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LECの若手エース講師です。入門講座をはじめ、答練解説など応用系の講座も多数担当しています。3倍速インプット講座などのオプション講座も人気のようです。いたずらに本格的な勉強を好む傾向が強いロー経由新司合格者の中では、さすが同じLECの柴田講師のお弟子さんだけあって、試験重視の姿勢が際立っています。この試験合格を第一に考える姿勢が、工藤講師の一番の売りだと思います。特に絶賛したいのは、入門講座で使用されるテキストです。近年の司法試験受験業界で使われている入門講座
最初に、成績を確認したとき、「不合格」の文字がありました。ぞっとしました。血の気が引くというか…。学部時代も含め、単位は全てとってきましたから、今までに、科目取得不合格という経験がありません。ましてや、それがダイレクトに留年につながるのですが、留年という経験もしたことがありません。そうです。法科大学院(以下、「LS」という。)は、「基本科目の不合格=留年」になる恐ろしさを抱えています。たった1科目でも、また100万円近く納めるのです。ある意味で詐欺です。
こんにちは、ぎんざけです。法律科目には学問科目・スポーツ科目・宗教科目の3つのタイプがあり、そのタイプごとに勉強法が異なります。「学問科目・スポーツ科目・宗教科目って何?」という方は以下の記事を読んでみてください。『試験科目には3タイプある』こんにちは、ぎんざけです。世の中にはいろいろな科目がありますが、大きく3つのタイプに分けられます。この3タイプは勉強方法が全く違っていて、しかもそれを間違え…ameblo.jp以下3タイプにそれぞれ司法試験のどの科目が含まれているか、それぞ
本書は、『講義民事訴訟』の著者・藤田広美先生が、裁判官時代に書いたとされるテキストです。なぜかサイズは大きめのB5版です。よく、講義案(本書)と講義民訴、どちらを基本書にするか悩んでいる人がいるのですが、私には正直、悩む理由がよく分かりません。どちらにするか悩むほど両者は似ていないからです。講義民訴のところでも書きましたが、講義民訴は厳密な意味での基本書ではありません。基本書としてはあまりにも独特であり、もし講義民訴のような本を求めるなら、答えは講義民訴しかあり得な
私は社会人予備試験受験生として、同じような境遇ながら合格された方に逐一コンタクトを取り、総勉強時間等を伺っている。(今まで20人以上の合格者に話を伺っている。)ちなみに、全員その後本試験も合格されている。具体的に聞いている情報は以下のとおりである。①予備試験合格までの総勉強時間と勉強期間②総起案数③入門講義受講の有無と使用クラス④出身大学⑤年齢この中で一番興味があるのは①と②だろうと思う。SNSを見ていてもいい意味でも悪い意味でもよ
おはようございます。すでに2時間前から仕事してます(笑)二男が早く起きてきて、からんでくるのが最近の悩み・・・寝てなよこれから町内会費を払いに町内会館まで払いに行ったり(アナログでしょ)、家事を片付けつつのお仕事です。すでに頭の中が忙しい。明日は過去模試(LEC)に取り組みたいので、頑張って今日中にいいところまで終わらせるつもりです。私だけかもしれないけど、民訴と刑訴がごっちゃになることがある基礎が固まっていないんだろうなぁ~短めですが、今日もぼちぼち頑張りましょう~!
