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2013年の3月11日に神田の飲み屋街の片隅に人知れず誕生した当スタジアムは、今年の同日で開場丸11年を迎えることができた。人の時間で言うならば、オギャーと生まれた子がもうこの春小学6年生になった、というくらいのそこそこ長い時間、夜逃げ廃業の憂き目を見ることなく存続できているわけで、そう考えると時の流れの重みを改めて実感させられる。そんな長い時間を支えてくださった多くの野球ファンの皆様へ、当スタジアムからのささやかな感謝を示すべく開催した周年記念イベント『SUPER桃魂FESTA202
有形無形のさまざまな物事を一瞬で激変させ、今もなおその影響が色濃く残るあの未曾有の大災害から今日で丸13年。犠牲となった多くの方々へのご冥福と、未だ道のり半ばの被災地の1日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。今から11年前の2013年の同日、ひっそり産声を上げた当スタジアムは、本日2024年3月11日に開場11周年の記念日を迎えた。「なんでまたよりによってそんな日付を選んで……?」と問われることがたまにあるが、開業の諸手続きや工事の進捗によって定まった最短のオープン日がたま
球界的暦もいよいよ大晦日。長いようで過ぎてしまえばあっという間だったシーズンオフの最後にだらだらとつづっている桃色的シーズン回顧録。2023シーズンに潜入調査を行った各地の球場の「ちょっと変わった席種」まとめ、その後編をお送りする。⑥『MASUCABANA』東京ドーム(23.07.24)チケット価格が安い都市対抗野球のタイミングで潜入に成功した、2023シーズン座った中で最も定価が高い席種(ジャイアンツ戦価格1試合12万/4名)。お値段にふさわしいラグジュアリーなボッ
当スタジアムの年末(野球暦基準)の風物詩、桃色的シーズン回顧録。今回は当スタジアムが野球的ライフワークと位置づけ、謎の情熱を持って長年取り組み続けている「各地の球場のちょっと変わった席種」潜入調査まとめ。2023シーズンにトライした全部で9席種を、前後編に分けて振り返ってゆく。①『クラフトカウンター指定席』東京ドーム(23.03.13)2023シーズンの「席種始め」は、東京ドームの『WBC2023』非日本戦。全席自由で内野のみ開放だったこの日のスタンド内で、座ってい
年の瀬も差し迫ってきた1月最終盤(野球暦基準)に、備忘録的にだらだらつづっている桃色的シーズン回顧録。今回は2023年に参加した、試合じゃない野球関連のイベントなどをざっと振り返ってゆく。①1月23日(月)『ベイスターズ新ホームユニ&スローガン発表会』横浜ブルク13(横浜みなとみらい)うまいことチケットが取れたので足を運んだ、みなとみらいの映画館で行われたベイスターズの新ユニフォーム発表会。ちなみにちょうど本日(1/29)、今度はみなとみらいの船上で行われた今季の新
グレゴリオ暦ではなく野球暦に則って暮らしている末端野球人として、球界的年末である1月にだらだらと進めている年の瀬恒例行事、桃色的シーズン回顧録。2023シーズンに球場で観戦した試合の振り返り、後編をお送りする。⑬7月17日(月)●マリーンズ2-4イーグルス○ZOZOマリンスタジアム17時プレイボールの半分デイゲームのような酷暑のナイトゲームだった、海の日のZOZOマリン。中継ぎ陣が踏ん張って見事な逆転勝利を収めた我らがイーグルス。勝ち投手でお立ち台に呼ばれた
今は野球暦的には「年の瀬」だと言い張り、世間の「1年のスタート!」感を完全に無視して1月に年末っぽく執り行っている桃色的シーズン回顧録。2023シーズンに現地で観戦した試合の振り返りの中編をお贈りする。⑦6月11日(日)●ファイターズ0-1タイガース○エスコンフィールド(セパ交流戦)2023シーズン最大の目標であった「北の大地の新球場詣で」は、6月の交流戦期間で実現。わりと淡白だった試合内容よりも、2日間にわたってあちこち徘徊した新球場のことばかりが思い出に
2024年ももう明けて3週間強が経過し、新年ムードなどとっくに消え去っているが、野球を暦に暮らす民である我々にとって、1月は球春到来直前の「歳末」である。そんな野球的年の瀬に備忘録的に毎年行っている、桃色的シーズン回顧録。まずは現地で観戦した試合から、2023シーズンの桃色行脚を振り返ってゆきたいと思う。①3月13日(月)○オーストラリア代表8-3チェコ代表●②3月13日(月)○韓国代表22-2中国代表●東京ドーム(WBC20231stラウン
おそえも〜ん、貫さんっす!今回もネチケットに気をつけてがんばりますっ、キラリン☆ノノまずは最近ハマってるやつ宝焼酎ハイボールのコラボ岩下の新生姜割り、限定らしいですんでもうあまり売ってないかもしれませんが…ただ、現場の者に話したらそれではなく岩下の新生姜の汁の焼酎割り既に作って飲んでるよって、今度試してみますわ。なんてね、いや~今回はハッシュタグに岩下の新生姜ってつけたんですけどまさかまさかの〜岩下食品の社長さんからフォローされちゃいました~ビックラコンコン!!
