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久々に関東を離れて野球観戦の旅に出た、交流戦期間中最初の日曜日。通い慣れた球場で、座ったことのない席種にトライしてきた昨日の話をさせて頂く。乗り込んだのは東北新幹線。「桃色行脚」が北に向かう時は、目的地は大体ここ。4月以来今季二度目となる我がご贔屓イーグルスの本拠地、みちのく仙台の楽天生命パーク宮城である。青々とした天然芝のフィールドが眼前に広がるこの場所が、今回初トライしてきた未踏の席種。別日に撮った写真で位置を説明すると…2013年に、右中間、左中間フェンス
有形無形のさまざまな物事を一瞬で激変させ、今もなおその影響が色濃く残るあの未曾有の大災害から今日で丸13年。犠牲となった多くの方々へのご冥福と、未だ道のり半ばの被災地の1日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。今から11年前の2013年の同日、ひっそり産声を上げた当スタジアムは、本日2024年3月11日に開場11周年の記念日を迎えた。「なんでまたよりによってそんな日付を選んで……?」と問われることがたまにあるが、開業の諸手続きや工事の進捗によって定まった最短のオープン日がたま
今は野球暦的には「年の瀬」だと言い張り、世間の「1年のスタート!」感を完全に無視して1月に年末っぽく執り行っている桃色的シーズン回顧録。2023シーズンに現地で観戦した試合の振り返りの中編をお贈りする。⑦6月11日(日)●ファイターズ0-1タイガース○エスコンフィールド(セパ交流戦)2023シーズン最大の目標であった「北の大地の新球場詣で」は、6月の交流戦期間で実現。わりと淡白だった試合内容よりも、2日間にわたってあちこち徘徊した新球場のことばかりが思い出に
素晴らしい初夏のデイゲーム日和に誘われて、とか言いながらドーム球場だから天気関係なかったのだが、野球観戦に出掛けてきた昨日の休場日。通い慣れた球場で、ちょっと変わった未踏の新席種を試してきた話をさせて頂く。黄色い電車に揺られて向かった先は、1週間前に来たばかりのメットライフドーム。目下首位独走中のライオンズと、最下位独走中の我がご贔屓イーグルスという、チーム状況が対照的過ぎる対戦が組まれていたこの日。今季初のメットライフドームでのイーグルス観戦に、選んだ初体験の席種がこちら
日本の夏は、金鳥の夏ではなく「野球の夏」である。過ぎてしまえばあっという間のひと夏の野球を堪能すべく、昨日の休場日も桃色装備を引っ提げて野球場へ。酷暑の東京を脱出、針路は北に。やってきたのは今季三度目となるご贔屓犬鷲軍団本拠地、楽天koboスタジアム宮城。電光掲示にもある通り、カードはVSライオンズ。この日は毎年開催されている『夏スタ!』の目玉イベント、「TOHOKUGREENユニ」配布日という事で、切符はすでに完売。開場1時間前に現地に到着したが、既にTOH
セパ交流戦期間中の6月11日(日)に初めて訪れた北の大地の新球場、エスコンフィールドHOKKAIDO。ありすぎるほどに溢れかえっていた見どころの数々に浮かされて(そしてそれを端的にうまいこと文章化する能力がない桃色野郎ゆえ)、過剰なまでの分量で延々続けてきた北広島遠征記。その最終回は、初観戦の際に着席した席種の話をさせていただく。↓ここまでのあらすじ①道中編②コンコース編③スタンド編④観戦編⑤試合のない日編⑥内部潜入編席種の話の前に、余談を少々。
自分自身が球場に足を運ぶために、日曜を定休日にしている当スタジアムにとって、いつも持て余すのが月に一度ある貸切営業のスライドの月曜の休場日。そこにたまたま運よくプロ野球の日程が組まれていたら、そりゃ行くに決まっている。という事で遠征に赴いた今週月曜日の休場日の話をさせて頂く。向かった先はもちろんここ。4月以来の今季二度目となった、我がご贔屓楽天イーグルス本拠地Koboパーク宮城である。「桃色行脚」の裏テーマのひとつとして気まぐれに取り組んでいる、「通い慣れた球場の座
