ブログ記事151件
JR山陽本線岩国—下関間で今も主力の115系3000番台。国鉄近郊形電車の最終形態の一つで、40年以上にわたって走り続けています。今回はN-03編成を例にその活躍の舞台裏、検査終了時の試運転を見てみました。下関総合車両所での検査を終えて構内試運転を行う115系3000番台N-03編成。今回は要検だったようです115系3000番台は1982年に登場。現在は下関総合車両所下関支所に4両編成18本(うち7本は中間車が117系改造の3500番台)が配置されています。全般検査や重要
かつて「あかつき」などの関西ブルートレインで活躍したJR西日本下関総合車両所運用検修センターの直流電気機関車EF65形1000番台(PF形)。現在は工事列車や団体列車などを担当しています。全盛期に比べて注目される機会は減っていますが、鉄道模型メーカーのKATOからNゲージでの製品化が発表されました。実車の主な特徴を簡単にまとめてみました。下関総合車両所運用検修センターに所属するEF651134。製造から40年余、細かな改造を受けながら活躍を続けています=新下関—幡生現在
直流電気機関車の西の拠点・JR西日本下関総合車両所運用検修センター(山口県下関市)。かつては下関運転所の名称で、多数のブルートレインけん引機が出入りしていました。EF65PF形のほか、ディーゼル機関車DD51形、DE10形が集う同センターの機関車線周辺を散策してみました。ブルトレで活躍したEF65PF形。下関には10両が残っていて、並んでいる姿が見られるときもあります。写真は1130号機(左)と1131号機JR下関駅西口から彦島方面に向かう県道を徒歩で約10分、路線バスで
JR西日本下関総合車両所下関支所に残る、旧国鉄以来の電気機関車EF65形1000番台(PF形)。在籍する全10両が今夏に製造から45年を迎えました。ブルートレインでも活躍した往年の特急機の「今後」を考えてみました。最近の1130号機。全検から3年が経過し、車体の塗装がやや色あせてきています下関のEF65PF形10両の、試運転を見たり書籍を読むなどしてまとめた直近の全般検査の施工時期は以下のとおりです。現時点で一番最後に受けたのが2023年12月の1128号機、最も経
2023年3月のJRダイヤ改正から3カ月余。山口県の山陽本線では105系+123系の併結列車の消滅が話題となりましたが、105系単独の3両編成も見られなくなりました。鉄道ファンには魅力があったこの運用を振り返ってみました。新山口に向けて山陽本線を走る3両編成の105系。先頭は増結用のクモハ105-23=2011年3両編成の105系は増結用のクモハ105形1両を新山口方につないだもので、朝夕などに見られました。宇部線に入らず下関ー新山口間を山陽本線経由で走る運用もありました
岡山地区から113系が次々と廃車回送されているJR西日本下関総合車両所(下関市幡生宮の下町)。最近は新たにB-07編成が取り込まれたほか、B-17編成の解体も始まっています。4月30日と5月3日に状況を見てみました。下関総合車両所運用検修センターから送られてきた113系B-07編成(左)=5月3日、北側の陸橋から下関総合車両所岡山電車支所の113系は、3月17、18の両日にB-07、B-09、B-13、B-17の4編成が下関に回送されました。当初はB-17編成のみが幡生の
JR西日本下関総合車両所(山口県下関市)で10月19日、「鉄道ふれあいフェスタ2024」が開かれ、鉄道ファンや家族連れらでにぎわいました。今回は115系電車やキハ40系気動車など展示車両を中心に見てみました。展示された(左から)クモハ42001、クハ115ー3118、キハ471014今年は頭出しの形で展示されました。カットモデルのように見えてしまいますが、5両並ぶとなかなか壮観です(左からキハ12020、クモハ115ー1512、クモハ42001、クハ115ー3118、キハ