おそらく今年最後となる野球場での生観戦を楽しんできた、12月3日(日)の休場日の話をさせていただく。南行の京浜東北線に揺られ、やって来たのはこの球場。6月の交流戦以来半年ぶりに訪れた、横浜スタジアム。師走のこの球場を舞台に開催されたのはこちらのイベント。横浜スタジアム開場45周年を記念したスペシャルイベント『YOKOHAMASTADIUM45thDREAMMATCH』である。まるっきりの余談だが、1978年3月竣工の横浜スタジアムは、1978年2月生まれ
当スタジアム開場の2013年以降、毎年欠かさず参加している11月下旬の球界恒例行事、通称「ファン感」。といっても、一般的な「どこか特定の球団の」というわけではなく、少ない年で1、多い年だと4球団の「行けるところのどこかに」という特殊なスタイルでだが、全球団のファンクラブの会員であるのだから、どこであっても参加資格はあるはずだ。いまだ参加したことない球団も多いが……。そんな「ファン感行脚」も11年目となった今季は、控えめに(?)2球団にのみ参加してきたので、その話を簡単にさせていただ
先週末に突如降ってわいて球界に激震が走った、我がご贔屓イーグルス内で起きたとされるショッキングな事件に、本日夕刻ひとつの結論が出された。それと時を同じくして、「店主がイーグルスファンらしい」とどこからか聞きつけたメディアからの取材依頼が、結構な数舞い込んできた。当スタジアムの密かな犬鷲推しが、知らぬうちに認知されつつあるのは喜ばしいことだが(でもこんなことで実感したくはなかった…)、すべてお断り申し上げた。理由は…①ただの場末の小さな居酒屋のオヤジが、犬鷲ファンの代表ヅラして
去る11月12日(日)、大阪・玉出のスポーツバー『Area26』さんにお招きいただいたイベントで、コロナ前以来4年ぶりに訪れた関西の地。せっかく久々に出かけるのだから単一の用事じゃもったいない!、という生来の貧乏性をいかんなく発揮し、大阪着からイベント開始時刻16時までのおよそ4時間のあいだに無理やりねじ込んできたいくつかの野球の話をさせていただく。頑張って早起き(当社比)して新幹線に乗り込んで、午前中のうちに大阪入り。新大阪駅からわき目もふらずまっしぐらに向かったのは、京セラ
普段の本拠地である東京神田の飲み屋街の片隅を飛び出し、およそ400キロ離れたはるか遠方の地で1日限りの出張営業をしてきた、昨日の話をさせていただく。コロナ禍中は全然遠征に出られず東京近郊に引きこもりっぱなしだったため、実に4年ぶりに乗車した青い新幹線で箱根の関も大井川も越え、向かった先は大阪市西成区の……いい味醸し出しまくりの玉出本通商店街の中にある……関西マリーンズファンの聖地、スポーツバー『Area26』さん。こちらにお邪魔するのもコロナ禍前の2019年以来4年ぶりだ。
10月14日にZOZOマリンとマツダスタジアムで開幕した2023年のポストシーズンは、11月5日の京セラドームでの岡田監督の胴上げをもって閉幕。当スタジアムにとっては11回目のポストシーズン。今季も多数の野球ファンの皆様にご来場いただき、大盛況のうちに無事に完走を果たすことができた。もちろんポストシーズン進出6球団のファンの皆様が中心だったが、シーズン最後の大一番を見届けようというそれ以外のファンの皆様にも多数ご来場いただき、連夜華やかだった当スタジアム場内。対戦両チームの
シーズンも終わりが見えてきたこの時期になってようやく「個人的ホーム開幕戦(そして多分最終戦)」を迎えることができた、9月19日(火)の休場日の話をさせていただく。今年初めて乗車した新幹線の針路は北。向かった先は直近18年間毎年必ず一度は足を運んでいるゆえすごくおなじみの場所、だけど何度目かの「はじめまして」となるこの球場。旧名称は県営宮城球場、改めフルキャストスタジアム宮城、改めクリネックススタジアム宮城、改め日本製紙クリネックススタジアム宮城、改め楽天koboスタジアム宮城、改め
