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連載回数も増えてしまいましたので、もう途中からしか読まれてない方のが多いようですので、今回は、レオナルドの作品に影響を与えた画家たちをざっくりとまとめます。何故ならどの作品も、その1枚だけをみて解釈するのは、なかなか困難で、レオナルドが何を描いたのか?を理解していくには、レオナルドが誰の影響を受けてきたのか?レオナルドやその周囲の画家たちがどんな作品を描いてきたのか?初期からの流れを順に見ていくことが、理解を深めるのに必要だと思うからです。ほんとにざっくり紹介しているだけなの
つたないブログをご訪問くださりありがとうございますおかげ様で励みになり心から感謝しています第12室は17世紀の画家の作品でカラヴァッジョとボローニャ派の作品が多くあります。自然主義カラヴァッジョがデビューした年アンニバーレカラッチはファルネーゼ宮のガレリア天井画でローマでの地位を不動のものにしました。アンニバーレの主宰するアカデミーで学んだ古典を踏まえた上の自然主義と様式美を折衷したボローニャ派は互いに影響し合いました。グイド・レーニを筆頭にラン・フランコ、グエルチーノ、ドメニ
ヴァチカン美術館のなかでいちばん好きなのは、やっぱりここかな。天井装飾に度肝を抜かれる、地図の間です。この長いギャラリーに一歩足を踏み入れると、いつも圧倒されてしまいます。間接照明の演出もうまいですよね。ずっと上を見ながら歩いていたい端から端まで120メートルあるそうです。とはいえ、地図も相当おもしろい1580年から85年にかけて描かれたフレスコ画で、当時のイタリアの様子を知ることができる貴重な資料でもあります。日本で伊能忠敬が測量して地図を描いたのは1800年から17年に
ヴァチカン美術館に続いてサン・ピエトロ大聖堂を見学します歴代の巨匠が手掛けた世界最大のカトリック聖堂だけあってここサン・ピエトロ大聖堂も世界中からの観光客で賑わってます【聖年の扉】サン・ピエトロ大聖堂の入り口一番右端の扉聖書の逸話が刻まれており25年に1度開閉されるクーポラ(大円蓋)(だいえんがい)はミケランジェロが設計しましたしかし完成したのはミケランジェロの死後で彼は完成した天蓋(てんがい)を見ることはできませんでしたミケ
◆『キリストの埋葬』の絵の豆知識ちょうど昨日ヴァチカン美術館の話を書いたので、(ローマ教皇のオープンカー)、来年2020年にそのヴァチカン美術館から来日を果たす予定のカラヴァッジョの絵について綴りたいと思います。つい先日、朝日新聞にこんな記事が出ました:カラバッジョ「キリストの埋葬」来日へ。(ちなみにこの朝日新聞のデジタル版は「カラバッジョ」としていますが、展覧会タイトルだけは「カラヴァッジョ『キリストの埋葬』展」となっています。朝日の統一表記で「ヴ」は「ブ」と表記す
こんにちはまっつんです今日は前回のローマ観光の続き2日目はイタリア人の友人たちにイチオシされたバチカン市国へ正直に言うと友人たちと話す前はバチカンって行ったほうがいいの?くらいに思ってました何気なく「バチカンって行ったほうがいいのかな?」と、イタリア人の友人に聞くと「バチカンなしでイタリアの歴史と芸術は分からない!」と、バチカンをスルーするなんてありえないと言わんばかりにおすすめされましたローマに来てバチカンをスルーすると言うことは奈良に行