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高校時代の話です。桜蔭に通っていた知り合いの女の子がいました。彼女とは、3年生のとき友人を通してある図書館の自習室で知り合いました。今日は、その桜蔭の彼女がやっていた「スピードぐるぐる勉強法」(←苦し紛れにネーミング)について書いてみたいと思います。彼女は優秀な桜蔭生の中でも極めて学力が高く、毎回の模試で志望校欄に「東大文Ⅰ」と書き、そして毎回のようにA判定を獲得していました(A判定以外取ったことがないと言っていたような・・・)。私は、いまと違い当時は人間の地頭(=先天
シーズン4までDlifeで見ていたドラマ。Dlifeが無くなったのはコロナが始まった頃だから、3年前かな?(本当に大好きなチャンネルだったDlife)Netflixで配信されてるので、当てはめよう!!と、S5から見始めたけど、完全に忘れてて…ちんぷんかんぷん😅S4から見直して、S6(ファイナルシーズン)まで見終わりました😊打ち切りで変な終わり方だったら嫌だな~と、S6はビクビクしながら見てたけど、しっかり完結されてて良かった。このドラマ、どの出演者にも共感できないꉂ🤣𐤔みんな問
本日は、司法試験の受験予備校で用いられている入門テキストの話をします。現在、4大予備校が用いている入門講座用のテキストは以下の通りです。①伊藤塾⇒入門講義テキスト②LEC⇒セブンサミット③Wセミナー(TAC)⇒デバイスネオ④辰已⇒入門テキスト(名称よく知りません・・・)名称はどうでもいいのですが、全てのテキストに共通の特徴は、とにかく無駄に分厚いことです。民法などの大部な科目では、1000ページ前後になると思います。こういった、テキストというより辞書といったほうがいい
当ブログの基本方針は、司法試験&ロースクール入試のレベルを過度に高く見積もらないこと、そういう嘘を言って自己満足に浸ったり、他の受験生を煽ったりしないことです。この点を重視していきたいと思っています。そういうコンセプトから、今回は近年の新司法験受験生&ロースクール生の勉強の目的意識の拡散について、おせっかいな指摘をしてみます。********************法学の勉強、あるいは勉強一般の「目的」は、試験という観点から分類すると、①試験に役に立つ勉強②試験に(少なくとも
注意司法試験まで半年を切っている方は、今はこの記事は絶対に読まないでください。初めて読む方は、試験が終わってから(受かってからor落ちてから)読んでください。なお、これから司法試験の受験を考えている方や、予備校の入門講座受講生、予備試験受験生、ロースクール受験生、そしてもちろんロースクール生には、むしろ積極的に読んで腹をくくっていただきたいです。********************以前、ロースクール進学のリスクというエントリーを書きました。そ
「買っておいて損はない」講座販売をお手伝いしているので、販売側の意見にはなってしまいます。そのため、その分を割り引いて読んでもらうことで良いのですが、どうしてもお伝えしておきたいのであえて書いておきます。熊野さんの講義は、ガイダンスのお手伝いをしているときに横で聴いているだけでも、「そういう条文の理解の仕方は確かにわかりやすく、かつ、記憶しやすい」ものなので、私の無料基礎講義でも説明の仕方を参考にさせていただきたいと思います。イラストに注目が集まりやすい講座ですが、「その真
社会人がロースクールに進学することのリスクは、よく話題になるところです。一部のロースクールには、仕事を続けながら夜間で通えるところもあります。その場合であれば、ロースクール進学のリスクは、もっぱらお金と時間だけということになりますから、意欲のある社会人なら積極的にチャレンジしてもよいのではないかと(個人的には)思います。しかし、仕事を辞めてロースクールに進むのは、間違いなく巨大なリスクです。一度失ったものは基本的に取り戻せません。現在のように転職が難しいご時世では尚更です。この