8月15日に足を運んだ、ベルーナドームでのイースタンリーグ公式戦。世間はお盆時とはいえ、やはり二軍戦。ましてや10時30分プレイボールという特殊事情もあってか、好きな席選び放題だったのをいいことに、1試合で2種類のちょっと変わった席種を試してきたこの試合。前回紹介した『auじぶん銀行フィールドビューフロント』と行ったり来たりしながら観戦した、もうひとつの席種を簡単に紹介させていただく。1試合2席種欲張りチャレンジのふたつめの席種はこちら。3席種が設定されているベルーナド
大自然に抱かれた球場で早起き野球に興じてきた、お盆ど真ん中の8月15日(火)。…といっても、草野球に参加したわけではない。午前10時30分プレイボールの、ベルーナドームでのイースタンリーグ公式戦に観戦に足を運んだのである。およそプロ野球らしからぬ開始時刻の理由は、この日のベルーナドームはデイゲームで二軍戦、18時から一軍戦とダブルヘッダーが組まれていたから。ちなみにカードは昼夜ともライオンズVSイーグルス。世の中的には全然早朝じゃないかもしれないが、夜の街の住人的には午前中は早
トヨタ自動車の7年ぶり二度目の優勝で幕を閉じた、今夏の第95回都市対抗野球大会。出場各企業が用意してくれるチーム券のおかげで、涼しい東京ドームでの社会人野球の熱戦を無料で楽しめる素晴らしいコンテンツだが、お金を出して買うチケットだと普段のプロ野球開催時にはなかなか座れないような席に座れたりするのも、密かな魅力だったりする(個人的見解)。そんな機会を席種マニアの桃色野郎が逃すはずもなく、今大会でも東京ドームの未踏の新席種を試してきたので、簡単に紹介させていただく。訪れたのは当
7月の海の日に今季初めて足を運んだ、千葉幕張のZOZOマリンスタジアム。ここ数年で席種の選択肢がかなり増えたこの球場だが、その中で今季誕生したばかりのぴっかぴかの新席種のチケットが取れて潜入を果たしたので、簡単にレポートさせていただく。その新席種があるのはフロア4(2階席)。今回初潜入を果たしたのは、『OGAWAキャンプBOX』と名付けられたボックス席種。遠景でその位置を説明すると……フロア4の三塁側ダグアウト直上あたりに2ブロック設置されている。写真左隣は
海の日らしく海の方へ出向き、とある夏祭りを楽しんできた7月17日(月)の休場日の話をさせていただく。目指す祭りの会場は千葉市美浜区の東京湾岸。ZOZOマリンスタジアムで開催される、『BLACKSUMMERWEEK』と題された夏祭り。今季で3年目となるマリーンズのサマーイベントだ。ユニは毎年買っているが、現地参戦は今回が初となった(先日の東京ドーム主催を除く)。上掲の写真はようやく日が傾いてきた試合中に撮ったもの。17時プレイボールという薄暮ですらないナイトゲームだっ
少し前の話になるが、当スタジアム休場日にうまいこと日程が組まれていてくれたおかげで、久々に我がご贔屓イーグルスの二軍戦を観戦してきた7月10日(月)の話をさせていただく。平日真昼間の空いた電車に揺られてやって来たのはこの球場。青い空にネイビーとライトグリーンのカラーリングが映える、ファイターズタウン鎌ヶ谷スタジアム。ちょうど1年ぶりにやって来たので、今季リニューアルされた外壁のレジェンドたちにはお初にお目にかかる。鎌スタといえば、浅からぬ(だが決して深くもない)ご縁が続
6月下旬から7月上旬にかけて立て続けに観戦した、東京ドームでの『鳥の祭典』3連発。1試合まるまる観戦できた前編の鷹編に続いて、ほんのちょっとずつしか観ていない残り2試合の鷲編鴎編をお送りする。②『鷲の祭典』7月4日(火)イーグルスVSバファローズ『鳥の祭典』第2弾は、『鷹の祭典』の翌週に行われた我がご贔屓イーグルス主催の『鷲の祭典』。個人的に勝手にそう呼んでいるだけで、正式名称は『楽天スーパーナイター』。新型コロナ禍で3年間の休止を経て、晴れて4年ぶりに復活を果た
