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本論文は、PGT異常胚移植(異数性胚3個)の2個から健常児誕生(双子)に至った症例報告です。FertilSteril2025;124:1016(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2025.06.033要約:妻42歳と夫49歳の夫婦は、7回妊娠、5回出産(男児3名、女児2名)しました。娘1名が溺死事故によって亡くなってから女児出産を希望し、PGT-Aを行いました。初回採卵で正倍数性男児胚が1個得られました。2回目の採卵で異数体女児胚が3個得られました(NGS
今日はシリーズ3作目、モザイク胚についてです。前回は、「染色体は細胞の中に存在し、PGT(着床前遺伝学的検査)では通常5個ほどの細胞を解析する」という点についてご説明しました。さて、染色体が細胞の中にあるということは、細胞ごとに染色体の状態が同じとは限らないということを意味します。🧬トリソミーとモノソミー通常の染色体は1番から22番までの常染色体が2本ずつと性染色体(XXもしくはXY)の46本から構成されますが、トリソミーとは染色体が3本あること、モノソミーとは染色体が1本し
体外受精において着床前遺伝学的検査(PGT-A)が広く用いられるようになり、胚の染色体状態が詳しく分かるようになりました。その中で頻繁に見つかるのが「モザイク胚」です。モザイク胚とは、正常な細胞と染色体異常をもつ細胞が混在している胚のことを指します。これまでは移植を避けられることも多かった胚ですが、近年、モザイク胚から健康な赤ちゃんが生まれる例が多数報告され、その評価が大きく変わりつつあります。本論文は、胚が持つ「染色体異常を減らす、あるいは整理する力(ploidycorrection)」に
こんにちは、愛群生殖医療センターです😊台湾は、10月6日が中秋節で祝日でした台湾の道端では、BBQをしながらお月見をする習慣があるのですが、みなさまどのようにお過ごしでしたか?前回のブログ(Part1)では、「モザイク胚」とはどんな胚なのかまた、PGT-A検査でどのように分かるのかについてお話ししました。今回はその続きとして、「モザイク胚は移植できるの?」「成功することはあるの?」という皆さまからのご質問にお答えしていきます💡🔹モザイク胚にも“自分で治す力”がある?モザイク胚(