試験これは、旧司法試験の合格者数が一時期500人程度であり、予備試験の合格者数とほぼ同じであるため、レベル感の話として以前から言われていることである。予備試験は、司法試験の受験資格を得るための、一歩手前の受験資格試験であるので、両者は比較の対象にならないとも考えられる。しかし予備試験は、ローに通えない人はもちろん、現に通っている人でも、将来通う予定の大学生でも受験できる。いくらロースクール制度があるからといって、会社勤めの社会人は、いきなり会社を辞めてロ
1日平均3時間未満しか勉強しない人。憲法の4人組を基本書にしている人。3段階審査論を使わないと司法試験に合格することができないと思っている人。高橋重点講義を読まないと司法試験に合格することができないと思っている人。基本書を各科目3冊以上通読したことがある人。判例百選を5色以上に塗り分けている人。すぐに教材を浮気する人。ロースクールの予習・復習に勉強時間のほとんどを費やしている人。ロースクールの教授の有難いお言葉は、しかし建前かもしれないという可能性
最近、標記講座の評判が高いので、実際に受講した感想を述べたいと思う。まず、結論から述べると、予備短答合格レベルにある人なら最強の講座になると思う。現状、所謂論点潰し的な講座では、伊藤塾の論文マスター、アガルートの重要問題習得講座(以下重問)が2強だといっていいだろう。しかし、これらの講座には、例えば、①旧司法試験の問題を使用しているため、レベルが高く、捻りが入っているため、入門レベルの人には厳しい、②分野横断の問題が多く、入門レベルの人には厳しい。上記の評価が多く、また書き方
(1)司法試験と2つのルート司法試験に合格するためには2つのルートがあります。最も一般的なのは法科大学院に入学するルートです。大学卒業後、法学部卒業者は2年、法学部以外の者は3年の間、法科大学院で学び、修了することで司法試験の受験資格を得るルートです。法科大学院の授業料と2~3年の時間が必要になります。法科大学院を経ないで、予備試験に合格することで司法試験の受験資格を得るルートもあります。予備試験は合格率が3~4%の非常に難易度の高い試験です。しかし、大学在学中から受験可
たのしい刑法I総論/弘文堂¥3,150Amazon.co.jpたのしい刑法〈2〉各論/弘文堂¥3,465Amazon.co.jp学者執筆のテキスト(学者本)ですが、ほとんど予備校本のような装いです。分かりやすさの点でも、予備校本に全く負けていません。タイトル通り、学者執筆のテキストとは思えないほど記述が分かりやすく読みやすいです。内容的にみても、学者の独自見解が打ち出されている部分はほぼなく、概ね受験界通説に近いです。どの基本書をみても独自説ばっかりの刑法テ
また来年です。単純に実力不足です。民事系が全般的に悪く、商法は手形商行為3問とも取ったのにこの点数なので、会社法が課題です。あとは行政法です。昨年の10点よりはマシでしたが、全体的に理解が足りていないのだと思います。一般教養は仕方ないです。敗因は色んなことを完璧にやろうとしすぎて、結局全部中途半端になってしまった、ということだと思ってます。ここまでずっと手を広げる方向で勉強してきたので、論文は過去問と重問、短答は短答パーフェクトなど、やる事を絞って精度を高めていこうと思います。
本日、辰巳の予備試験・総択を会場受験で受けてきました。初めての模擬試験のため、本番を前にいい予行演習にはなりましたが、頭を使い過ぎてほとほと疲れました。途中頭が痛くなったので、本番は必ず頭痛薬を持っていこうと思います。自己採点の結果は下記のとおりです。法律科目126点一般教養42点合計168点法律科目の得点率は6割、手応えは全然無かったので、少しほっとしてます。一般教養は案外稼げてるかもしれません。しっかりと見直しをして、法律科目の得点率を上げていきた
難波で行われたパンダさん主催での飲み会は、非常に有意義でした。あえて、そこはさらっと書くだけにして終わりまして、一応、短パフェ民法②を解き終えたので、その感想等をまず書きます。残っていた250問は、不正解が27問で、正答率が89.2%でした、その前のと合わせると、412問中44問の不正解で、正答率89.3%。結構正答率が80%以上の落としてはいけない問題でも不正解を出してしまいましたが、装備ゼロの準備体操のような状態での解答だと考えると、まあ、正答率的には、良
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回は、司法試験の短答試験についての2回目です。1回目の記事はこちら。今回は、短答試験の出題範囲についてです。出題範囲は「全部」短答試験の出題範囲は、民法の試験なら、民法全部です。条文全部と民法にかかわる判例全部です。受験指導で、「どこまで覚えればいいんですか」という質問をよく受けます。条文六法(参考書)なんかを買うと、膨大な量の情報が載っているからです。
買いました。すごい威圧感を放っています。アガルートの短答過去問講座Ⅰ・Ⅱ。これ昔は謎に下四法だけ基礎知識完成講座Ⅱとかいう名前だったんですけど、去年あたりから過去問講座に名称変更してます。(工藤先生が担当してる短答知識完成講座Ⅰに合わせに行ってけど、あっちはインプット講義ですからね。短答過去問講座Ⅰに本来合わせるのが筋なので、気持ちよく落ち着いたと言ったところでしょうか。その関係で表紙も異なってて気持ち悪い感じでしたが合わさりましたね。)兎に角この講座、講座を取る価値がある講座です。初め
独学合格のための個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。自分で誘っておいてなんですが、司法試験・予備試験の独学での合格は、かなり難しいです。私の実体験に基づき、その理由を、いくつか挙げてみます。1学歴だけでは受からない実際に司法試験に合格して、司法修習生になってみると、身の回りにはGMARCH出身の人がそれなりにたくさんいました。私は受験勉強当時、東大京大や一橋大、少なくとも早慶のレベルがないと合格は難しいのではないかと思っていました。ですから、その人