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ちくま文庫、860円+税ある人から、活字の本離れを宣言しながら活字本びたりですね、と言われました。小川洋子、中沢新一、司馬遼󠄁太郎などを電子書籍で読んでいますが、一方で紙の本をも楽しんでいるのです。目下はこの『オーランドー』です。
大きな変化が起きているのを感じている。昨日には「非常識」だったことが、今日には「常識」になっている。順を追って流れていた(ようにみえた)時間が錯綜している。時間が過去から未来に向かって、順番に流れる(ように感じられる)のはこの地球という星だけだ。その錯覚も、終わろうとしているのかもしれない。2019年の改元はただの政治的な切り替えではなく、ちょうどそのタイミングに起きた。夏至点を越えたあたりで、大きく世界が揺らいだ。まるで飛行機が気流の変
こんばんは、ともすけです。中沢新一の『緑の資本論』に収録の「圧倒的な非対称」というテキストからなにか書いてみたいと思います。このテキストには、宮沢賢治の「氷河鼠の毛皮」という物語が引用されています。氷河鼠の毛皮(ミキハウスの絵本)1,620円Amazon青空文庫で無料で読めるので読んでみたい方はそちらもどうぞ。氷河鼠の毛皮0円Amazonイーハトーヴからベーリングまで行く列車のなかで起きた出来事の物語です。金持ちのタイチという男が仲間と賭けを