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上海博物館東館へ行ってきました。(ブログの題名に反していますが、子どもと初めて行くのは大変だと思い、私1人で行きました。)前回のブログで書いたように、今年に入り、上海博物館人民広場館⇒新しくできた東館への移転が進んでおり、こちら東館の方が中国の歴史文化財の展示が充実しています。ノービザになりましたし、観光客の方は、東館の方にぜひ行きましょう!予約不要で入館できます!!1~4Fまであり、超巨大な博物館なので、階数ごとに分けてブログを書きたいと思います。今回は、入り口~1Fの展示に
前回のブログに引き続き、上海博物館(東館)の3Fを紹介します。3Fには、陶磁館、陶磁专題館、貨幣館があります。まず、陶磁館から。旧石器時代の土器から近代の景徳鎮までさまざまな時代の焼き物が展示されています。最初にあるのは、なんと20000年前の土器の破片です。江西省仙人洞遺跡出土。世界最古です!新石器時代(6000~5400年前)の黒陶刻紋盖罐。上海青浦崧澤遺跡の墓から出土したもの。幾何学的な模様が刻まれています。新石器時代(4600~4000年前)、龍山文化に属する黒陶高柄
上海博物館(人民広場館)へ行ってきました。写真は、延安東路側の入り口です。上海博物館は、「中国の至宝がたっぷり詰まった上海最大規模の博物館!」だったのですが・・・、今は、浦東に今年開館した「上海博物館東館」への移転が進んでいて、少し寂しい博物館になっていました。実は、私はこの上海博物館に約15年前に訪れたことがあって、古代の陶磁器や仏像などがたくさん並んでいて、中国に来てよかった!と感動して眺めた記憶があって期待して行ったのですが、それらの展示品はすべて東館に移転してしまっていまし
前回のブログに引き続き、上海博物館(東館)の2Fを紹介します。2Fには、玉器館、印章館、書法館、絵画館があります。まずは、「玉器館」から。新石器時代~清の時代までにヒスイを原料にして作られた装飾品や工芸品が350件近く展示されています。5400~4300年前の遺跡、上海郊外の福泉山遺跡のお墓のなかから出土したもの。良渚文化と呼ばれる文化に分類されます。4500~4200年前の湖北省の遺跡にて骨壺から見つかった玉首人形。石家河文化と呼ばれる文化に分類されます。顔の細工がとても細や