JR西日本下関総合車両所下関支所の115系3000番台で唯一ワンマン非対応だったN-06編成が、このほど全般検査と対応工事を受け、2月4日に山陽本線で試運転を行いました。同線のワンマン化に伴う2023年3月の運用離脱から1年11カ月を経て、復活を果たしました。山陽本線で試運転を行う115系3000番台N-06編成。解体されずに置かれていたことから多くのファンが復活を期待していましたが、ついに実現しました=新下関—幡生115系3000番台N-06編成は運用離脱後、下関総合車
JR西日本岡山地区の115系電車が運用離脱後に送られてくる下関総合車両所本所(下関市幡生宮の下町)。10月に入ってD-22編成とD-30編成が到着しました。先に回送されたD-29編成も含め、9日に現地の様子を見てみました。下関総合車両所北側の陸橋から見た、入換中の115系D-30編成。手前は切妻型のクモハ115ー1663下関総合車両所岡山電車支所の115系D-22編成とD-30編成は、10月3日に廃車回送されました。幡生入りしたD-22編成は9日午前の時点では目立っ
JR西日本下関総合車両所で全般検査を受けていた電気機関車EF651126の本線試運転が、8月16日に行われました。入場前は車体の色あせが目立っていた同機ですが、きれいな姿を取り戻しました。下関市内の山陽本線を試運転中のEF651126(通過時まさかのカメラ不具合。2エンド側は撮れませんでした…)本線試運転を終えて下関総合車両所に戻る1126号機。外観は下関のEF65PF形としてはこれまでと変わらないようです1126号機を上から。パンタグラフなどもきれいに
JR西日本の車両工場、下関総合車両所の留置線に3月3日、ブルーシートに覆われた車両が姿を見せていました。詳細は分かりませんが、その形状と履いている台車からコキ200形の客車化改造車の可能性もあります。下関総合車両所北側の陸橋から見た留置線。ブルーシートに覆われた車両が見えます幡生駅を通る車内からもよく見えます=3月6日撮影下関総合車両所には2024年9月9日に、JR貨物のコキ200形4両が入場。本来見られない動きで話題となりました。今回姿を見せたブルーシートに
JR西日本下関総合車両所に入場していた岡山電車支所の115系D-09編成が、全般検査を終えて出場。5月10日に回送されました。後継の227系500番台「Urara」の増備が進む中、きれいな姿を見せた国鉄形。強い風雨に見舞われた9日の本線試運転と合わせて見てみました。下関総合車両所での全検を終え、岡山に回送される115系D-09編成=幡生—新下関115系D-09編成はクモハ115ー1509、モハ114ー1119、クハ115ー1070の3両編成で、いずれも1978年に落成。こ
JR西日本下関総合車両所下関支所の電気機関車EF651135が、本所(幡生)での台車検査を終えて5月29日に山陽本線で出場試運転を行いました。山陽本線で試運転中のEF651135=新下関—幡生本来なら台検後のきれいな台車を記録したいところでしたが…個人的にはあまり遭遇しない1135号機。貫通扉上部の塗り分けを省略した現在の姿は実質未撮影だったため、正面がちの場所に行ってみました全国的に縮小傾向の国鉄形電気機関車。EF651135は検査周期で言えばあと3年ほ
国鉄時代から活躍する直流電気機関車EF651000番台(PF形)。JR西日本下関総合車両所運用検修センターには10両が配置され、工事列車などに活躍しています。同所のEF65PF形はグレー台車で全般検査直後の明るい姿が特徴的ですが、一方で何年か経過すると色あせが進んできます。最近では1128号機のカサカサ感が目立っています。下関総合車両所運用検修センターの洗浄線で休む1128号機。私は久しぶりに見ましたが、思った以上に車体が色あせています【参考】前回の全検後の1
最近は引退車両の解体が落ち着いた様子のJR西日本の車両工場・下関総合車両所。一方で、整備中の221系K13編成が顔を出し、製作中のブルーシートに覆われた車両が並んでいるほか、新施設の建設も進んでいます。6月1日に周辺から見てみました。北側の陸橋から見た下関総合車両所。写真左側にブルーシート車両や221系の姿が見えます吹田総合車両所京都支所の221系K13編成は入場から1カ月以上が過ぎ、この日は車両所北側の陸橋からクモハ221ー74の顔が見えました。同系は下関での営業運転は
