ブログ記事231件
※再見してちょこっと訂正。〜「よくある話よ――、愛、殺人、和解……」〜第二次世界大戦の匂いが感じられるロサンゼルス、ベイ・シティ。老境に差し掛かった私立探偵フィリップ・マーロウは、大女優ドロシー・クインキャノンの娘であるミセス・クレア・キャヴェンディッシュから失踪した元愛人の映画監督ニコ・ピーターソンを捜すよう依頼を受けた。しかしながら、彼はひき逃げ事故で死亡していた。だが、クレアはその後に生身のピーターソンを目撃したという。半信半疑のまま調査を続けるマーロウはニコの妹リンと出会う。
2月5日はシャーロット・ランプリングの生誕78周年です。(1946年02月05日イギリス生まれ)それを記念して彼女の作品を紹介しています。■今日ご紹介するのは、シャーロットの初期代表作の1つです。『さらば愛しき女よ』(1975)監督ディック・リチャーズ共演ロバート・ミッチャム撮影ジョン・A・アロンゾ原作レイモンド・チャンドラー【あらすじ】私立探偵フィリップ・マーロウは、家出娘を両親に渡した現場を見ていた大男のムースから、かつての恋人ベルマを探してほしいと頼まれ
先日、YMOの高橋幸宏氏の訃報を知ったあと、80年代頃のレコードを見るとはなしに見ていました。80年代の前半は私にとって変化の大きい時代でしたから、その頃に影響を受けていたキーパーソンの死をきっかけに、思い出すことの多い1週間でした。先日、紹介したYMOのアルバム“浮気なぼくら”に遡ること1年前、南佳孝さんがニューヨークでレコーディングした“SEVENTHAVENUESOUTH”というアルバムがリリースされました。そのジャケットに使用されている写真がアメリカの画家エドワード・ホッパーの
【IfIwasn'thard,Iwouldn'tbealive.IfIcouldn'teverbegentle,Iwouldn'tdeservetobealive.】(強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。)byレイモンド・チャンドラー◇強さと優しさの本質これは、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『プレイバック』で、私立探偵フィリップ・マーロウが言った台詞です。ここにいう“強さ”
プレイバック(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon(アマゾン)233〜4,700円レイモンド・チャンドラー(村上春樹訳)『プレイバック』(ハヤカワ・ミステリ文庫)を読みました。このブログを以前よく書いていた時(もう8~9年前になりますか)、村上春樹によるチャンドラーの私立探偵フィリップ・マーロウものの翻訳はまだ刊行途中で、とりわけ話題を集めた『ロング・グッドバイ』は文庫で読んで紹介しましたが、『大いなる眠り』は、その時はまだ単行本しかなかったと思います。紹介できたのは
世の中、バランスというものが大切なのかもしれません。早く到着するために車のスピードを上げたら事故を起こした。試験に合格するために徹夜で勉強し続けたら試験中に寝てしまった。身体を強くするためにトレーニングし続けたらケガをした。それでは元も子もありません。////////「あなたのように強い(hard)人が、どうしてそんなに優しく(gentle)なれるの?」女は問いかけます。そして男は答えます。"IfIwasn't