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こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。喉があまりにも痛くなり、飲み込むのが辛いことから、昨日からついに胃瘻(いろう)を使い始めることにしました。▼辛いときこそ、なんとか笑顔で…口から入れる食べ物は、ゼリーかアイスがせいぜいで、あとはすべて胃瘻から栄養剤を入れていくことになりそうです。そして、今日から再び入院生活(約1週間の予定)が始まりました。喉の痛みに加えて、抗がん剤投与(明日)による吐き気などの副作用が想定され、今から戦々恐々です苦笑。特に、食べものという楽しみを奪われて
前日は、結局、あまり寝られなかった。それでも、朝は否応なしにやってくる。病院に向かう駅の道すがら、「治療しながら〜」と書いてある「がん治療と就労の両立支援」のポスターがふとピンポイントで目に入った。なぜ今日に限って。なんだか不吉だ…。朝9時。予約時間に十分間に合うよう待合室に入るも、先に年配の方が診察室に通されていく。そして、「大丈夫ですので、お大事にー」と声をかけられ診察室を出る。この人よりも緊急度が低いということか。じゃあ、大丈夫だ。中から笑い声も聞こえる。大丈夫だ。手に持って
こんにちは、花木裕介です。昨日は突然の報告に驚かれた方、すみません。ステージ4ではあるものの、ただいま入念な治療計画を立てており、回復の道筋は見えてきていますので、ご安心ください。さて、今日からは少し時を巻き戻して、ここに至るまでの経緯をご紹介しようと思います。今はだいぶ落ち着きましたが、やっぱり宣告前後は生きた心地がしませんでした……。◆◆◆10月初旬、職場で会議に出席しているとき、何気なくついた頬杖からすべては始まった。「なんだ、これ??」首にかなり大きい腫れがある。イ
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。本日、放射線治療23回目(全35回のうち)が無事終了しました。そして、自分自身怖いのでできるだけ見ないようにしていましたが、今日、思い切って現実を直視いたしました。今、僕の口の中は自撮りで撮影できる範囲でこんな感じです。放射線の影響から、粘膜のみならず、なんと「喉ちんこ」までが焼けただれてしまっているではないですか(泣)。※がんの部位である中咽頭付近は内視鏡を通さないと見えません。ここ数日、痛み止めを飲んでも飲んでも痛みがひかない!とは思
◆11月21日(火)◆宣告翌日。仕事を半休で切り上げ、午後に妻に病院で聞いたことをすべて話した。自分としては冷静に話したものの、妻は動揺を隠せない。特に、「ガン」という言葉に、溢れるものを抑えきれなくなっていた。そりゃそうだろう。僕にしても、会社に両立支援の制度や情報などがなかったら、こうは冷静でいられない。とにかく会社や周囲の支援を受けながら、自分たちでも頑張って色々調べて、最も治癒の可能性を高めるのに最適な選択ができるよう準備を進めよう。一緒に頑張っていこう。不安でいっぱいの中、二
こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。帯状疱疹にかかってしまい、ただいま会社を休んでいます。先週から少し顔に発疹ができ始め、痛みも出始めたことで皮膚科に行ってみると、先生は開口一番、「帯状疱疹で間違いないですね」とのこと。目の付近ということもあり、早めに抗ウィルス薬を飲み始めたことで、なんとか今のところ最小限の被害で食い止めています。(頭やら喉やらがズキズキ痛いですが……)復職から1年が過ぎ、ようやくペースが戻ってきたと思ったら、また休み……。原因は、(ストレスや過労、冷えなど
こんにちは、花木裕介です。以前、ブログでちらっとご紹介した『反応しない練習あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬著、KADOKAWA刊)。今、僕は、禅的な考え方を参考に、治療に取り組んでいる最中なのですが、この本からも、そのヒントがたくさん手に入りました。本の中では、「あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な『考え方』」ということで、「ムダな反応」をしないことを挙げています。僕たちは、日々の刺激(大小問わず)に対して、さまざまな反応を