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一歩堂に初めてご来店のお客様には、原則として「どのように当店を見つけてくれたのですか?」って伺うように心がけています。実は私が始めたことではなくて、とある飲食店に初めて行った際に、その店主から「自店を見つけた理由」を聞かれたことがきっかけです。「エッ、何でそんな事を聞くのですか?」って尋ねたら「それが分かれば、これから当店の集客を考え直すことができますからね」って言われて「なるほど」って思ったのです。因みに、一歩堂に初めてご来店の方の多くは「ネットで検索して見つ
主に歩きやすい靴を販売するお店を「コンフォートショップ」と呼んでいます。整形外科の論理を取り入れたドイツのコンフォートシューズと言われる靴を販売するお店です。ただ、歩き心地を追求した結果、どうしてもダサいデザインになってしまいます。靴はファッションの一つでもありますから、履き心地と同時にデザイン性も求められるのです。一歩堂は、「快適に歩きたい!でも、お洒落も楽しみたい!」と言うお客様のご要望を叶えるために、歩き易さと同時にスタイリッシュなデザインの靴をできるだけ集め
小さなお店を経営をしていていると、苦しいことがいっぱいあります。月末の支払額が決っているのに、通帳の残高が足りない、、、販売促進をしたいけど、それにかける資金が無い。今日中にやらなくてはいけない仕事が残っているけど、気力も体力も尽きかけている。そんな状況でも頑張らなくてはいけないことがあります。今までは気力で頑張っていたんですけど、パソコンに向かって仕事をしている際にBHMとして流していた沢田聖子の「約束」と言う歌を聞いて、ふと女房の頑張っている姿が目に浮かんで
NHKのドラマ「金と銀」を見ていたら、主人公の父親の学者が「商人は人をだまして物を買わせる卑しいことだ」ってセリフが出てきました。その娘が商家に奉公に出るのですけど、そこでは「買って幸い、売って幸せ」と教えられます。江戸時代の享保の時代から始まる設定ですが、この考え方と言うか価値観のギャップは今でも連綿と続いているような気がします。「民間企業は利益を追求するのが目的である」と官僚は言ってはばからないし、民間企業は利益の中から「文化や芸術活動を支援しなくてはいけない」
高校生(私立の場合は中学生も)は制服の一つとして、靴は黒や茶色のローファーが指定されています。なぜローファーなのか?理由ははっきりしませんが、日本の教育学者がイギリスのパブリックスクール(私立名門校)を見学に行ったときに、学生たちが履いていたのがローファーで、これをそのまま取り入れたって説を信じています。でもね、ローファーって着脱が楽な「ご近所用の靴」なんです。実際に英和辞典で"LOAFER"って調べて見ると、1、怠け者2、気軽に履けるモカシンタイプの靴と言う風に出
先日ご来店のお客様からの一言。「〇〇靴店はとっても素敵な靴を売っているのだけど、店員さんの服がダサいから買う気になれないのよね」大いに考えさせられるお話しでした。確かに経済産業省の分類では、靴屋はアパレル産業に属します。そしてアパレル産業に従事する人は総じてオシャレなのですけど、靴屋ってダサい人が多いような気がします。せめて自分が履いている靴くらいはピカピカに磨いて欲しいのですけど、クタクタの靴を履いたスタッフがいるお店も少なくありません。「快適な靴を販売しています」と謳うお
毎日をもっと楽しく、もっと豊かになる靴をコンセプトにした「JollierCasual」のサンダル4月27日(土)発売します!足馴染みが良いナチュラルカラーが復刻!そして、一歩堂オリジナルカラーのアイボリー&ブラックコンビ!どちらも限定数の入荷となります。甲のベルトがマジックテープ、踵のベルトはバックルで調節可能な為、様々な足のタイプに対応できるモデルです。足裏の負担を軽減できるように、ソールにはクッション性のある素材を使用し、踵にはクッションが入っていて、ヒールも太