6月下旬から7月上旬にかけて東京ドームで立て続けに観戦した、ジャイアンツじゃないチームの、奇しくも鳥のチームの主催試合3試合を、まとめて紹介させていただく。①『鷹の祭典』6月26日(月)ホークスVSイーグルスすっかり初夏の東京ドームの風物詩的イベントとして定着した、ホークスの『鷹の祭典in東京』、通称『東京鷹祭』。熱心なホークスファンでもないのに、初開催の2012年から昨年まで9回開催された『東京鷹祭』すべてに参加しているのだが、対戦相手の内訳は、ライオンズ、マ
もう1ヵ月も前に終了した今季のセパ交流戦。商売優先で試合に合わせて営業予定を組んでいたので、現地に足を運んで観戦できたのはわずか2試合。ひとつは、この1ヵ月ばかり過剰なまでにだらだらとつづってきたエスコンフィールドHOKKAIDOのファイターズVSタイガース。あともうひとつは、雨天中止分がブレイク期間中に振り替えられた6月19日(月)の横浜スタジアム、ベイスターズVSファイターズ3回戦だ。ベイファンの方であれば即座に「ああ、あの試合か……」とピンとくるであろう。勝てばその瞬間にセパ
セパ交流戦期間中の6月11日(日)に初めて訪れた北の大地の新球場、エスコンフィールドHOKKAIDO。ありすぎるほどに溢れかえっていた見どころの数々に浮かされて(そしてそれを端的にうまいこと文章化する能力がない桃色野郎ゆえ)、過剰なまでの分量で延々続けてきた北広島遠征記。その最終回は、初観戦の際に着席した席種の話をさせていただく。↓ここまでのあらすじ①道中編②コンコース編③スタンド編④観戦編⑤試合のない日編⑥内部潜入編席種の話の前に、余談を少々。
なんせうなるほどにネタが豊富だったがために、いつ果てるともなく延々続けている6月の北広島遠征記。試合のない日に訪れた遠征2日目の後半戦。出来立てほやほやのエスコンフィールドの内部奥深くに潜入してきた話をさせていただく。↓ここまでのあらすじ①道中編②コンコース編③スタンド編④観戦編⑤試合のない日編潜入といっても、ルパンやキャッツアイ的な非合法な手段などではもちろんない。球場オフィシャルの『スタジアムツアー』に参加したのである。試合のない日に
6月中旬に敢行した北広島の新球場、エスコンフィールドHOKKAIDOへの初遠征。見どころ満載の球場そのものをじっくりと見物するためには、試合のある日とない日の両方で行くべきだろうと、3連戦最終日の日曜と移動日で試合なしの月曜の2日間で組んだ遠征の、2日目6月12日(月)の話をさせていただく。↓ここまでのあらすじ①道中編②コンコース編③スタンド編④観戦編初日は当日移動で新千歳空港から直行だったが、2日目は宿泊地札幌から電車でエスコンフィールドへ。その道中
あまりに楽しく斬新だったので、過剰なまでに事細かにレポートしているエスコンフィールドHOKKAIDO初遠征記。ここまでワンプレイはおろかひとりの選手も出てきていないので、「こいつほんとに野球見に行ったのか……?」と疑われているかもしれないが、もちろんちゃんと野球も見てきた。ということで今回は主に試合中の話をさせていただく。↓ここまでのあらすじ①道中編②コンコース編③スタンド編エスコンフィールドを訪れた6月11日(日)はセパ交流戦期間中の二度目の日曜日で、行われ
セパ交流戦真っ只中の6月11日に敢行した、北の大地の新球場への初遠征。ウキウキで赴いたテンションに引きずられて過剰なまでに詳細にレポートしているため、既にここまでで大量に稿を費やしているわりに、内容はただ道を歩くだけや球場内の通路の話のみだったが、第3回にしてようやく新球場のメイン機能の部分の話をさせていただく。↓ここまでのあらすじ①道中編②コンコース編はじめて訪れた球場では(可能であれば)必ず立ってみる、バックネット裏スタンド最上段から撮った写真で、まずはエスコン