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世のあわれヴァニタス。16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ北部で特に多く描かれた「人生の空しさの寓意」を表す静物画。60代後半になり毎日この物悲しさが湧いてくる。親たち3人同時介護から「次は私」をもらったのだと思う。ここは無理にポジティブな言葉で締めなくていい。この真実を受け入れてこそ終わりのわからない最期までをどう生きるか見えてくる。昨夜は認定カードカウンセラー養成講座の月に一度の勉強会。今月は先月ゲシュタルト療法の重鎮百武正嗣さんにワークをしてもらったお話か
(桜の木の下には死体が埋まっている?)税務署からの不幸の電話の翌日、小野寺センセイから連絡があった。「幸いお父上は『買い替え特例』は使っていなかったようです」「じゃあセンセイの屁理屈、いえ高邁な理論が問題だったんでしょうか」「いろいろ聞かれましたが、明確に否認はされませんでしたね」その場のやりとりでは連中もはっきりと断言せず、追って沙汰する、ということになったのだそうだ。あ~辛気くさ。それから2日後再びセンセイから連絡があった。「本件これで終了だそうです」「というこ
「静物画」(エリカ・ラングミュア著,高橋裕子訳、八坂書房,2004年)より。オランダの画家ハルメン・ステーンウェイクはメタファーとメトニミー(換喩)を混ぜて使っている。メトニミーは簡単に言えば関連性に基づく比喩である。頭蓋骨は,人間の死すべき定めを表す。このようなタイプの絵は「ヴァニタス」として知られる。旧約聖書の伝道の書冒頭の「コヘレトは言う。なんという空しさ,なんという空しさ,すべては空しい。」というラテン語に由来する。StillLife:AnAllegoryoftheVa