こんにちは・・・5月に入って初のブログですそんなに日がたっていたなんて💦昨日まで、すごく寒くて雨風も強く、すっかり体調を崩してしまいました鼻炎が治らんのですよ。頭痛もしつこいし。そして今日になったら夏のような強い日差し・・・!おぃいいいい私そんなに丈夫ちゃうでぇえええ(エセ関西弁)内心そんな毒づいてますが、接客にはおくびにも出さないところが腐っても保険出身(笑)とはいえ、今の仕事は「やらされてる感」が全くないので、仕事が多くなってきてもお客様と接するのは嬉しいし楽しいです
追記、なのかはわかりませんが、他の今年の予備受験生が読んで不愉快にならないようなことを書いて行きます。1検閲の判例定義言うほどこれを本試験で書く機会はないのですが、簡単に覚える一つの方法です。行頭が、50音順に並んでいることに着目してください。(ぎ)行政権が主体となって、(し)思想内容等の表現物を対象とし、(そ)その全部または一部の発表の禁止を目的として、(た)対象とされる一定の表現物につき網羅的一般的に、(は)発表前にその内容を審査した上、(ふ)不適当と
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の8回目です。今回は選択科目です。前回の記事を読みたい方はこちら。難易度僕は、選択科目の勉強は、予備試験の論文の後に始めました。司法試験当日から逆算すると、だいたい半年前からです。当時は、コロナのいろいろがあって、予備試験合格から司法試験まで3か月しかありませんでした。でも、なんとかなりました。だから、そんなに心配しなくてもいいと思います。そこまで難しい論点は出な
★このブログは、2011年7月から2012年12月まで本体部分が書かれ、その後、約11年にわたり断続的に加筆・修正を行ってきましたが、2023年12月をもって完全に終了しました。(2024年1月1日)********************ブログのおすすめエントリーを、50個選んで貼り付けておきます。・勉強法関係・司法試験・ロースクール関係・予備校関係・その他以上の4つのカテゴリーに分類しました。タイトルの文字を大きくしているエントリーは、おすすめのものです
こんにちは、ぎんざけです。今回は試験に合格するために必要な実力について投稿します。試験前に不安になったときにぜひ読んでもらいたい記事です。具体的に言うと「合格点60点の試験に確実に合格するには何点の実力が必要か?」という話です。直感的には「60点の実力でいいのでは?」と思いますが、それで試験を受けると50%の確率で試験に落ちるのでお勧めしません。逆にいくら勉強しても「当日ぶれて落ちるのでは?」という不安がつきまといますが、当日のぶれも含めてどのくらいの実力が必要かというのは統計
民法のメイン基本書を分野別(総則・物権・担物・債総・債各)にバラして揃え始めてみたりすること。こういうのが、試験対策からズレ始める第一歩目の典型パターンです。(あと、たとえば憲法の4人組を基本書として採用し始めるときなんかもそうです)多くの受験生が、だいたいこの辺から間違え始める気がします。こういうこだわりが出てきたら、まずはそうしたくなる自分を警戒すべきです。そもそも、司法試験に合格するのに基本書を使う必要なんか全くないわけです。そもそも使う必要のないところに、さらに
⇒処理手順の進化史からのつづきです。前回、「紛争構造型」が処理手順(思考方法)として最善の方法論であると述べました。今回は、その思考をもとにした答案の書き方について、2つの型を提案します。【あてはめ一貫型】【1】あてはめ→【2】条文→【3】論点→【4】あてはめ型答案の書き方といっても、ここで別段特殊なことを書くつもりはありません。予備校の解答例のような一般的な答案の形をここで否定するつもりはありません。ここでは新たな型を提案するのではなく、既存の型の説明の仕方を
列挙方式で加藤ゼミナールのダメなところをあげます。今後購入を考えてる人向けです。私の購入履歴は予備試験合格パック(1年視聴)です。①1年視聴カリキュラムもリリースしているのに、講座が3ヶ月も遅れている。一四半期遅れるってどうゆうことよ。というか、実は個人的にはびっくりはしてない。昨年の単科販売時代から講座リリース予定を延期する常習犯だったからだ。油に火を注ぐのが加藤喬本人である。講座リリース予定もろくに守れないのに、講演やTwitter更新など、とにかく新規囲い込みにばかり力を入れ