当スタジアムの野球徘徊活動『桃色行脚』において、謎の情熱を注いで野球的ライフワークとして取り組んでいるのが、「各地の球場の新しい席種、ちょっと変わった席種に座ろう」活動。活動開始の2013年から2021年までの9シーズンの間に試してきた「新席種・珍席種」は、14球場61種類となった(もうない席種や、そもそも席種じゃなかったり、ただの遊具なども含む)。各球団続々とチケット販売がスタートする中、席種選びの参考にしていただければ幸いと、そのリストの2021シーズン終了時点版を、つべこべ言わず
先日の日曜日に敢行し、見事な勝利を見届けた、今季四度目の我がご贔屓イーグルス本拠地Koboパーク宮城遠征。今回もまた未踏の新席種を試してきたので、その話をさせて頂く。※試合の模様はこちらその席種とは、一塁側の内野スタンドの外野寄りの上段にあるここ。「コカコーラボックスシート」という、その名の通りのボックス席種である。定員7名のボックスが、数えてみると全部で45ボックス並んでいる。お値段はこの日の価格で4500円/人。その7名ボックスは、それぞれこうなっている。
球界的暦もいよいよ大晦日。長いようで過ぎてしまえばあっという間だったシーズンオフの最後にだらだらとつづっている桃色的シーズン回顧録。2023シーズンに潜入調査を行った各地の球場の「ちょっと変わった席種」まとめ、その後編をお送りする。⑥『MASUCABANA』東京ドーム(23.07.24)チケット価格が安い都市対抗野球のタイミングで潜入に成功した、2023シーズン座った中で最も定価が高い席種(ジャイアンツ戦価格1試合12万/4名)。お値段にふさわしいラグジュアリーなボッ
春だ!野球だ!!遠征だ!!!と、上がりに上がったテンションに導かれるまま、1日に4つの球場で4試合を観戦するという無謀な遠征を敢行してきた、日曜日の休場日の話をさせて頂く。久々に乗った西へと向かう青い新幹線で、やって来たのはこの球場。ツタの葉もまだ芽吹いていない阪神甲子園球場……ではない。ご存じの通り、センバツはもう終わっているし、家主タイガースはまだ帰ってきていない。せっかく来たからただ記念写真を撮りに寄っただけである。この日最初の目的地は、この甲子園球場がある阪
辛く長かった野球のない冬の間に溜めこんだ鬱屈を一気に発散すべく、未踏だった憧れの球場を目指して今季初遠征を敢行した、昨日の休場日の話をさせて頂く。朝6時などという、居酒屋稼業の人間からすればほぼ「夜中」と言える時間に起き出して、乗り込んだのは西へと向かう青い新幹線。東京からおよそ3時間半をかけて、やって来たのはこの球場。兵庫県神戸市須磨区の丘の上にある、ほっともっとフィールド神戸である。正式名称は「神戸総合運動公園野球場」。旧名称は「グリーンスタジアム神戸」「Yahoo
セパ交流戦真っ只中の6月11日に敢行した、北の大地の新球場への初遠征。ウキウキで赴いたテンションに引きずられて過剰なまでに詳細にレポートしているため、既にここまでで大量に稿を費やしているわりに、内容はただ道を歩くだけや球場内の通路の話のみだったが、第3回にしてようやく新球場のメイン機能の部分の話をさせていただく。↓ここまでのあらすじ①道中編②コンコース編はじめて訪れた球場では(可能であれば)必ず立ってみる、バックネット裏スタンド最上段から撮った写真で、まずはエスコン
野球のある日常の尊さ、ありがたさを改めて思い知らされることとなった激動の2020シーズンも、終わりが見えてきた。去り行く野球の季節を惜しむように、久々に出勤前の時限観戦に出掛けてきた、本日日中の話をさせて頂く。平日真っ昼間のガラガラの電車に揺られて向かった先は、今年はほとんど都内から出ない暮らしをしていたため、かなり久々に足を踏み入れた神奈川県の、県央に位置するこの球場。海老名運動公園野球場である。保土ヶ谷や相模原、大和など、立派な地方球場が多い野球どころ神奈川県だ
先の日曜日の仙台遠征の話をしつこく続けさせて頂く。夏祭り、観覧車と野球関係ない話を続けてきたが、Part3にしてようやく話題は球場内に移る。この日のカードはVSマリーンズ13回戦。17時プレイボールのナイトゲームであった。この試合は、イーグルスのサマーユニの配布試合初戦であり、そのユニフォーム回収を主目的としてかなり早い段階から遠征予定を組んでいたのだが、今年に関しては思わぬ形の超先行で手に入れていたので、その話はばっさり割愛。席種が非常に豊富なko