今日は雑談です。少し自分のことについて書きます。先日、弁護士の友人に、私が正直に未修入学者であることなどの事実を書いているにもかかわらず、未だに私の属性を知りたがる人が後を絶たないことをボヤいたところ、その友人曰く、「その気持ちも分かる気がする」「きっとみんな、そんなわけないだろ、って思ってるんですよ」ということでした。つまり、私の方法論は、未修ロー生の常識的レベルを遥かに超えており、経歴自体に嘘があると考えなければ、普通の受験生は納得できないものだということで
こんばんは、らみです。質問箱をゆるゆると再開しました。飽きるまでは開設していますのでゆるゆると質問してください。今日は、質問箱の中でもよくいただく質問についてお答えします。今後もブログでお答えすることがしばしばあると思いますのでよろしくお願いいたします。今日の質問はこちら!!なぜ一橋や東大ではなく京大にしたのか。これは本当によく聞かれます。入学したてのときに入学祝賀会というのがありまして、そこで有名教授の先生方とお話しする機会があったのですが、そのときも何回も聞かれまし
★このブログは、2011年7月から2012年12月まで本体部分が書かれ、その後、約11年にわたり断続的に加筆・修正を行ってきましたが、2023年12月をもって完全に終了しました。(2024年1月1日)********************ブログのおすすめエントリーを、50個選んで貼り付けておきます。・勉強法関係・司法試験・ロースクール関係・予備校関係・その他以上の4つのカテゴリーに分類しました。タイトルの文字を大きくしているエントリーは、おすすめのものです
あけましておめでとうございます🌅新年初のブログ更新です。みなさまはお正月どのように過ごされましたか?わたしはお正月は実家でゆっくり過ごすことができました🎍お笑いが大好きなのでお笑い番組を見尽くしました。これで期末試験に向けての充電はばっちりできました!さて、今日は京大ロー入試の成績開示方法をお伝えします。言われなくてもわかってるよ!という方はいいのですが、わたしは去年開示方法がわからなくていろいろエゴサしたのですが、結局見つからず、法科大学院の事務室に問い合わせました
司法試験の世界には、古くから「基本書か予備校本か」という争点があります。勉強のメインに据える教材をどちらにするのか、この点を巡って延々と議論が続いています。ロースクール時代になっても、この議論はたびたび耳にします。実際には、純粋にどちらか一方だけでよいとする「純粋基本書主義」や「純粋予備校本主義」のような立場もあれば、どちらか一方をメインにしてもう一方を辞書的に使用することを容認する折衷的な立場までいろいろありますが、この際細かいことはどうでもいいです。ようするに、(特に基本書主
途中から更新意欲がなくなってしまって、すっかりご無沙汰のこのブログですが、なんとなく春も近いので、司法試験でおすすめの入門講座・講師について、独断と偏見で比較検討してみます。司法試験受験界にいわゆる入門講座は4つあります。【注】このエントリーを書いた2012年から6年が経ち、2018年現在、司法試験予備校は群雄割拠の時代を迎えています。現在では下記の4つの「ハコモノ予備校」だけでなく、多数のネット予備校が存在しています。ここに書いた情報は、現在では完全に古くなってしまいました。
現在の司法試験対策に一行問題は必要でしょうか?一行問題(説明問題)という問題類型は、旧司の商法・訴訟法においてよく見られたものです。一部民法などにもあったものの、一行問題の大半は商訴からの出題でした(大昔の司法試験はほとんど全部が一行問題だったのでその時期のことは除きます)。事案処理型&論点型の出題だと、どうしても出題範囲がピンポイント型になりやすいわけですが、その点、一行問題は幅広い知識を横断的に聞くには格好の問題類型です。それゆえ、旧司時代を通じて一行問題が出題され続けていたの
【初学者向け/遅すぎた構成要件の実現】・遅すぎた構成要件の実現と早すぎた構成要件の実現とで混乱してしまう……・とりあえず論証を覚えたけれども、なぜそのように書くのかわからないで書いているから、どっちが一連一体の行為と書けばいいのかわからなくなることがある……など、うまく整理できていない方は、こちらの投稿をリポスト・いいね・ブックマークをしてください。いいね等があれば、解説動画を別途収録する予定です。この論点を検討する際に大切なのは、・行為の個数をどのように捉えるのか
