ブログ記事437件
今年の夏訪問介護を依頼しようとしていた頃Tが中咽頭がんになり入院した。もう癌になるのは4回。手術して退院後自宅で過ごすようになったものの訪問看護は止めたままで訪問介護の申請もしていない。Tは歩行困難でふらついたりWCも間に合わないことが多い。紙パンツを購入したけど着衣が汚れるとそれらを部屋の至る所に脱いだまま放置する。私が起きている時には着替えを持ってきて汚れた服や下着は洗濯機やゴミ箱へ入れるけど彼は思うように動けないから自分一人で脱いだまま放置するから床も畳
昨日は一日中Tは部屋から出てこなかった。扉の隙間から覗いたりしてちゃんと眠っているか何度も確認した。薬の準備もしておいたけど全く起きてくることはなかった。眠っているのかもしくは一人でいたいのかもしれない。声を発せない彼の心情は辛すぎる。どんな思いで日々を乗り越えていこうとしているのか彼の表情を見ると過酷すぎて辛くなる。思い通りに身体が動かず足を一歩前に出せずによたって倒れてしまうばかり。本来は寝たきりではないけど自分の身体を上手くコントロール出来ないことも相当参って
今沢山の思いがある。でもそれをあからさまにしたら壊れてしまいそう。Tはもう障碍者になった。受け入れていくことその切なさにふたをする。彼と出会って10年彼が癌に罹患して12年それでも生きていてくれる奇跡。もうこうなったらもっともっと生きてほしい。私は支えることしかできないけど彼がずっと生き延びてくれたら勝ちだと思う。介護は辛いというよりも泣けてくる。あからさまには語れないけどありえない現状との遭遇。心が折れることなんて頻繁だし逃げだしたい思いも多い。
今朝は起きられた。一緒に寝ている愛犬のおかげかな。ゴミの日なのでまとめて捨てに行く。肌寒い季節だから外へ出ることも億劫になる。捨てに行かれただけでラッキーかな。午後にはTの病院の予定なのだけどきっと彼は起きられないと思う。家を出る時間になり彼を起こす。着ているものは寝ている間に漏らしてしまい全て着替えが必要になる。汚れた体をふいて着替えを用意する。洗濯がたまるから毎日しても追いつかない。部屋も汚染されていく。どうにもならない。掃除したところで床も畳も腐っていく。Tが