『桃色行脚』の裏テーマとしてひっそりと取り組み続けていたら、気付けばいつの間にか主題のひとつとなっていた、各地の球場のちょっと変わった席種巡り。我々席種マニアにはありがたいことだが、毎年のように各地の球場で生まれる新席種。そのうちのひとつ、今春誕生したてほやほやの未踏の席種にトライしてきた、火曜日の臨時休場日の話をさせて頂く。新席種の香りに誘われて、やって来たのはこの球場。目下2017年のオフからスタートした足掛け4年にわたる大改修工事の真っ只中で、来るたびに眺めが変わって
先週の金曜日に今季初めて足を運んだ、読売二軍・三軍本拠地読売ジャイアンツ球場。オフの間に様々なリニューアルが施されたこの球場だが、一番の(個人的)目玉といえば、新席種の誕生であろう。各地の球場のちょっと変わった席種に目がない桃色野郎。さっそく鼻息も荒くトライしてきた、そのできたてほやほやの新席種の話をさせていただく。『新型コロナ』禍以前は全席自由だったジャイアンツ球場だが、昨季の有観客開始と同時に全席前売指定制に。今季はそこからさらに一歩踏み込み、スタンド内を全部で5種
日米の大学代表の熱戦を楽しんできた、先の日曜日の神宮球場。実はその試合でも未踏の新席種を試してきたので、簡単に紹介させて頂く。わりと色々な席種を試してきている神宮球場において、とっくに体験してそうで実は初となった席種がこちら。一三塁両方の内野スタンドのど真ん中に位置するボックス席種、『Pontaシート』である。誕生は2011年と、わりと歴史のあるボックス席種なのだが、プロ野球開催時は超人気席種ですぐに売り切れ、学生野球開催時は当日発売のみなので早起きしないと買えずで
弁当屋に一番乗りを果たした、という話ではない。日曜日に敢行した今季初遠征、ほっともっとフィールド神戸のオープン戦の話の続きをさせて頂く。※前編はこちら今回の遠征で初めて訪れたほっともっとフィールド神戸。次にいつ来られるか分からないし、オープン戦でチケットも割安だしと、席種を奮発してみた。それがここ。チケットに記載されていたのは「0段」という未だかつて見たことない列番号だった、「スーパーエグゼクティブ指定席」である。見ての通りのバックネット裏の最前列で、5名1列の
今季で10年目に突入した桃色行脚。その中で最も多く行った球場の、最も多く買ったチケットは、間違いなく東京ドームの立見自由。当スタジアムからドアtoドアで最速ラップ13分という抜群の地の利を誇る東京ドーム。出勤前や仕事中抜けでふらりと出かけ、立見チケットで入場してちらっと試合を眺め、配布物をもらって店に戻る、という頭のおかしい観戦スタイルを、これまで何度繰り返してきただろうか。そんな我が庭のごとく愛した東京ドームの、それこそサブスク感覚で選んでいた立見自由という席種を奪い去った新型コロナ
気付けば残り4週間を切った、2016年のプロ野球レギュラーシーズン。今季最後(多分)の遠征に赴いた、先日の日曜日の話をさせて頂く。やって来たのは今季五度目の杜の都。ご贔屓楽天イーグルス本拠地、毎度お馴染み楽天koboスタジアム宮城である。最近、意欲的かつ気まぐれに取り組んでいる「通い慣れた球場の座った事ない席種に座ろう」活動。席種の宝庫であるkoboスタはその活動にうってつけで、今季もここまで「外野ピクニックボックス(芝)」や「エキサイティングフィールドシー
「桃色行脚」の中で不定期気まぐれに取り組んでいる、「通い慣れた球場の座った事ない席種を試そう」活動。その中で、「いつか天気が悪い時に試そう…」と密かに目論んでいたとある席種に念願叶って初潜入を果たしてきた、申し分のない悪天候であった昨日の休場日の話をさせて頂く。小雨の中向かった先は、東京湾岸のこの球場。今季初の、つまり改名後初となるマリーンズ本拠地、「ZOZOマリンスタジアム」である。この日の千葉市の天気予報は曇り時々雨であったが、実際の空模様は「時々雨」なんて