あなたがテニスをしたことがないとします。完全な初心者であれば、普通はあまり上手くいかないはずです。ラケットの握り方・振り方からして最初は違和感ありまくりだと思います。サーブも入りませんし、レシーブに至ってはボールがどこに飛んでいくか保証の限りではありません。コートの中を駆け回りながらラリーの応酬を繰り広げるなんて、夢のまた夢です。テニスの初心者がテニスをするというのは、0歳の赤ちゃんがブロック遊びをするのと同じです。頭と体(行動)が全く連動しません。完全に行動において不自由な
司法試験講師のランキングをしてみました。インプット部門・アウトプット部門、それぞれ10点満点です。友人3名と私の計4名(受験生2名・新司合格者弁護士2名)で意見を出し合って評価を調整しました。どの講師を受講するか迷われている人がいたら参考にしてください。なお、個々の講師の評価自体は真面目にやっているつもりですが、所詮は忘年会の余興です。あまり真に受けて怒ったりするのはやめてください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【インプット部門】呉(伊藤塾)
講師紹介は今日で最後なので、最後に友人の講師を紹介させていただきます。以前、学校の勉強と試験勉強で、根源的に試験に強いタイプとして紹介した人です。総論的な勉強法、具体的な個々の方法論、いずれもこのブログの方針と99%同じです。このブログの内容に共感していただいていた方には、間違いなくどの講師よりもおすすめできます。まず、今まで何度となく同じことを書いてきましたが、もう一度だけ最後に書いておきます。試験に限らず、およそ何か物事を成し遂げるのに必要なことは、次の2つしかありません。
★今回のエントリーでは、受験界で通常用いられている一般的な意味であてはめという言葉を使っています。すなわち、論点解釈の上で立てられた規範に問題文の事実をあてはめる、という意味です(狭義のあてはめ)。このような狭義のあてはめは、司法試験の合否を決する最重要要素ではない、というのが今回のテーマです。一方で、あてはめの意味をより広く解し、あてはめとは条文に事実をあてはめること、と定義した場合、このような意味でのあてはめ(広義のあてはめ)は、司法試験の合否を決する最重要要素ということがで
1.民法の基本原則【☆☆】潮見・民法(全)120頁〜123頁。⑴〜⑶は知識のチェックを行っておきましょう。⑷〜⑸は論述例を参考にしていただき,答案作成練習を徹底しておきましょう。その際,論述例を覚えるのではなく,キーとなるフレーズを押さえるとともに,検討の手順を確認するようにしましょう。(1)権利能力の始期この問題については,「出生とともに私権の享有主体となる」(3条1項)を指摘した上で,未成年者であっても所有権に基づく物件的妨害排除請求が可能である旨を指摘できれば良いでしょう。(
伊藤塾の新司法試験部門の講師です。特に論文対策講義について、最もおすすめな講師のひとりです。伊藤塾でも一定の人気があるようで、たくさんの講座を担当されています。中でも、本試験分析講座が際立って良いです。論文の処理過程の部分、すなわち、・問題文から一定の生の主張が立てられるプロセス・一定の生の主張から条文が立てられるプロセスこういった、文字情報としての解答例には表れてこない思考過程の部分の説明が上手です。問題文の事情を使うスキルも高いです。「問題文にこう書いてあ
会場の真ん中に進み出て、右足を「ヒョイ」と上げる(→で、そのまま帰る)。ただそれだけの競技があったとします。右足をヒョイと上げる美しさ、俊敏さ、力強さ、滑らかさetc…競技者がどれだけ右足をヒョイと上げることに習熟しているか。競技の評価基準はだいたいそんなところでしょうか。いずれにしても、大した身体動作を要するわけではない、極めて単純な競技です。この、右足をヒョイと上げる競技で高い得点をあげるにはどのような練習をすればいいでしょうか。一番とはいわなくても、相対的に上位
