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むしろ「史実に反するエンタメ狙いのフィクション」ではない、ってところに、ポイントっていうか、問題があるんです。坂の上の雲は、もちろん小説です。松山出身の同世代の二人、正岡子規と秋山真之、それと兄の好古の三人を主人公にして、日露戦争に向かう上り坂の日本の姿を、社会と文化のいろんな側面から多面的に描いていこう、っていう意欲的な小説だったんですが。ところが、司馬遼太郎先生というのは御存知のとおり、徹底的に調べて書く人なんで、だんだん取材成果の発表のほうの比重が増えてきて、特に正岡子規が死んだあとは
皆さんこんばんは、菊澤多門です。乃木希典将軍は皆さんにとってどのような存在でしょうか?多大な影響力を持つ作家、司馬遼太郎氏は乃木希典将軍を過小評価しているので、司馬遼太郎氏の作品が好きな方はあまり良い印象を持っていないかもしれません。乃木希典将軍の人柄や人格については、よほどひねくれた日本人でない限り絶賛すると思います。乃木希典将軍を低く評価する人は、おしなべて日露戦争で多数の兵士を犠牲にしたことや、作戦を問題視する向きがあります。確かにそれは一理あるでしょう。大東亜戦争で原
って、漫才コンビみたいな名前ですよね。と若者が言うので、失礼ながら思わず大爆笑してしまった。いうまでもなく、島崎藤村である。聞くと、文学史の教科書で見たことあるとのこと。最近でも国語の教科書には夏目漱石やら森鴎外、志賀直哉などの小説が採用されているらしいから、今の若者にも明治~昭和初期の作家は身近なんだそう。でも、遙か昔の歴史上の人物として捉えているから、その作品も歴史書、古典みたいなものと言う。『舞姫』『城の崎にて』と『源氏物語』『徒然草』が同じカテゴリーなの?と質問したと
梅之助が映画の記事を書く時は基本、監督や出演者、あらすじ、個人的感想・考察を順序立てて書いているのですが、今回はざっくばらん、好き勝手に書かせて頂きます。1980年夏に公開された東映の「二百三高地」で、監督は舛田利雄氏、脚本が故・笠原和夫氏となっています。公開当時、梅之助は中学生でしたが、この映画に凄く興味を持ったので、さだまさしさんが歌う主題歌「防人の詩」を買っちゃいましたよ。ほぼリアルタイムで作品を観て、それ以来、何度観たかなぁ。「君の祖国は日本と呼ばれる」は宣伝動画のキャッチコピ
今回は帝国陸軍、旅順攻囲戦について簡単に書いてみたいと思います。少々長編になりますし、昭和55年に上映された仲代達也氏主演の映画「二百三高地」でも取り上げられたものですが、お付き合いいただければ幸いです。日露戦争開戦前、露国は満洲(現在の中国東北部)遼東半島の旅順に露国陸軍の要塞を構えるとともに海軍基地も設置し、日本海から大陸方面への拠点としていました。対して帝国陸海軍は、予期される日露戦争に勝利するためには、日本本土と朝鮮半島および満洲との間の補給路の安全確保が必要であり、朝鮮半
外付けHDDがぶっ壊れまして、専門業者にサルベージをお願いしたところ「重度の障害のため復旧不可能」と。関西で撮り溜めた写真数万枚(約1TB弱)が駄目になったかと諦めかけましたが、より専門性の高い会社をご紹介いただき、滅菌室での部品交換などを行っていただいたようでなんとか無事に復旧できました。めっちゃ高かったけど(汗)。皆様もお気を付けくださいませ・・・今回はそのサルベージ写真になります。参拝したのは東京・乃木坂の乃木神社乃木坂といえば、ジャニーズ本社。もう社名が変わったんですかね。本社ビ
乃木保典の墓(手前)乃木兄弟。乃木保典は右側陸軍大将・乃木希典の次男である乃木保典は、明治14年(1881)に生まれています。父親に似て前向きで明るく人懐こい性格で、母方に似て学才も優秀であった保典は陸軍士官学校に15期生として一発合格します。兄の勝典は3度目でようやく合格したものの、それを僻むこともなく兄弟の仲は大変良かったといわれています。日露戦争に歩兵第15連隊小隊長として出征した保典は、父希典が指揮すろ旅順要塞攻略のための203高地での戦いに参加。明治37年(190
友人から「もう咲いているみたいよ」と教えられ向かった先ここは近江の地織田信長が築城したことで有名な「安土」そこに「佐々木源氏発祥の地」と言われる「沙沙貴神社」があります全国第6位170万余りと言われる「佐々木」姓の源です四座五柱の神々を祭っている指定文化財の大型神社建築の社は楚々とした佇まいで古の歴史を物語っていますササゲの豆の鞘に乗って海を渡ってきたという物語の少彦名神を祖とし大毘古神・仁徳天皇・宇多天
この話しは多少前後しますが、今から20年以上前に私が体験したことを掘り起こしました。この作品は心霊科学協会http://www.shinrei.or.jp/の機関誌と季刊誌スターピープルに連載されました。インターネットホームページに上げた当時の文章と写真に加筆訂正させていただきました。海の女神の物語Ⅱ東京湾竜宮伝説Ⅰ(海の女神の物語Ⅰ)→http://ameblo.jp/potensia/entry-12092240623.htmlよりお読みください。2015年11月4日撮影
旦那とお出かけまとめです。日本にいる間に日本のあちこちを観光せねば!と旦那。毎週末のお出かけのために旦那はリサーチを頑張ってくれてます。東京出身の私も知らない場所がまだまだたくさんあって驚く。みなさんがご存じの場所も、なんならお住まいのご近所をmammy夫婦が歩いてるかも。まずこの日は渋谷からテクテク歩く。宇宙桜宇宙に行った種子から芽が出て桜の花を咲かせたそうです。代官山には可愛い豚さんモチーフのショップがあった。代官山にある旧朝倉家住宅手入れがよく行き届いているお庭から拝見