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国内外の主要コンクールで数々の受賞歴を持つ、弱冠17歳にして瞠目すべき才能を示すヴァイオリニスト中原梨衣紗が、多方面で活躍する藤﨑美乃(ヴァイオリン)、中村翔太郎(N響首席代行ヴィオラ奏者)、市寛也(N響チェリスト)というプロの先輩音楽家たちと、初めての室内楽コンサートに臨んだ。会場は渋谷の中心街から少し入ったところにある渋谷美竹サロン。50名でいっぱいになる小さなイベントスペースで、音はややデッドだが、狭い会場でも混濁なく各楽器が聞こえる利点がある。会場には、中原が現在桐朋女子高等学校
「中原梨衣紗と巨匠たち」の第1回。シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、中原が日本音楽コンクール本選会でも弾いた勝負曲である。子供の頃からずっと憧れてきたという作品への共感もあいまって、この難曲を、中原らしさを全面に打ち出して、見事に弾き切った。プログラム解説の冒頭に、私は次のように書いた。『中原梨衣紗と巨匠たち」シリーズ開始への期待17歳の新星ヴァイオリニスト中原梨衣紗が、新日本フィルとともに新たな挑戦を始めます。これまで幾度となく彼女の演奏に接してきましたが、超絶技巧を美音で自然に奏で