日本で一番好きな球場は、楽天生命パーク宮城だ。高校までを過ごした地にある、ご贔屓イーグルスの本拠地だからというのはもちろんだが、毎年のようにアップデートを重ね、今季時点でおよそ70種もの席種を擁し、珍席種マニアを魅了し続けてくれる「席種の宝庫」っぷりも、大きな理由である。先日の休場日の今季最初で最後の仙台遠征でも、もちろんぬかりなく未踏の新席種を潜入調査してきたので、ここに簡単に紹介させていただく。今回初潜入を果たしたのはこちら。『AsahiCHAMPIONSB
意図的に天邪鬼なことをしようと思ってのことではなく、まったくの偶然の産物なのだが、『海の日』に山(長野)に行ったのに続き、今度は『山の日』に海の方で野球観戦を楽しんできた、先日の休場日の話をさせて頂く。久々に乗った京急の赤い電車で、やって来たのはこの球場。横浜DeNA二軍本拠地、横須賀スタジアムである。2年ぶりに足を運んだ動機のひとつが、この新施設の見物。ベイスターズの新二軍施設、『DOCKOFBAYSTARSYOKOSUKA』である。同市内の長浦町に
野球観戦における個人的趣味のひとつとして、長年にわたって精力的に取り組んでいる、各地の野球場のちょっと変わった席種への潜入調査。まだ3回しか球場に足を運んでいない今季だが、すでに3月中にふたつ、未踏の席種にトライしてきたので、簡単に紹介させていただく。ひとつ目は、『WBC2023』東京ラウンド最終日、侍ジャパン以外の4か国の試合を観戦に行った3月13日の東京ドーム。2021年オフから22年開幕前にかけて行われた、総額100億規模の大規模リニューアル工事によって数多く生まれた
さまざまな野球興行が開催される球場であり、当スタジアムから2駅隣という抜群の地の利もあって、この10シーズンで100回以上足を運んでいるご近所球場、東京ドーム。そんな勝手知りまくりの東京ドームは、昨オフに過去最大規模の改修工事を実施し劇的リフレッシュ。超大型メインビジョンやリボンビジョンを新設、エントランスやコンコースも刷新されたほか、新しい席種も複数誕生。新規&珍奇な席種に目がない「珍席種愛好家」を自称するものとして、虎視眈々と機会を狙っていたその東京ドームの新席種ひとつに、先週のホ
野球の季節の本格到来に浮かれまくり、イースタン春季教育リーグとオープン戦観戦で、6日間のうちに4つの球場を訪れたここ最近。公式戦に比べてチケットが取りやすく、なおかつ安いオープン戦期間を活用し、当スタジアムの野球観戦的ライフワークである「未踏の新席種トライ」に、ふたつの球場で続けざまに励んできたので、簡単に紹介させていただく。今季最初の席種体験調査の場となったのは、3月18日(金)にライオンズVSスワローズのオープン戦で訪れた、メットライフドーム改めベルーナドーム。2017
列島を縦断した台風の影響で、東京も終日雨模様となった日曜日。そんな外出意欲の湧かない休日は、家でごろごろしながらTVで野球観戦が一番…などという怠惰な誘惑に負けることなく、雨の中出掛けた球場でごろごろしてきた休場日の話をさせて頂く。やって来たのは、列島が雨雲に覆われた中で、中止を免れた3つのドーム球場のうちのひとつ。狭山の丘のメットライフドームである。この日ここにやって来た理由は、まだ見ぬ未踏の新席種を試すためであった。それがこちら。三塁側内野スタンドの最上段に
トヨタ自動車の7年ぶり二度目の優勝で幕を閉じた、今夏の第95回都市対抗野球大会。出場各企業が用意してくれるチーム券のおかげで、涼しい東京ドームでの社会人野球の熱戦を無料で楽しめる素晴らしいコンテンツだが、お金を出して買うチケットだと普段のプロ野球開催時にはなかなか座れないような席に座れたりするのも、密かな魅力だったりする(個人的見解)。そんな機会を席種マニアの桃色野郎が逃すはずもなく、今大会でも東京ドームの未踏の新席種を試してきたので、簡単に紹介させていただく。訪れたのは当
先週14日に敢行した、今季最初で最後の仙台遠征。長年にわたってひとかたならぬ愛着と愛情を抱き続けている楽天生命パーク宮城。それはもちろん我がご贔屓イーグルスの本拠地だからだが、もうひとつ理由がある。各地の球場の「ちょっと変わった席種」に潜入することを野球的ライフワークにしている者にとって、毎年リニューアルを繰り返し、今季時点で60を超えるバラエティに富んだ席種を誇るこの球場は、席種欲(?)を刺激してやまない、最高の環境なのである。ここ数年、『内野指定A』などのスタンダードな席に座っ