★「基本書か予備校本か」という愚問の続きです。基本書を読む(ならば)→司法試験に合格する。この命題は、受験界の有力説のひとつとして昔から根強く支持されています。ロースクール時代以降、この手の主張は以前より広く受験生の支持を集めるようになりました。しかしながら、基本書を読むことと司法試験に合格することの間に、まともな関係性はほとんどありません。全く関係がないとは言いませんが、少なくとも、基本書読み(≒インプット学習)をメインに据えるような勉強法が、試験合格の
民法(1)総則第3版補訂(有斐閣Sシリーズ)/山田卓生¥1,680Amazon.co.jp有斐閣Sシリーズの民法(共著)です。Sシリーズは、どの科目もコンパクトにまとまっていて分かりやすくおすすめです。【有斐閣Sシリーズについて】刑法は(結果無価値なので)受験対策本としては使えません。民法・商法・民訴・刑訴の4科目は、どれも薄めの基本書として及第点以上のテキストです。順番としていうと、まず民法が一番、次に民訴・刑訴、最後が商法という感じかなと思います。なお、憲
こんにちは、ぎんざけです。予備試験を受けようと思ったのは2019年7月下旬(海の日)です。それ以降合格までどう勉強したかを投稿します!今振り返ると非効率な部分も多々あるのですが、一旦はありのままで書いていきます。前提私は大学の法学部を卒業しているので、法律の全くの初学者という訳ではありません。ゼロから1年半で受かった訳ではないので、その点はご注意ください。2019年7月~11月論文過去問を7科目(+実務基礎)につき、問題と解説と解答を読みました。かなり流し読みで、条文
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回から、司法試験の論文がなぜ難しいのかを説明します。今回は、論文試験が難しい理由として、試験時間が圧倒的に足りないことを書きます。論文の特徴の1つは、とにかく時間がないことです。考える時間なんてほとんどありません。むしろ、「考えたら負け」ぐらいの勢いです。何度も言ってますが、この試験では、「考える力」なんて要求されてません。試験では、理解して覚えていることを吐き出すだけです。初見の問題を見
司法試験の短答対策をよく同級生から聞かれますが、正直答えられません、というか答える資格はまだないです。司法試験最終合格予備試験論文合格勉強開始3年以内の予備短答合格予備短答法律8割以上もしくは教養0換算で合格このどれかが語れる最低限ですね。私は予備短答初受験2013年で87点くらい、2014年で121点(ボーダー170)でどうあがいても無理と思いゲームに逃げ4年くらいたってから再開するもあと10点付近で止まる。2022年に法律146教養24で初突破、2023年は法律155教
私は記憶法というジャンル(あるいは書籍)があまり好きではありません。記憶法に絞った本はそれほど読んでいませんし、あまり読む気にもなれません。記憶法の多くは、その話のネタの豊富さに比べて、実行可能性の低いものが多いからです。エビングハウスの忘却曲線とか、言っていることは分かるのですが、いちいちそんなものに合わせて勉強できるかというと、多くの人には面倒くさすぎて難しいと思います。そんなこんなで、記憶法にかんしては、よほどシンプルなものでない限り敬遠してきました。極論すれば、記憶法は
伊藤塾の若手講師です。なんでも旧司に論文1番で合格された方だそうで、その実力の通り、たとえば辰已の素人っぽい新司合格者講師と比べると、インプット講義の端々に単なる分かりやすさ以上の実力が垣間見えます。話すスピードが超絶速いです。早口の講師が多い伊藤塾の中でも、一番の速さではないかと思われます。憲民刑集中講義は超おすすめです。上級者のまとめ用講座としても、ロー未修者の補習講座としても、幅広く使えると思います。
民法講義〈1〉民法総則/成文堂¥3,465Amazon.co.jp単独著者による基本書として、受験生の一部にユーザーがいます。学説の詳細な整理やレイアウト(後述)をもって、本書を予備校本のような本だという人がいますが、さすがに予備校本だってこんなに執拗に細かく学説を列挙したりはしていません。あくまでも試験対策という観点からですが、はっきり言ってやりすぎです。本書の特徴を一言でいえば、学説列挙本です。もっぱら学説列挙のために、民法基本書の中でも膨大な分量(7冊組)になってしまって