JR西日本の電気機関車でトワイライトエクスプレス色に塗られたEF651124が、下関総合車両所での台車検査を終えて4月4日、山陽本線で試運転を行いました。山口県下関市内で見てみました。本線試運転を行うEF651124=新下関ー幡生EF651124は2022年4月に全般検査を受けていて、今回の台検はほぼ予定通りの周期で行われたようです。同機を眺めると、検査を終えた台車は再びグレー色が目立つようになりました。一方で車体は、特急色のEF65形同様、一部がややまだらな
JR西日本下関総合車両所に留置されている、運用離脱中の115系3000番台N-06編成。現在は両先頭車が編成端に入る本来の並び順に組み直されています。11月22日に周辺から確認すると、作業中を示す赤い旗が差され、内装作業が行われているようでした。山陽本線沿いの道路から見た、下関総合車両所に留置された115系N-06編成。現在はクハ+モハ+モハ+クハの本来の編成になっています上り方先頭車クハ115ー3106(2枚とも)。ドア付近の固定シートのクッション部分が外され、車両中央
JR西日本の懐鉄シリーズ第3弾として、下関総合車両所で瀬戸内色への塗装変更が進められていた115系N-04編成が10月11日、本線試運転を行いました。3000番台でそろった編成としては約30年ぶりにデビュー時の装いが復活しました。山陽本線で試運転を行う、瀬戸内色となった115系N-04編成。この姿、個人的には国鉄〜JR初期のころ日常的に見ていたため、懐かしさが込み上げてきます=新下関駅上り試運転列車の新下関駅到着時、クハ115ー3104の前面窓には「復活瀬戸内色115ー3
JR西日本岡山地区で活躍する105系F-01編成が、下関総合車両所本所での全般検査を終えて3月22日、所属先の岡山電車支所に回送されました。トップナンバー車のクモハ105-1とクハ104-1で組成される同編成。きれいになった姿を21日の本線試運転で見てみました。本線試運転を行う105系F-01編成=新下関—幡生下関総合車両所から出てきた105系F-01編成。排障器がグレー色になりました105系は地方電化線区向けに1981年に登場。F-01編成の2両は福塩線用とし
JR西日本の下関総合車両所(山口県下関市幡生宮の下町)。多くの形式の整備や解体を受け持つ西日本有数の車両工場です。最近では117系100番台トップナンバー編成などの姿が見られます。6月末に少し離れた陸橋から見てみました。この日は旧型国電のクモハ42形とクモハ11形、117系100番台、EF65PF、クモヤ145形、115系3000番台が見えました岡山電車区E-07編成として活躍した117系100番台はクハとモハ2両ずつに分かれて置かれています。冷房装置などの機器が撤去
撮影日2023/11/04山陽本線新山口駅構内にある車両基地所在地は山口県山口市小郡令和手前は山口線キハ40/キハ47形気動車転車台
JR西日本岡山地区の主力として活躍してきた115系近郊形電車。300番台など一部で廃車が進んでいますが、検査を受けて営業運転を続ける編成もいます。下関総合車両所(山口県下関市)で全般検査を終え、1月16日に本線試運転を実施した岡山電車支所のD-03編成を見てみました。山陽本線と山陰本線の合流地点を快走する、試運転中の115系D-03編成=新下関—幡生115系D-03編成は、クモハ115ー1547、モハ114ー1202、クハ115ー1238の3両で組まれ、いずれも国鉄時代の
JR山陽本線岩国ー下関間のローカル輸送に充当されている下関総合車両所運用検修センター所属の2扉転換クロスシート車、115系3000番台。1982(昭和57)年の登場以来、主力として活躍を続けていますが、このほどN-12編成の4両が廃車となったようです。回送された本所(下関市幡生宮の下町)周辺を訪れてみました。運用離脱した車両が入る位置に留置された115系N-12編成。敷地外の道路から確認しましたが、制御車2両と電動車2両に分けられ、モハ114ー3012のパンタグラフは既に外され