ブログを始めてから1年半、途中中断した時期を除けば、実働期間は1年くらいでしたが、実質的な更新は今日で最後です。なお、このブログ自体は、今後も(Amebaが置いてくれる間は)消さずに残しておきます。これから先も、新しい教材が次々と出版されていくと思います。長い目で見れば、試験傾向はもちろん、制度自体も変わっていくことになるでしょう。ブログで書いた内容の多くは、十年も経てばそれなりに古くなっているだろうと思います。そこで、十年後にこのブログを読む受験生に対して、いくつかメッセージを残
今回は、司法試験(だけではなくて本当は全ての試験)における勉強の順序と基本の重要性、とりわけ、その順序が相対的に不可逆である、という点を指摘したいと思います。【日の丸のたとえ】司法試験の勉強と法学の勉強が、境界を接していることは間違いないでしょう。さらに、法学が司法試験を包含する関係にある、ということも一応はいえると思います。ただ、法学の勉強さえしていれば、それがそのまま司法試験の対策にもなるという考え方、すなわち「大が小を兼ねる」的な関係は、司法試験においては完全に
marimcreamさん、こんにちは!今年大学受験生の長女が中学生の頃から、大学受験の予習、思春期の子育ての参考として、長らく愛読しております。いつも更新ありがとうございます♪今回、初めてのメッセージです。こんにちはメッセージをありがとうございます。こんにちにゃちうちうちうちゆびしゃぶりならぬ、足の肉球しゃぶり中のモカですわが子の状況はこんな感じです↓⚫︎長女(地方公立トップ高文系)法学部志望⚫︎将来的には司法試験に挑戦したい・旧帝志望→共テが伸びず、本人希望で前
★「基本書か予備校本か」という愚問の続きです。基本書を読む(ならば)→司法試験に合格する。この命題は、受験界の有力説のひとつとして昔から根強く支持されています。ロースクール時代以降、この手の主張は以前より広く受験生の支持を集めるようになりました。しかしながら、基本書を読むことと司法試験に合格することの間に、まともな関係性はほとんどありません。全く関係がないとは言いませんが、少なくとも、基本書読み(≒インプット学習)をメインに据えるような勉強法が、試験合格の
⇒処理手順の進化史からのつづきです。前回、「紛争構造型」が処理手順(思考方法)として最善の方法論であると述べました。今回は、その思考をもとにした答案の書き方について、2つの型を提案します。【あてはめ一貫型】【1】あてはめ→【2】条文→【3】論点→【4】あてはめ型答案の書き方といっても、ここで別段特殊なことを書くつもりはありません。予備校の解答例のような一般的な答案の形をここで否定するつもりはありません。ここでは新たな型を提案するのではなく、既存の型の説明の仕方を
2.権利能力【☆☆】潮見・民法13頁〜14頁。いずれの設問も,Aの出生前に起こった出来事について,Aに効果帰属するかどうかが問われています。簡単な事例であったとしても,必ず時系列の整理を行いましょう。(1)権利能力の始期⑴については,「権利能力の始期」を示した上で,Aに権利能力がないことを簡単に確認のうえ,そのことから親権者であっても代理できないことを示せば足りる問題である。なお,権利能力の始期に関する特則があるが,⑴のケースではいずれも該当しない。このことも端的に指摘し
「U君の新たな挑戦が始まります。」先週U君にお会いした時に、あまり元気のない様子でした。29歳ですべてを手に入れたので、すっかり安定した生活を送っているようでしたが、なにか覇気のない感じでした。それから2日後に、私の妻と友人がU君とランチしたそうです。ちょっとご覧ください。このランチ会の時に、私の妻に話をしたそうです。「礼子さん、実は、僕は教える仕事がしたいんです。でも、どうしても踏ん切りがつかなくて・・・」帰宅した礼子さんが、私にその時の様子を話してくれました。投資
1日平均3時間未満しか勉強しない人。憲法の4人組を基本書にしている人。3段階審査論を使わないと司法試験に合格することができないと思っている人。高橋重点講義を読まないと司法試験に合格することができないと思っている人。基本書を各科目3冊以上通読したことがある人。判例百選を5色以上に塗り分けている人。すぐに教材を浮気する人。ロースクールの予習・復習に勉強時間のほとんどを費やしている人。ロースクールの教授の有難いお言葉は、しかし建前かもしれないという可能性