「外反母趾だから楽な靴が欲しい!」「なかなか合う靴が無いから、とにかくピッタリの靴が欲しい!」そんなお悩みの方が一歩堂にはいっぱいご来店されます。でも、そういったお客様の本当の希望は「お洒落な靴でお出かけしたい!」「カワイイ靴でお洒落を楽しみたい!」なのです。そのご要望にお応えするのがシューフィッターの仕事なのだと思います。足の問題点を解決するスニーカーやコンフォートシューズは比較的楽にフィッティングすることができますが、問題点を解決しつつ、できるだけオシャレ
一歩堂ではご来店のお客様に商店街の他のお店を紹介しています。そして、このサービスがとっても好評なのです。先日も仲間のイタリア料理店を紹介したら食事を終えたお客様がわざわざ一歩堂を訪ねて「美味しかったよ。ありがとう!」って報告してくれました。実はこの仕組み、仲間のお店を紹介して街を元気にしよう!と言う崇高な目的のためにしているのではありません。自分のお店の繁盛のためなのです。一歩堂へわざわざ靴を買いに来るのは大変です。でも、靴を買うだけじゃなく、美容院で髪を切ったり、レス
今年のゴールデンウィークは、当店定休日の火曜日(4月30日)以外は通常通り営業いたします。風薫る5月に皆様とお会いできますことを心から楽しみにしています!なお、明日からエレガントで快適なサンダルを販売予定です。是非ホームページ等でご確認下さい!サンダル|靴の一歩堂ippo-do.com
私の好きな小説「銀河英雄伝説」の登場人物にビッテンフェルトと言う軍人がいます。猪突猛進で破壊力は凄いけど抜けがあって時々負けます。そして恥じることのない生き方をしているのが魅力で、大好きなキャラクターです。「無能と言われたら甘んじて受け入れるが、卑怯者とは言われたら今まで頑張ってきた意味が無い」とか「人を褒める時は大きな声で、悪口を言う時は更に大きな声で」何てセリフが出てきて、共感します。商売で人に恥じないやり方って何だろう?って考えたのですが、やはりお客様
気軽に歩ける靴として、高校生の学校指定の靴として人気のローファーですが、実は決して歩きやす靴ではないのです。その証拠にローファーを英和辞典で「loafer」と調べてみると写真のように「怠け者」って出てきます。元々の「loaf」と言うのがのらりくらりとするという意味ですから、それにerを付けると怠け者になってしまうのです。と言うわけで、欧米でローファーは正式な靴とは認識されておらず、気軽に履いたり、近所に出歩く際には靴と言う認識があるようです。しかるべき地
ご年配の方の足を計測すると、大抵今までよりも小さいサイズの靴をご提案することが多いのです。「やっぱり歳をとると身長だけじゃなく足も小さくなるんだね」って言われるのですが、それは違います。今まで大きな靴を履いていたのが、足を計測したら正確な寸法が分かっただけなのです。ご年配の方は歩きやすさよりも靴の着脱の楽さを優先する傾向にあります。なので、どうしても大きめの靴を選択されることが多いのですが、これはとっても危険なことなのです。大きな靴で歩くと、靴が脱げな
コロナの時は人と会う必要がないので、そして健康にも気を使いますから、スニーカーが人気でした。今は自由に外出できるようになりましたので、以前と同じようにパンプスが人気かと言うと、そうでもないのです。一度「楽な靴」で出かけることを覚えてしまったので、高いビールの靴の人気が落ちて来てしまいました。と言う訳で、今のお客様が求めるものは「スニーカー以上、パンプス(男性の場合は黒い革靴)未満」のようです。それもカッコいい靴です。足の健康だけを考えれば、コンフォートシューズと言われ
外反母趾の原因は、以前は「ヒールの高い靴」って言われていました。今は足裏の筋肉が弱くなり、更に左右にグラグラすることが原因と言われるようになって来ました。実際に外反母趾の人の足を何人も見てきて、これが正しい説だと感じています。故に、外反母趾の良い靴は甲をしっかりと締め付け、足首から下が左右にブレないものが良いと思われます。更につま先にゆとりがあればもっと快適になります。これを突き詰めると「登山靴」になってしまうのです。と言う訳で、一歩堂にご来店いただくお客様は「登山が趣