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その1からの続き。「銭亀や」画賛扇面円山応挙画・与謝蕪村賛(文化庁所蔵紙本墨画淡彩)円山応挙と与謝蕪村はご近所さんで交流があったそうだ。この解説パネルで初めて知った。応挙の端正に描いた亀、細い線できっちり書かれた署名に対して、蕪村の書は大変ユニーク。この作品は重要文化財。「よい夢の」画賛呉春画・与謝蕪村賛(個人蔵紙本墨画)呉春は蕪村のお弟子さん。蕪村の「よい夢のよひ寝さますな福はうち」の句に、呉春はとても可愛いコウモリを描いている。ちょっと現代風。「山
見ごろを過ぎた牡丹が一株二株牡丹散りて打ち重なりぬ二三片(与謝蕪村)軽食~身近な情報が一番です~
みなさま、こんにちは。ポスチャースタイリスト古谷維久子です。この泥が、あればこそ咲け蓮の華与謝蕪村さんの俳句です。美しく優雅な蓮の花は、仏さまを象徴する花です。その蓮の花は、厚く積もった泥の中から咲きます。逆に泥がなければ、キレイなお水だけでは、あの凛とした蓮の華は咲けないそうです。私も、思ったように物事が進まず、泥の中にいるような気分になるときもあります。そんな時は、この言葉を思い出します。この泥が、あればこそ咲け蓮の華泥の中にいて
「死なれたを留守と思ふや花盛」―江戸中期の俳人・炭太祇(たんたいぎ)が詠んだ句である。さだまさしさんが10月8日に逝去した盟友・谷村新司さんを偲び紹介し「谷村さんは今、留守。どっか旅に出たんだね」(趣意)と語った。谷村さんの旅の道中はきっと「花盛」だろう。▶アントニオ猪木さん、谷村新司さん、財津一郎さん、もんたよしのりさん…去年から筆者が中学生の頃、テレビの中で活躍していた方々が次々と逝った。あれから40年、中学3年時に同じクラスだった友だちと今もまだ教室にいるように仲が良い。2年前の1