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累代ブリード中の対馬産オオアオカミキリもう産卵が始まりました!羽化後十分に後食しなくても、すぐに交尾し、すぐに産卵することが分かりました。もちろん、産卵しているメス昆虫ゼリーやリンゴを与えています。さらに、今回の飼育で、オオアオカミキリは、クロトラカミキリと同じタイプ=すなわち、材の栄養状態によって、幼虫期が長短する、ということは分かりました。あとは「冬季に休眠し、長期間寒さを経験して休眠打破する」タイプか否かを確かめたいですね!休眠しないタイプのカミキリなら
先週土曜日、奈良のHYくんと信州に、ムラサキシタバの採卵用♀とクロウスタビガの採集をしに行きました。私はクロウスタビガはまだ見たことがなく、初挑戦です。HYくんによれば、ムラサキシタバのメスは、クロウスタビの時期に採れば、交尾している確率は高くなるとのこと。土曜日、雨が降りしきる生息地に着くと二手に分かれて18時少し前にライトを焚きました。焚いてすぐに私のライトにヤママユが飛来、「クロウスタビガか!?」と心を躍らせたましたが、残念!!ヒメヤママユでした・・・(^^;)
「ルリハムシ昆虫教室」は、12月21日(日)、年に一度の世界の昆虫標本大即売会「インセクトFan」(日本橋)に出展します!!今回はブース3卓!全国各地の美麗種・珍品が盛りだくさん!!16のコーナーを設けて販売します!!今回も、恒例の景品標本プレゼントのコーナーがあるよ!スクラッチくじで当たりが出れば景品の標本か割引券をプレゼント!①対馬の昆虫ーーーシロカミキリ充実!チョウセンシロカミキリ、タカサゴシロカミキリがズラリ、たくさん勢ぞろい!!他にツシマカブリモドキ、紫色
12/21(日)日本橋インセクトFanに出品する、北海道産ミヤマカラスアゲハ春型の標本を、現在、鋭意作製中です!(^_^*)今年6月の野外採集個体です!飼育個体じゃないよ・・・(^^;)まだ乾燥中、未展翅の三角紙標本も、たくさんありますが、一番の美男・美女がどれか楽しみです(笑)しかし・・・う~ん、こうして標本箱に並べて眺めてみると、やっぱり綺麗ですねー!!国蝶をミヤマカラスアゲハ春型にしても良いくらいです(笑)なんてことを言ったら、オオムラサキ愛好家の方には叱
もうシーズン開幕前間近です!5月からいよいよフィールドに出て、秋からの昆虫教室、9/23の大手町インセクトフェアに向けて、昆虫採集、その様子をビデオ撮影しなければなりません!標本を作るのなら、今のうちです。そこで毎日、冷蔵庫の虫をコツコツ展足、展翅中です。イボタガ・・・初めて展翅しましたが、ヤママユよりは筋肉が強くなく展翅しやすいですね。ミヤママイマイ・・・綺麗ですねぇ~前胸部の青が素晴らしい!カブリとはまた違った魅力があります。みなさんは、マイマイカブリはど
【乾燥を早め、なおかつ脂が出にくいオサムシ標本の作り方】~これからオサムシを始める少年少女・若い方々へ~オサムシやマイマイカブリの標本で困るのは、乾燥に時間がかかること、完成して時間が経つと標本から脂が出てくることですよね・・・(^^;)そんな悩みを解消する標本の作り方をご紹介します!「オサムシ」(川那部浩哉・監修、八尋克郎・編、2008、八坂書房)第4部オサムシの標本を作ろう(185pp~荒井充朗)にて、荒井充朗さんが、【体液を抜いて、乾燥を早め、な
大きくて美しく、人気があるオオアオカミキリ、捕まえたら、綺麗な標本にしたいですよね!私は昨年、いわゆるタトウ、脱脂綿の上で整形し、新聞紙を折って包み、重しをして乾燥させる方法で作りましたが、この方法だと乾燥の過程で狂いも出て、もっとピシッと綺麗に作りたいなぁ、と思っていました。そこで、オオアオカミキリなど大型種の展足の方法について、今年対馬で出会った、カミキリではベテランの兵庫の大塚さんに、ラインで画像を送って頂きながら、電話で解説して頂いたので、その方法をご紹介します!大塚さ