国鉄近郊形電車115系0番台の面影を残し個性派ぞろいだったクハ115形600番台で、最後まで残っていたJR西日本下関総合車両所運用検修センターのクハ115-608がこのほど引退しました。1966(昭和41)年にサハ115-6として登場以来、約52年にわたる活躍で、晩年は山陽本線沿線の鉄道ファンの注目を集める存在でした。115系C-13編成の下り方先頭車だったクハ115-608。83年に広島地区の短編成化による列車増発に対応するため中央本線から移ってきて、先頭車化改造を受けてクハ115形
JR西日本下関総合車両所を一般公開する「鉄道ふれあいフェスタ2023」が鉄道の日の10月14日開かれ、多くの鉄道ファンや家族連れでにぎわいました。外観が補修されきれいになった旧型国電クモハ42001も展示されました。きれいな姿となった「至宝」クモハ42001。車内公開はなく下関総合車両所のシンボルとして展示されているような雰囲気でした。今年初め頃は傷んでいる様子が敷地外からも分かり心配されていましたが、ご覧のとおり補修されたようです2019年以来4年ぶりの開催とな
京阪神を結ぶ看板列車「新快速」向けに旧国鉄が投入した117系。1980年代にはハイグレードな近郊形電車として注目の存在でした。86年には改良型の100番台も増備され、一段下降窓のスマートな外観で国鉄鋼製車の最後を飾りました。その後は新快速を外れて周辺地域に移りましたが、2005年から10年間は下関地区の山陽本線でも活躍しました。新山口ー下関間で運行された117系100番台(左)と300番台=2011年山陽本線の新山口ー下関間は、国鉄時代から九州の交直流近郊形電車が乗り入れ
JR西日本下関総合車両所(旧幡生工場)で40年以上にわたって保管されてきた旧型国電のクモハ11117。最近になって内装作業が進み動向が注目されていましたが、2月25日に現地を訪れると車体の解体が始まっていました。25日に車両所北側の陸橋から見たクモハ11117。解体線に移動していて、ほぼ構体だけの姿になっていました。鉄道省初の鋼製電車モハ30形の生き残りという貴重な存在でしたが、その姿は見納めになるようですもう少し近づいて確認してみました。JR山陽本線沿いの道
JRにおける現役最後の旧型国電として、2003年まで小野田線本山支線などを走っていたクモハ42001。引退後は車籍を残したまま下関総合車両所で保管されています。1933年生まれの貴重な車両ですが、近年は屋外で留置されているようで車体の色あせが目立っています。(※本稿は2023年1月末時点のものです。外観補修後の同年10月時点の様子は、末尾に追加した写真をご覧ください)車両所近くの道路から見たクモハ42001。ぶどう色2号に塗られた車体は引き締まった印象でしたが、近年は全体的に色あせが
JR西日本山口地区への新製車両の投入計画が明らかになり、今後置き換えが予想される下関総合車両所下関支所の国鉄形車両ですが、山陽本線岩国ー下関間で運用される115系3000番台は、再延命化工事の動きが見られます。最近の状況をまとめました。再延命化工事を受けた下関の115系3000番台N-06編成のクハ115ー3106=新下関—幡生115系3000番台は国鉄時代の1982年に登場した近郊形電車で、転換クロスシートが並ぶ客室は、現在でも高水準の車両です。2000年代に体質改善3
JR西日本岡山地区で活躍し、2月1日に営業運転を終えた115系300番台湘南色の2編成。下関総合車両所では8日の撮影会の後、D-27編成から内装解体が始まっています。9日に回送された12系客車も留置された現地の様子を14日に見てみました。下関総合車両所沿いの道路から見た12系(左)と115系300番台D-26編成。この部分だけを切り取ると国鉄色同士が並ぶ懐かしい雰囲気です115系湘南色は先にD-27編成が廃車線に入っていて、クモハ115ー324にはこの日、作業中を示す赤い