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キング・クリムゾンが解散から7年を経て復活しました。当初はバンド名がディシプリンとされていたのが、いつの間にかキング・クリムゾンになってしまっていたので、鳴り物入りの復活というインパクトはやや薄く、なし崩しの復活になってしまったというイメージでした。キング・クリムゾンそのものであるロバート・フリップ御大には、この前にクリムゾン事実上の復活と言われたリーグ・オブ・ジェントルメンの試みがあり、そちらは早々に終わってしまっていましたから、このディシプリンも同じようなものだろうと私などは思っていま
KingCrimson/Redキング・クリムゾン/レッド1974年リリース◆プログレッシヴロックの最終進化形であり未来への予言となった歴史的名盤◆ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブルーフォードの3人を核にレコーディングを行った、キング・クリムゾンの1970年代最後のスタジオアルバム。そのアルバムはライヴで培った超絶技巧の演奏力と即興から生み出される緊迫感、それでいて哀歌にも似たメロディがドラマティックに交差する、非の打ちどころのない威厳さと力強さが備わった究極のサ
クリムゾンにとって初のライヴ・アルバムとなった『アースバウンド』が発売されてから去る6月9日で50年。それを記念してシド・スミスのエッセイがDGMLiveで公開されていますが、そこそこ長い文章なので日本のホームページの方に訳を掲載しております。アースバウンド50周年–DGMDistributionJapandgmdj.jpここでは、『アースバウンド』のリマスター/エクスパンド・エディションが発売になった『セイラーズ・テールズ・ボックス』発表時に作成した「Sailor
KingCrimson/Lizardキング・クリムゾン/リザード1970年リリース◆透明感のあるメロトロンのサウンドが美しくも儚い新メンバーで挑んだサードアルバム◆離合集散を繰り返すプログレッシヴロックシーンにおいて、キング・クリムゾンほどメンバーが毎回代わり、アルバム制作がひとつのプロジェクトとなっているグループはほとんど無いだろう。ロック史上の残る大傑作『クリムゾン・キングの宮殿』で華々しくデビューしながらも、ツアー終了と同時に主要メンバーは脱退し、グループが一時瀕死の状態