こんにちは、ぎんざけです。司法試験の論文が書けない理由には様々なものがあり、ここを適切に診断して勉強しないと労力の割に点数が伸びません。世の中には「答案を大量に起案すればいい(書けばいい)」、「答練(模試)を受けないといけない」というアドバイスもありますが、時間が膨大にかかるので、実は「答案を書かないで別の勉強をした方がいい」という人もいると思います。(私が予備試験・司法試験受験の勉強で書いた答案は予備答案9通(ワードで作成)だけで、答練も受けませんでした)そこで、まず、論文
要望をいただいたのと、少し息抜きをしたい関係もあってブログにまとめます。(講座へのアンケートも書かないといけないのですが←)※前半【1】【2】は前置きです。ライフハックのみに興味がある方は【3】以降からお読みください。そして、この記事は自分の感情的な部分の記述が長いです。ライフハック部分だけに興味がある方は【3】【4】の①等の太字だけ読んでください。【1】ADHDという障害について。(※ご存知の方は読み飛ばしてください。自分は専門家ではないので誤った記載があるかもしれません。)自
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の9回目です。今回は司法試験です。これまでは予備試験でした。前回の記事を読みたい方はこちら。勉強法予備試験に合格したので、司法試験を受けることになりました。当時は、コロナの問題で、予備合格から司法試験までの期間が、3か月しかありませんでした。通常は6か月なんですけどね。コロナで、R3の予備試験開始が3か月遅れました。R4の司法試験は通常どおりでした。それで、3か月で
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の6回目です。今回は、2回目の予備試験の論文です。前回の記事を読みたい方はこちら。睡眠不足対策何度も言ってますが、司法試験の最大のヤマ場は論文試験です。僕も、2回目の論文試験をパスすべく、1年間必死に取り組んできました。そんな僕が、試験直前に最も気を付けたのは睡眠時間です。睡眠不足になると、脳の回転が悪くなります。解ける問題も解けなくなります。筋肉疲労なら、100
最近、標記講座の評判が高いので、実際に受講した感想を述べたいと思う。まず、結論から述べると、予備短答合格レベルにある人なら最強の講座になると思う。現状、所謂論点潰し的な講座では、伊藤塾の論文マスター、アガルートの重要問題習得講座(以下重問)が2強だといっていいだろう。しかし、これらの講座には、例えば、①旧司法試験の問題を使用しているため、レベルが高く、捻りが入っているため、入門レベルの人には厳しい、②分野横断の問題が多く、入門レベルの人には厳しい。上記の評価が多く、また書き方
こんばんは!今日はお出かけしてカフェでマッタリしてました。先週は天気悪かったですが、今週は暖かくて良い週末です。さて、本題です。一部で話題になっている大学の留年率ですが、フォロワーさんのブログでも紹介されてました(旧帝大ですが)。以下のような感じです。ネタ元は添付のHPでしょうか?旧帝大の留年率阪大22.3%東大21.3%京大19.3%北大12.2%名大11.6%東北大9.5%九大9.4%で、京大は単純に留年率が高いのは世間
こんにちは、ぎんざけです。以前に司法試験・予備試験の選択科目についての投稿をしましたが、今回は特に倒産法と国際私法の比較で記事を書きます。(個人的に倒産法か国際私法の2択で、一応どちらも入門書くらいは読んでいます)『司法試験・予備試験の選択科目をどれにするか?』こんにちは、ぎんざけです。司法試験と予備試験(来年から)では、選択科目を1科目選ぶ必要がありますが、どれにするかは結構悩ましい問題です。この投稿では、独断と偏…ameblo.jp結論としては、時間があるなら倒産法、ないな
伊藤塾の新司法試験部門の講師です。特に論文対策講義について、最もおすすめな講師のひとりです。伊藤塾でも一定の人気があるようで、たくさんの講座を担当されています。中でも、本試験分析講座が際立って良いです。論文の処理過程の部分、すなわち、・問題文から一定の生の主張が立てられるプロセス・一定の生の主張から条文が立てられるプロセスこういった、文字情報としての解答例には表れてこない思考過程の部分の説明が上手です。問題文の事情を使うスキルも高いです。「問題文にこう書いてあ